パズルボブル(Puzzle Bobble)のネタバレ解説・考察まとめ

『パズルボブル』(Puzzle Bobble)とは、1994年にタイトーから発売されたアーケード用アクションパズルである。後にスーパーファミコンや3DOなどの家庭用ゲーム機や、ゲームギア、ワンダースワンなどの携帯型ゲーム機に移植されている。4方向レバーとボタンで発射台を操作し、同じ色のバブルを3個以上つなげることで、配置されている泡を消していくゲームである。バブルは左右の壁に反射するため、シンプルでありながらテクニックが必要。

『パズルボブル』の概要

『パズルボブル』(Puzzle Bobble)とは、1994年12月21日にタイトーから発売されたアーケード用アクションパズルゲームである。後にスーパーファミコンや3DOなどの家庭用ゲーム機や、ゲームギア、ワンダースワンなどの携帯型ゲーム機に移植されている。2001年以降は携帯電話ゲームとしても配信されており、音声会話やオンライン対戦への対応、ディズニーアニメのキャラクターを使用したものなど様々なバリエーションが配信された。

本作は、主人公である泡吐きドラゴンの「バブルン」および「ボブルン」を操作し、4方向レバーとボタンで発射台を使って同じ色のバブルを3個以上つなげることで、配置されている泡を消していくゲームである。バブルは左右の壁に反射するため、シンプルでありながらテクニックが必要。

アーケード版は、ゲーム誌『ゲーメスト』の企画「第9回ゲーメスト大賞」において、1995年度のベストアクション賞5位と編集部特別賞を獲得した。また、ゲーメストムック『ザ・ベストゲーム2』(1998年)では、「名作・秀作・天才的タイトル」と認定された「ザ・ベストゲーム」に選定されている。

『パズルボブル』のゲームシステム

同じ色を合わせて泡を消す

『パズルボブル』の基本的な遊び方は、あらかじめ配置されている泡めがけて発射台を調整し、同じ色の泡を3つ以上そろえて消すというものである。発射台の高さまで泡が降りてくるよりも先にすべて消してしまえばクリアである。

第1作の『パズルボブル』は全30面の1人プレイ&3試合2回勝利の2人対戦プレイ式になっており、2人で対戦する2P対戦がある。
プレイヤーは4方向レバーとボタンで発射台を操作する。レバー左右または上で発射角を調整し、ボタンでバブルを発射。面にはあらかじめバブルが配置されており、バブル同士が触れると接着(斜め上左右、真横左右、斜め下左右の最大6方向)、同じ色のバブルを3つ以上つなげると消滅する。また消滅によって天井からのつながりから外れたバブルも一緒にフィールド下に落とすことが可能。
バブルは左右の壁に当たるとピンホールのように跳ねるため、バブルの隙間を抜けて大量に泡を消したりすることもできる。

1人プレイと対戦プレイでゲーム要素が大きく異なり、1人プレイ時はブロック崩しの要素が強いが、対戦時はバブルを4個以上消すたびに相手側のフィールドへ下から追加バブルが送られる『ぷよぷよ』に似たシステムとなっている。なお、対戦では天井が存在せず、一定数発射すると一段分のバブルが新たに追加される。

『パズルボブル』の登場人物・キャラクター

主人公

バブルン

『バブルボブル』『パズルボブル』シリーズの主人公である泡吐きドラゴン。バブルンは1プレイヤー側のキャラクターである。
Nintendo Switch版の『パズルボブル エブリバブル!』では、もともとは人間だったが魔法で泡はきドラゴンの姿に変えられてしまったという設定がある。
明るくて活発。能天気だが強い正義感を持っている。

ボブルン

主人公である泡吐きドラゴン。ボブルンは2プレイヤー側のキャラクターである。
Nintendo Switch版の『パズルボブル エブリバブル!』では、もともとは人間だったが魔法で泡はきドラゴンの姿に変えられてしまったという設定がある。
内向的でクール。背伸びして大人ぶっている。

シリーズ作品のキャラクター

クルルン

Nintendo Switch版の『パズルボブル エブリバブル!』に登場。
コロロンの双子の姉。泡はきドラゴンの姿をしているが、もともとは人間。
体を動かすのが好きで元気いっぱいな女の子。

コロロン

Nintendo Switch版の『パズルボブル エブリバブル!』
クルルンの双子の妹。泡はきドラゴンの姿をしているが、もともとは人間。
おっとりとした性格でマイペースなのんびり屋。

『パズルボブル』の用語

特殊バブル

スーパーファミコン版、3DO版、ゲームギア版、ワンダースワン版などに登場する、特殊効果が付いたバブル。

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