Ado(アド)とは【徹底解説まとめ】

Ado(アド)とは、ボカロPや絵師とのコラボで楽曲を制作する、現代を代表する歌い手である。2020年にユニバーサルミュージックから「うっせぇわ」をリリースしメジャーデビューを果たす。一曲の中で様々な種類の声色、声質を使いこなす特徴的な表現力で、若い世代を中心に人気となった。デビュー後もヒット曲を連発し続け、2022年にリリースした「新時代」では、日本の楽曲として初めて、Apple Music内にあるデイリーチャート『トップ100:グローバル』の1位を獲得した。

2021年10月28日リリース。テレビ朝日系木曜ドラマ 『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』 主題歌。ユニークなワードを連発し、同作中に登場する主人公の想いと連動して現代社会へ切り込む、Adoらしい一曲となっている。
Billboard JAPANではチャートイン42週目にして自身4曲目となる累計再生回数1億回を突破した。

『永遠のあくる日』

2022年3月14日リリース。ホワイトデーにリリースされたこの楽曲は、2021年2月14日のバレンタインデーにリリースした「ギラギラ」のアンサーソングであり、作詞・作曲のてにをは、MVの沼田ゾンビは当時と同じ組み合わせ。
YouTubeでは公開から1ヶ月で350万回再生を記録した。

『リベリオン』

2022年9月19日リリース。橋本環奈主演の映画『カラダ探し』挿入歌。ロック調で爽快感のある仕上がりになっているが、Adoの歌声がプラスされることによって「リベリオン」の意味である反抗や反乱の要素が表現されている。
2022年9月26日付けのYouTube動画再生週間ランキングでは216万回再生で7位を獲得した。

『行方知れず』

2022年10月10日リリース。映画『カラダ探し』の主題歌であり、Adoが尊敬してやまないと公言している椎名林檎によって書き下ろされた。
Adoの声を初めて聴いた時の椎名林檎は「なんと理想的などら猫声なんだ」とコメントを残しており、さらに25年前にAdoがいたら自身のアルバムである『無罪モラトリアム』は「全部彼女に歌ってもらっただろう」とも発言している。
YouTubeでの再生回数は配信開始から1ヶ月で300万回再生を突破した。

アルバム

『狂言』

1. レディメイド
2. 踊
3. ドメスティックでバイオレンス
4. FREEDOM
5. 花火
6. 会いたくて
7. ラッキー・ブルート
8. ギラギラ
9. 阿修羅ちゃん
10 .心という名の不可解
11. うっせぇわ
12. マザーランド
13. 過学習
14. 夜のピエロ

2022年1月26日、待望のファーストアルバムとしてリリース。
オリコンチャートにてデイリー・週間ともに初登場1位を獲得するなどさまざまな記録を打ち立てた。

『ウタの歌 ONE PIECE FILM RED 』

1. 新時代
2. 私は最強
3. 逆光
4. ウタカタララバイ
5. Tot Musica
6. 世界のつづき
7. 風のゆくえ
8. ビンクスの酒

2022年8月10日リリース。Adoは映画『ONE PIECE FILM RED』に登場する歌姫・ウタの歌唱パートを担当し、中田ヤスタカや秦基博などの豪華アーティストが同作のために楽曲を提供した。
その中でも「新時代」は国内外の音楽チャートで最高70冠を達成した。

Adoの代表曲とミュージックビデオ(MV/PV)

うっせぇわ

言わずもがな、世間にAdoを知らしめたデビュー作で、同時に代表作でもある。
一曲を通して大人や社会に対してのアンチテーゼとして仕上がっており、「うちに秘めていた思いとか今まで思ったことをそのまま吐き出しているありのままの自分を見せたい」と語ったこの楽曲は、歌詞に「現代の代弁者は私やろがい」とあるように若い世代が抱える悩みや辛さに直接突き刺さったと言える。
まだ社会経験がない女子高生であるAdoが歌うからこそ、大人の「当たり前」が作り出す社会に対しての若い世代の不安や絶望がありのままに表現されている。

新時代(ウタ from ONE PIECE FILM RED)

映画『ONE PIECE FILM RED』に登場する世界の歌姫・ウタの歌唱をパートを担当したAdoは、劇中歌を含めて全7曲を作中で披露している。
その中でも「新時代」はApple Music内の世界で最も再生されている曲のデイリーチャートである『トップ100:グローバル』において1位を獲得した。これは日本の楽曲では初の快挙であり、Adoは世界の歌姫として新しい時代を切り拓いた。

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