にしな(nishina)とは【徹底解説まとめ】

にしなとは、Sony Musicが主催する「the LESSON」の4期生に合格し、「ヘビースモーク」「青藍遊泳」などの注目曲を発表する日本のミュージシャンである。2017年からライブ活動をはじめ、アコースティックセッションユニット「ぷらそにか」のメンバーとしても活動を広げた後、川谷絵音が主催した新曲を作ってプレゼントする企画の『美的計画』のボーカルに選ばれたことで注目を集めた。情景を想像させる歌詞と、切なさを感じさせる歌声が多くのファンを魅了する注目のアーティストである。

にしなの概要

にしなとは、東京都出身の日本のミュージシャンである。2017年より活動しており、「ヘビースモーク」「青藍遊泳」など数多くの楽曲が注目を集める。同年代のアーティストには、演歌歌手のさくらまや、女優としても活躍する上白石萌音などがいる。2019年3月に、川谷絵音のTwitterで、「なんかカバーの引き語り動画とかリプライで送ってくれたらもれなく見ます。1番良かった人には新曲作って、その曲あげます。」との投稿があり、「美的計画」というプロジェクトが行われた。そこで応募したにしなが「声がダントツでした。本当に良い。」と見事抜擢され、提供された楽曲「KISSのたびギュッとグッと」のボーカルを務めた。2018年にはアコースティックセッションユニット「ぷらそにか」のメンバーとしても活動を始める。総勢20名により構成されており、同時期の所属メンバーであるYOASOBIのボーカルストを務める幾田りらとの共演が話題を集めた。2019年8月のライブを最後に卒業するとソロとしての活動に専念。マイペースなにしなは自身のペースで楽曲をリリースする。2010年10月に1stシングル曲『ランデブー』を発表すると2021年4月にはワーナーミュージックより10月に1stアルバム『odds and ends』を発表した。聴くと情景が浮かぶ生々しさ溢れる歌詞と、メロディーの心地よさ、どこか切なさを感じさせる歌声がファンを魅了する。ボーカルとして楽曲に対する表現力に非常に長けており、透明感のある声や力強さを感じさせる声を歌い分ける。またライブではマイペースな性格を感じさせるほど自然体であり、一瞬にして彼女の世界に引き込まれる。

にしなの活動経歴

原点となる「ぷらそにか」

にしなの音楽活動は、2015年11月に友人が入っていたソニーミュージックのアーティスト養成スクール「the LESSON」の4期生オーディションに応募したことから始まった。幼少期から音楽が好きだった彼女は母親と「コブクロ」を歌っていたという。「the LESSON」に応募し見事合格した彼女は、高校3年生時にスクールに通いながらライブを始めた。2018年スクールの中で活動していたアコースティックセッションユニット「ぷらそにか」に入り、同時期のメンバーであるYOASOBIのボーカリストの幾田りらたちと共演で注目を集める。シンガーソングライター達がセッションをしたり、有名アーティストの楽曲のカバー動画などをYou Tubeに投稿している。実力のあるシンガーソングライターが集まる「ぷらそにか」だからこそ、にしな自身にとってとても刺激になったのではないだろうか。彼女の音楽人生のおいて「ぷらそにか」時代は欠かせない時間に違いない。

ソロのシンガーソングライターとして

音楽以外の活動にも取り組んでいた「ぷらそにか」。歌に全力を注ぐため、2019年8月のライブを最後に「ぷらそにか」を卒業した。その後はソロのシンガーソングライターとして活動を続ける。2020年10月7日に1stシングル『ランデブー』をリリースし、その後数々のヒット曲を発表した。Spotifyの「RADAR:EarlyNoise2021」にも選ばれ、2021年4月7日には1stアルバム『odds and ends』を発表した。その後も「夜になって」「スローモーション」「青藍遊泳」など注目曲を発表し、2022年7月27日に2ndアルバム『1999』を発表した。2022年9月音楽番組「ミュージックステーション」に出演し「青藍遊泳」を披露した。また、大人気のYouTube企画「THE FIRST TAKE」で「ヘビースモーク」、「青藍遊泳」を投稿するなど活動は拡大している。

1stアルバム『odds and ends』

にしなの1stアルバム『oddsand ends』。収録曲は自身の1stシングル「ランデブー」や、YouTubeで100万回再生を超える「ヘビースモーク」など計10曲。さまざまなジャンルの楽曲があり、彼女の表現力やの高さや、心地のよいメロディー、儚さを伝える稀有な歌声が詰まった1枚となっている。自身は「いろんな人が普通だったら捨ててしまう気持ち、切れ端とかガラクタみたいな感情を拾って、それを繋ぎ合わせて出来ていった曲たち」、「以前は自分の中の余計な感情やよ欲求が膨らめば膨らむほどそれを醜く感じていたけれど、今はそんな無駄に思えるガラクタみたいな気持ちが自分に色を与え、それらが縫い合わさって自分も形成されているように感じ、それらが集まって出来たアルバム」と語った。

2ndアルバム『1999』

2022年7月、にしなの2ndアルバム『1999』が発売された。収録曲は、ドラマ『お耳に合いましたら。』のエンディングテーマである「東京マーブル」やデビュー前から注目を集めていた「ワンルーム」など、計11曲がある。中でも音楽仲間と離れて自分の道を進むことを決意した気持ちを込めたという「青藍遊泳」は、音楽番組「ミュージックステーション」に出演したり、YouTube企画「THE FIRST TAKE」で披露するなど、注目を集めるヒット曲となっている。自身が語るように、バラエティに富んでいて、いろいろな角度の「にしな」が詰まっているアルバムとなっている。1stアルバムの発表から1年たち、デビュー時から1歳。1にしなは1998年生まれ。1年を足してアルバムのタイトルを『1999』とした。また、1999年といえばノストラダムスの大予言の年。当時1歳ではあったが、もしも今地球が終わるとなるとどうなるのかと考えたという。これが収録曲でもある「1999」という曲のテーマとなっている。その他にも、彼女の強烈なメッセージや想いが詰まった楽曲が収録されている。

にしなのプロフィール・人物像

にしなは東京都で活動するミュージシャンである。2016年にSony Music主催の発掘セレクション「the LESSON」の4期生として合格し、2017年からライブ活動を始めた。2018年からは、アコースティックセッションユニット「ぷらそにか」のメンバーとしてYOASOBIのボーカルである幾田りらなどと共に活動した。2019年8月のライブを最後に卒業すると、2019年には川谷絵音が主催した新曲を作ってプレゼントする企画「美的計画」のボーカルに選ばれ注目を集めた。2020年にはオリジナル楽曲の1st シングル『ランデブー』を発表すると、「ヘビースモーク」や「青藍遊泳」など多くの注目曲を発表している。

にしなのディスコグラフィー

アルバム

1stアルバム『odds and ends』

1 「秘密基地」
2 「ランデブー」
3 「真白」
4 「夜間飛行」
5 「ケダモノのフレンズ」
6 「ダーリン」
7 「centi」
8 「ヘビースモーク」
9 「透明な黒と鉄分のある赤」
10 「桃源郷」
計10曲。

2021年4月7日、1stアルバム『odds and ends』発売。にしな自身が、いろんな人だったら捨ててしまう気持ち、切れ端とかガラクタみたいな感情を拾って、それを繋ぎ合わせて出来ていった曲たち、と語る。また、タイトルの『odds and ends』は、以前は自分の中の余計な感情や欲求が膨らめば膨らむほど醜く感じていたけれど、今はガラクタみたいな気持ちが自分に色を与え、それらが縫い合わさって自分も形成されているように感じた。それらが集まって出来たアルバムみたいだ、と感じた所から名付けられてる。

2ndアルバム『1999』

1 「アイニコイ」
2 「FRIDAY KIDS CHINA TOWN」
3 「debbie」
4 「東京マーブル」
5 「U+」
6 「夜になって」
7 「ワンルーム」
8 「モモ」
9 「スローモーション」
10 「青藍遊泳」
11 「1999」
計11曲。

2022年7月27日、2ndアルバム『1999』発売。自身も、いろいろな角度のにしなが詰まっているというアルバム。1stアルバムから1年たち、デビュ―から1歳となる。1998年生まれに1年足してタイトルの『1999』と名付けたという。また、1999年とはノストラダムスの大予言の年であり、もしも今、地球が終わるってなったら、どうなるんだろうと考えたという。嫌いな人や憎んでいる人を考えるより、好きな人や好きなものに残りの時間を費やせたらなと考えたことも由来の1つとなっている。

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