Steve Gadd(スティーヴ・ガッド)の徹底解説まとめ
Steve Gadd(スティーヴ・ガッド)とは、アメリカ出身の世界を代表するドラマー。1984年にドラムやパーカッションについて取り上げる雑誌、『モダンドラマー』で殿堂入りを認められ、名実ともに業界でトップのドラマーの地位を確立する。ヴァン・マッコイ、ポール・サイモン等数多くのアーティストとのツアーやレコーディングを行っている。
他にも自身の名前を使ったバンド「Steve Gadd Band」での活動も行っており、彼の演奏技術を最大限生かした多くの名曲を生み出している。
2016年リリース。
[CD]DISC 1:
1. Green Foam
2. Cavaliero
3. Africa
4. Way Back Home
5. Bye Bye Blackbird
6. Desu
7. Oh, Yeah!
8. Them Changes
[DVD]DISC 2
1. THE WINDUP
2. THE LONG WAY HOME
3. GREEN FOAM
4. CAVALIERO
5. AFRICA
6. DUKE'S ANTHEM
7. WAY BACK HOME
8. BYE BYE BLACKBIRD
9. SLY BOOTS
10. DESU
11. OH, YEAH!
12. THEM CHANGES
13. Family and Friends Interview
14. Steve and Rick Marotta
15. Rochester International Jazz Festival promotion
Steve Gadd(スティーヴ・ガッド)本人が70歳を迎えた記念コンサートが収録されたアルバム。
DVD2枚とセットになっていて、インタビュー映像なども収録されている。
70歳になってもその音楽的魅力は衰えを見せず、深みと落ち着きを加えて、また新たな音楽を生み出している。
Chinese Butterfly
2017年リリース。
Disc 1
1. Chick’s Chums
2. Serenity
3. Like I Was Sayin’
4. A Spanish Song
5. Chinese Butterfly
Disc 2
1. Return to Forever (feat. Philip Bailey)
2. Wake-Up Call
3. Gadd-zooks
Chick CoreとSteve Gaddの初の2枚組スタジオアルバム。
『Chinese Butterfly』というアルバムのタイトルは、楽曲からにじみ出る稀有な美しさ表している。
Chick CoreとSteve Gaddは長年集中的に共演することを望んでおり、このアルバムでそれがかなった。
Steve Gadd Band
2018年リリース。
1. I Know, But Tell Me Again
2. Auckland By Numbers
3. Where's Earth?
4. Foameopathy
5. Skulk
6. Norma's Girl
7. Rat Race
8. One Point Five
9. emporary Fault
10. Spring Song
11. impanogos
Steeve Gadd Band4枚目のアルバム。
作品全体を通して、より感覚的で繊細な次元でのグルーブのクオリティに重点を置いたアルバム。
音楽的な観点でとても完成度の高いアルバムになっている。
At Blue Note Tokyo
2021年リリース。
1. Where's Earth?
2. Doesn't She Know by Now
3. Timpanogos
4. Hidden Drive
5. Walk With Me
6. One Point Five
7. Way Back Home
8. Rat Race
9. Watching the River Flow
10. Foameopathy (Bonus Track For Japan)
2019年12月16日から18日まで行われた、「Steve Gadd Band」のBlue Note Tokyoでのライブの演奏が収録されている。
伝説的アメリカ人ギタリスのトDavid Spinozza(デヴィッド・スピノサ)をむかえ、とても豪華なキャストでの演奏となっている。
Steve Gadd(スティーヴ・ガッド)の代表曲
Aja
「Aja」は、ロック・バンド、スティーリー・ダンの楽曲。1977年にABCレコードからリリースされたアルバムに収録されており、そのままアルバムタイトルに使用された。
このアルバムは同バンドの中でもベストセラーとされている。
その中でもこの曲はSteve Gaddのドラムソロに対して大きな称賛を得ており、彼がドラマーとしての絶対的地位を獲得する第1歩となった演奏。
50 Ways to Leave Your Lover
アメリカのシンガーソングライターのPaul Simon(ポール・サイモン)の楽曲。
彼自身の4枚目のスタジオアルバムに収録されており、アルバムタイトルにはこの曲名がそのまま使われている。
1975年12月にリリースされて以降、彼の代表的楽曲として高く評価されている。
この楽曲ではSteve Gadd(スティーヴ・ガッド)の魅力的なドラムのリフが繰り返されるのが特徴。その多彩なテクニックがこの楽曲をさらに高次元へと導いている。
Nite Sprite
1976年にリリースされたChick Corea(チック・コリア)の代表曲。
チック・コリアのエレクトリックピアノの演奏とスティーヴ・ガッドのドラムの掛け合いが魅力的。
チック・コリアから絶大な信頼を得ているスティーヴ・ガッドによる印象的なドラムさばきがこの曲にアクセントを加えている。
Steve Gadd(スティーヴ・ガッド)のミュージックビデオ(MV/PV)
Way Back Home
2015年にアメリカのロチェスター州で行われた「Rochester Jazz Festival」でのライブ映像。
演奏者はギターにMichael Landau(マイケル・ランドウ)、ベースにJimmy Johnson(ジミー・ジョンソン)、キーボードにLarry Goldings(ラリー・ゴールディングス)、トランペット属にWalt Fowler(ウォルト・フォウラー)、ドラムにSteve Gadd(スティーヴ・ガッド)の豪華な顔ぶれとなっている。
曲はスティーヴ・ガッドを中心に静かに始まり、どこかクールさを保ちながらも徐々にヒートアップしていく。
それぞれの楽器のエキスパートたちがお互いに尊重し合いながら進んでいく音楽は聴いている人たちを引き込ませる。特にスティーヴ・ガッドのドラムソロは、このライブ映像に限らず絶大な評価を得ている。
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目次 - Contents
- Steve Gadd(スティーヴ・ガッド)の概要
- Steve Gadd(スティーヴ・ガッド)の活動経歴
- ドラムとの出会いから、世界的ドラマーになるまで
- 数々の有名音楽家との共演
- 世界的ドラマーとしての確立
- Steve Gadd(スティーヴ・ガッド)のプロフィール・人物像
- Steve Gadd(スティーヴ・ガッド)のディスコグラフィー
- Gaddabout
- The Boys From Rochester
- Together Forever
- Trio in Tokyo
- Smokin' In The Pit
- Super Trio
- Live at Voce
- Gadditude
- Blicher Hemmer Gadd
- 70 Strong
- Way Back Home
- Chinese Butterfly
- Steve Gadd Band
- At Blue Note Tokyo
- Steve Gadd(スティーヴ・ガッド)の代表曲
- Aja
- 50 Ways to Leave Your Lover
- Nite Sprite
- Steve Gadd(スティーヴ・ガッド)のミュージックビデオ(MV/PV)
- Way Back Home
- Caravan
- Steve Gadd(スティーヴ・ガッド)の名言・発言
- 「良く見せたかったら、良く見せようと思わず演奏すること。」
- 「徹底的に聴きこんださきに自分がなすべき演奏が見えてくる。」
- Steve Gadd(スティーヴ・ガッド)の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- レコーディングでのライブ感へのこだわり
- ジャズピアニスト「チック・コリア」との友情