作りたい女と食べたい女(漫画・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『作りたい女と食べたい女』とは、ゆざきさかおみによって描かれた漫画、及びこれを原作としたテレビドラマ作品である。女性同士の恋愛をテーマにした作品で、女性らしさに縛られることの苦しみを食べ物に絡めて描いている。
「作りたい女」野本ユキと、「食べたい女」春日十々子の出会いから、セクシュアリティに向き合うまでの過程などを描いた繊細ながらも芯のある力強い作品だ。

深夜のフルーツサンド

ある日突然、春日から「フルーツサンドを作らないか」と誘われた野本は、「何それ楽しそう」とすぐに乗り気になる。野本の部屋にあった絵本の料理を再現しようと決めた2人は、共に買い出しに行く。フルーツサンドを食べたいという理由での出来事かと思いきや、春日が「野本ともっと一緒にいたい」という理由から誘い出したのだと判明した。
同じマンションの住人というだけでなく、春日が野本に好意を寄せており、意識していることが分かる名シーンだ。

『作りたい女と食べたい女』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

漫画の注意事項が印象的

『作りたい女と食べたい女』の原作の漫画には、セクシュアリティに関する注意事項が記載されている。自身のセクシュアリティに悩む当事者たちの心のケアを最優先に考えたもので、作者の気遣いや難しい題材に挑む覚悟を感じ取ることができる。

春日十々子を演じるために増量した西野恵未

西野恵未は、春日を演じることが決まった当時、芝居は未経験であった。しかし、春日というキャラクターを演じ切るために体重を増やすという非常にストイックな一面を見せ、本人のファンはもちろろん、原作のファンからも称賛された。

keeper
keeper
@keeper

目次 - Contents