ハレ婚。(おかわり!)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ハレ婚。』とは、2014年から2019年にかけて『週刊ヤングマガジン』に連載された青年漫画であり、作者はNONである。2022年には続編である『ハレ婚。おかわり!』が連載された。また、同年に朝日放送テレビにて実写ドラマが放送された。
『ハレ婚。』は一夫多妻制、ハーレム婚(ハレ婚)が導入された街を舞台としたラブコメディーであり、女性も楽しめるお色気シーンがたっぷりの作品である。久しぶりに地元に帰ってきた主人公の前園小春は、伊達龍之介の第3夫人としてハレ婚家族の一員となる。

伊達ゆず(だてゆず)

旧姓大津ゆず。26歳の第1夫人。Iカップの巨乳ギャルであり、派手な外見であるが、家事全般が得意であり面倒見もよい。たまに方言(訛り)がでることがあり、見た目とのギャップがある。また伊達家で運転免許を取得しているのは、第1夫人のゆずのみであるため、運転も担当している。伊達家で一番の年長者ということもあってみんなのお姉さん的な存在であり、他の妻よりも余裕が感じられる。ただし、音痴であることがコンプレックスのようだ。
美人でセクシーさも兼ね備えており、龍之介にも匹敵する色気がある。お色気だけではなく、男性を立てたり、時には叱ったりと状況に応じて夫への接し方を変える、いわゆるデキる妻である。また、まどかや小春の揉め事を解決したりと、一家のまとめ役でもある。
父親は北つばめ市の市長であり、3人の弟妹を持つ長女であるため、頼りがいがある。父親いわく「理想の嫁」である。

伊達まどか(だてまどか/演:浅川梨奈)

伊達まどか(だてまどか)

旧姓西條まどか。21歳のクール美女であり、モデルのようなスタイルのよさを併せもつ伊達家の最年少。ミステリアスな雰囲気を持っており、大人びて見える。伊達家の家計管理と龍之介のマネジメントを行なっている。龍之介とは10代の頃からの付き合いであり、龍之介に対しては非常に従順である。小春は「忠犬まど公」「無愛想おすましクイーン」などと名づけている。
家庭のなかでは、洗濯を担当しているシーンが目立つ。第1夫人・ゆず、第3夫人・小春と異なり、和服を着ているシーンが多くみられることも特徴のひとつだ。
「龍之介さんは 私のすべてだもの」というセリフからもわかるように、龍之介の全てを肯定し、愛している。売春や堕胎など暗い過去を持っていることが、物語のなかで徐々に明らかになる。

その他の人物

松橋うらら(まつはしうらら/演:なえなの)

松橋うらら(まつはしうらら)

小春が経営する喫茶店でアルバイトとして働いている高校3年生。ピュアな見た目で、可愛らしい印象があり、みんなから愛されている。本人は大学への進学を希望していたが、農家の一人娘であるため、両親からはお見合い結婚を迫られている。うららには、別に想い人がおり、進路や恋愛で心が日々揺れ動いている。

ジョー(演:小野塚勇人)

ジョー

第1夫人ゆずの幼馴染。ゆずとは高校生のころからの付き合いであり、家族ぐるみで仲が良い。一時期はまどか、龍之介、ゆず、ジョーの4人で同居生活を送っていたこともある。逮捕され3年6ヶ月の服役生活を過ごしていた。

前園哲郎(まえぞのてつろう/演:渡辺いっけい)

画像左の白髪を束ねている男性が前園哲郎

前園小春の父。喫茶店を妻の直子と経営していたが、体調を崩し入院している。実家の借金のために、小春がハレ婚を選択したと考えており、小春のハレ婚に反対している。

前園直子(まえぞのなおこ/演:宮地雅子)

画像の中央にいるショートカットの女性が前園直子

前園小春の母。夫である前園哲郎とともに喫茶店を経営している。女好きな夫にも目を瞑り、小春の選んだ決断を応援する良き妻・良き母である。

大津一基(おおつかずき/演:喜矢武豊)

大津一基(おおつかずき)

第1夫人・ゆずの父親であり、北つばめ市の市長。ハレ婚を推進している。熱い男であり、婿である龍之介のことを気に入っている。

大津みかん

大津みかん

第1夫人・ゆずの妹。ハッサクとは双子であり、ショートカットがトレードマーク。ゆずに似て整った顔立ちであり、可愛らしい。

Shouhei_kanaie5
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@Shouhei_kanaie5

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