ブスに花束を。(ブス花)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ブスに花束を。』(ブス花)とは、作楽ロクによる少女漫画。2016年から2022年まで『ヤングエース』(KADOKAWA)にて連載された。自らをブスと自虐する高校生の田端花(たばたはな)が、憧れのヒロイン気取りで浮かれていたところを、スクールカースト上位でイケメンと評されている上野陽介(うえのようすけ)に目撃されたことから距離が縮まっていく学園ラブコメディである。ラブコメディでありながらも、主人公は自虐系喪女の高校生という斬新な設定が話題を呼んでいる。

花のクラスメイト。
華やかでさわやかなルックスに加えスポーツ万能で、誰にでも優しく親切に接する。
常に周囲に人が集まってくるタイプで、女子からの人気が非常に高く、告白されることも多い。
しかし実際の恋愛経験は乏しく、彼女がいた経験もない。
中学時代はバスケ部に所属していたが、高校は帰宅部で放課後はお好み焼き屋でアルバイトをしている。
高校入学後、中学の頃にはなかった教室の花瓶にある生花のことが気になっていたが、ある朝早く登校した際に、余った生花を髪に挿して悦に入っている花を見て声をかける。
花瓶の花を毎日活け替えている人にずっと会いたいと思っており、その正体が花であることが判明して以降、積極的に花と会話するようになり、無自覚に恋愛感情を抱くようになる。
弟の上野圭介(うえのけいすけ)と非常に仲がいい。

鶯谷すみれ(うぐいすだにすみれ)

花のクラスメイト。
クラス1の美少女で、誰にでも優しい癒し系キャラクターとして周囲から愛されているものの、計算高く腹黒いという裏の顔も併せ持つ。
その目立つ容姿ゆえに多くの男子からモテているが、なかでも一切下心なく自分に接してくれた陽介に好意を寄せている。
同時に陽介と親しそうにしている花の存在を疎ましく感じるようになり、なんの計算もなく親密になっていく花をライバル視しながらも、心優しい花の人柄は認めている。
女友達からは「うぐちゃん」との愛称で親しまれている。

五反田鉄男(ごたんだてつお)

花のクラスメイト。
陽介の中学時代からの親友。
大柄で屈強な体型をしており、柔道部に所属。
喜怒哀楽の感情を出さないため何を考えているかわからないが、非常に洞察力があり、すみれの裏の顔も見抜く。

新橋努(しんばしつとむ)

花のクラスメイト。
すみれに片思いをしており、日頃からモテるための研究を欠かさない。
中学時代は地味であか抜けない外見から周囲に見下される日々を過ごしていたため、高校入学を機にイメチェンを試みて、高校デビューを果たす。
「恋愛マスター」を自称しているが、恋愛経験ゼロのため墓穴を掘ったり空回りすることが多い。
地味な花には全く興味がなかったが、陽介を通じて花の人柄を知り仲良くなる。

大塚彩華(おおつかさやか)

花のクラスメイト。
25話で花たちのクラスに編入した転校生。
陽介と鉄男とは同じ中学の出身であり、気心の知れた間柄。
小麦色の肌に派手なメイクを施したギャルで、いつも明るい。
社交性も非常に高く、コミュニケーション下手な花ともすぐに親しくなる。

上野圭介(うえのけいすけ)

陽介の弟で、小学生の男子。
家の前で狼狽えていた初対面の花を不審者扱いし、即通報するなど判断力と行動力に優れている。
花の誠実な人柄を認めており、互いに何かあった場合には2人で行動する機会も多く見られる。
数年前、母にプレゼントする花を陽介と買いに行った時、笑顔で応対してくれた律子に一目ぼれし、それからたびたび花屋に立ち寄っている。

赤羽慎弥(あかばねしんや)

39話で陽介のバイトの同僚として初登場し、41話で花の中学3年時のクラスメイトと判明。
中学時代は花と共に美化委員を務める。
一見明るく愛想の良い少年だが、常に人の顔色を伺ったり、空気の読み方に悩む不器用な性格をしている。
中学時代、友人同士でやっていたゲームの成り行きで本心ではないが花のことを「ブスじゃん」と言ってしまった経験があり、その事をずっと謝罪したいと思っている。

神田律子(かんだりつこ)

圭介の想い人で、上野家近所にある神田生花店の店主。
アラサー独身女性で、彼氏は長らくいない。
明るく活発な性格。
小学生の圭介のことは全く意識していない。

黒川千夏(くろかわちか)

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