光とともに…〜自閉症児を抱えて〜(漫画・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『光とともに…~自閉症児を抱えて~』とは2000年より『フォアミセス』にて連載していた戸部けいこによる日本の漫画、及び2004年に日本テレビ系列でドラマ化放送された作品である。同年、第8回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞している。
主人公・東光(あずま・ひかる)は知的障害を伴う比較的重度の自閉症児。ごく普通のサラリーマン家庭で生まれたものの、自閉症がまだ浸透していなかった時代ゆえの困難や主人公とともに家族が成長する姿を作者の綿密な取材に基づき描写している。
光の7歳年下の妹。東家の長女。
名前の由来は出産中に「カノン」が流れていたこと、「花のような子が訪れた」という意味で花音と名付けられた。
七月町保育園卒園後、七月小学校に就学し学童保育に所属。同時期にトランポリンを習い始めた。
幼少期は光と一緒に見ていたテレビ番組の影響で言葉遣いの悪さが目立ったが、小学校入学後はほぼなくなっている。
東 貴子(あずま たかこ/演:高橋 惠子)
雅人の母、光の祖母。
光からは「東おばあちゃん」と呼ばれる。幸子へのいびりをしていた反面で、そのことに自己嫌悪を抱いている一面もある。
社交ダンスが趣味。社交ダンス教室で知り合い、かつてのパートナーだった奥村さんには心を許しており、互いに悩みを相談し合う。彼が家守をする小淵沢の別荘にも度々足を運んでいる。
西山家(幸子の実家)
西山 裕子(にしやま ゆうこ/演:金沢 碧)
幸子の母、光の祖母。
母は高血圧の持病が有り、狭心症で入院・手術と退院を繰り返している。一人娘の幸子のことを嫁いでからも大事に思い、幸子が雅人と険悪になり離婚覚悟で光と家出したときには、夜中突然やってきた娘と孫を温かく迎え入れた。
幸子の父
父は定年退職し隠居生活中。趣味は釣り。
幸子が雅人と険悪になり離婚覚悟で光と家出したときには、夜中突然やってきた娘と孫を温かく迎え入れた。
光の友達と保護者
小山田 太陽(おやまだ ひろあき)
福祉センターで出会った光と同じ年の自閉症児。傘の柄への執着が有る。
太陽の母
一家で米販売店を営む自営業。話し言葉は関西弁。
福祉センターで知り合って以降、幸子にとってよき理解者であり、相談相手になっている。
中島 萌(なかじま もえ)
光と保育園で出会う。面倒見がよく、高いビルに登っていった光を心配して追いかけたことがある。
将来の夢は保育士だったが、小学校卒業時には看護師を目指すことに。
中島 久子(なかじま ひさこ)
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目次 - Contents
- 『光とともに…〜自閉症児を抱えて〜』の概要
- 『光とともに…〜自閉症児を抱えて〜』のあらすじ・ストーリー
- 光の誕生と夫との別居
- 保育園での偏見と客観
- 小学校入学と妹の誕生
- 障害への理解と光の成長
- 中学入学と祖母の転機
- 『光とともに…〜自閉症児を抱えて〜』の登場人物・キャラクター
- 東家
- 東 光(あずま ひかる/演: 齋藤 隆成(小学校入学前まで:仲條 友彪))
- 東 幸子(あずま さちこ/演:篠原 涼子)
- 東 雅人(あずま まさと/演:山口 達也)
- 東 花音(あずま かのん)
- 東 貴子(あずま たかこ/演:高橋 惠子)
- 西山家(幸子の実家)
- 西山 裕子(にしやま ゆうこ/演:金沢 碧)
- 幸子の父
- 光の友達と保護者
- 小山田 太陽(おやまだ ひろあき)
- 太陽の母
- 中島 萌(なかじま もえ)
- 中島 久子(なかじま ひさこ)
- 金沢 信明(かなざわ のぶあき)
- ござる君
- 田中 海七太(たなか かなた)
- 先生・専門家
- 新井先生
- 大沢先生
- 広川 由美(ひろかわ ゆみ)先生
- 吉沢校長
- 青木 繁(あおき しげる)先生
- 郡司先生(演:片桐 はいり)
- 『光とともに…〜自閉症児を抱えて〜』の用語
- 自閉症
- 福祉センター
- 『光とともに…〜自閉症児を抱えて〜』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 雅人「光の父親として生きてみたい」
- 幸子「大きくなったら明るく元気に働く大人になります」
- 『光とともに…〜自閉症児を抱えて〜』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 作者の逝去
- テレビドラマ化
- 『光とともに…〜自閉症児を抱えて〜』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:RYTHEM「万華鏡キラキラ」