ハレ婚。(おかわり!)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ハレ婚。』とは、2014年から2019年にかけて『週刊ヤングマガジン』に連載された青年漫画であり、作者はNONである。2022年には続編である『ハレ婚。おかわり!』が連載された。また、同年に朝日放送テレビにて実写ドラマが放送された。
『ハレ婚。』は一夫多妻制、ハーレム婚(ハレ婚)が導入された街を舞台としたラブコメディーであり、女性も楽しめるお色気シーンがたっぷりの作品である。久しぶりに地元に帰ってきた主人公の前園小春は、伊達龍之介の第3夫人としてハレ婚家族の一員となる。

大津ハッサク

大津ハッサク

第1夫人・ゆずの弟。みかんとは双子であり、よく似ている。大津家唯一の男児であり、姉妹と同様に整った容姿である。

大津れもん

大津れもん

大津家の末の妹。ギャルっぽさがあり、ハッサク、みかんよりもゆずに似ている。

『ハレ婚。』の用語

ハレ婚

日本で唯一、一夫多妻制が認められた特区の街でのみ成立するハーレム婚のこと。北つばめ市の市長である第1夫人・ゆずの父親が推し進める政策であるが、なかなか浸透していない。女性からは批判が多いが、ハレ婚当事者たちは楽しんでいることが多い。
ハレ婚条例にはいくつかのルールがある。1家庭に妻は4人までとする、助成金を支給する、住宅支給がある、結婚または離婚の際には家族全員の承認(サイン)が必要、といったルールが挙げられる。ちなみに、豪邸から追い出された伊達一家が暮らす古民家は、住宅支給によって貸し出された住居である。

第1夫人・第2夫人・第3夫人

伊達家の3人の妻。第1夫人であるゆずは、結婚条件として自分が第1夫人になることを挙げており、常に第1夫人である。

ハレコング

北つばめ市公認のハレ婚推奨キャラクター。龍之介がハレコングの着ぐるみバイトを行ったこともある。

『ハレ婚。』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

小春の嘆き

小春が嘆いているシーン

小春が嘆いているシーン。第1夫人のゆずはもちろん、第2夫人であるまどかもモデル並みのスタイルであるため、小春は非常に劣等感を抱えている。ハレ婚は、大人のラブコメディーであるため、このような女の子の嘆きシーンなども多くみられる。何事にも直球勝負な小春が嘆いている姿に、クスッと笑ってしまうようなシーンである。

まどか「龍之介さんは私のすべてだもの」

まどか「龍之介さんは私のすべてだもの」

第2夫人・まどかが第3夫人・小春に対していうセリフが「龍之介さんは私のすべてだもの」である。まどかがいかに龍之介のことを大切に思っているかが伝わってくる。
一見ミステリアスに見えるまどかだが、龍之介への想いは誰よりも強く、常に龍之介のことを一番に想って行動している。同時に嫉妬心や独占欲も強く、はじめのうちは第3夫人として選ばれた小春に対して、きつい態度をとってしまうこともしばしば。また、龍之介の弾くピアノへの思い入れも非常に強い。

龍之介「小春ちゃんを救えるのは僕だけ」

龍之介「小春ちゃんを救えるのは僕だけ」

両親が経営していた喫茶店の借金が発覚し、路頭に迷う小春に対して龍之介が放ったセリフが「小春ちゃんを救えるのは僕だけ」である。龍之介の過剰なほどの自信が滲み出ているシーンでもある。
しかし、予想以上に前園家が抱えていた借金が多く、小春の借金を返すために、伊達家は豪邸を売り払い古民家で暮らすことになってしまう。

龍之介「愛し続けるために結婚している」

Shouhei_kanaie5
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@Shouhei_kanaie5

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