推しが武道館いってくれたら死ぬ(推し武道)のネタバレ解説・考察まとめ

『推しが武道館いってくれたら死ぬ』とは、平尾アウリによる漫画作品で略称は「推し武道」。『月刊COMICリュウ』(徳間書店)にて、2015年8月号より連載を開始した。女性地下アイドルグループたちと、その彼女たちを応援するファン・アイドルオタクたちとの様子や生き様を軽やかに描いたコメディ作品。2017年には「このマンガがすごい!2017」オトコ編第12位、第3回「次にくるマンガ大賞」コミックス部門第11位にランクインした。アニメ化やドラマ化などのメディア展開もなされている。

CV:ファイルーズあい
演:松村沙友理

本作の主人公。パン工場でアルバイトをしている20歳のフリーターであり女性。ある日偶然ChamJamの野外ライブを観たことがきっかけで熱狂的な市井舞菜オタとなり、収入のほぼ全てを舞菜のファン活動に充てるようになる。前髪を真ん中で分けて額を見せ、腰まで伸ばした淡い茶色のロングヘアを高い位置で結んだポニーテールの髪型をしている。収入のほぼ全てをファン活動に充てているため自分の服は高校時代の指定ジャージの赤いジャージしか持っていない。その赤いジャージの姿に多くの新規ファンは恐れをなすと言う。そのため舞菜にファンが定着しないという本末転倒な事態を招いている。そのあまりに強烈な愛情を注いでいる事から、ChamJamファンからは敬遠されている。 ファン仲間はくまさと基しかいない。誕生日は5月1日で、血液型はA型。身長は162センチ。 出身地は岡山県岡山市。

くまさ

CV:前野智昭
演:ジャンボたかお(レインボー)

30代半ばの太り気味で眼鏡を着用した男性。元は会社員だったが、ファン活動に時間を割くために現在はフリーターをしている。五十嵐れおの熱狂的なファン。れおがChamJamに移籍する前から応援を続けている。そのためChamJamファンの中でも最古参であり、れおの一番のファンである「TO(トップオタク)」として知られている。 また、れおからの信頼も厚い。アイドルとファンとして、良好な関係を築いている。 えりぴよとはつねにいっしょにファン活動をするほど仲がいい。そのえりぴよからは友人と言うよりも、会社の同僚のような存在だと思われている。なお、作者はインタビューでくまさのことを「アイドルオタクの考える最高の良オタ」として描いている旨を語っている。

基(もとい)

CV:山谷祥生
演:豊田裕大

20代前半の男性。塾でアルバイトをしている。空音推しの新参に分類されるファンだが、トップオタのえりやくまさと交友を持つ。推しているメンバーは松山空音。空音に対しては、アイドルとしてと言うよりも、一人の女性として惹かれている。 そのためリアルに恋愛感情を持っているファン、いわゆる「ガチ恋」オタクで推しとの交際や結婚を真剣に夢見ているタイプのファン。

玲奈(れな)

CV:市ノ瀬加那
演:片田陽依

基の妹。漫画の第6話から登場で高校3年生から大学生になっている。基と一緒に行った岡山ガールズフェスタで舞菜を観てファンになった。空音に顔立ちが似ている美少女。初登場時からしばらくは受験生であったため、ChamJamのライブなどにはあまり足を運べなかった。えりぴよ以外のファンとして、舞菜からは非常に歓迎されている。兄から紹介される形でえりとくまさとも知り合った。因みに、インスタのフォロワーが5000人いる。

ChamJam

市井 舞奈(いちい まいな)

CV:立花日菜
演:伊礼姫奈

えりぴよが熱狂的に推している相手。17歳の血液型はA型。152センチメートルで出身地は岡山県倉敷市である。メンバーカラーはサーモンピンク。ファンはグループ内で一番少ない。メンバーカラーとしてあてがわれているのはサーモンピンクだが鮭は好きでも嫌いでもない。熱心に応援してくれるえりの事を非常に大切に思っているが、アイドルは特定のファンと親しくし過ぎてはならない事から、いつもえりにはそっけなく振る舞っている。 しかし、えりぴよの常軌を逸するほどの愛情に何度も触れるうち、次第に自分の気持ちを素直に伝えるようになる。紹介曲である「ずっと ChamJam」での紹介歌詞は「内気でシャイだけどほんとはもっと愛されたいの」でファンの合いの手は「サーモンピンクのまいな」である。

五十嵐 れお(いがらし れお)

CV:本渡楓
演:中村里帆

くまさが熱狂的に推している相手。22歳の血液型はAB型。156センチメートルで出身地は岡山県勝田郡である。メンバーカラーはピンク。ChamJamの最年長でリーダー。ツインテールがトレードマーク。以前は別のアイドルグループで活動していたが、突然の解散により行方知れずとなり、現在の事務所に所属してChamJam結成の際の主柱となる。キャリアが長く、アイドルとしての実力・人気ともに高い。にもかかわらずいたって謙虚な性格で大変な努力家でもある。また、自分では自分の容姿をあまり良くないと思っている(空音いわく「無自覚美少女」)。紹介曲である「ずっと ChamJam」での紹介歌詞は「寂しがりやの甘えん坊これでも最年長なんです」でファンの合いの手は「ピンクのリーダーれーお」である。

松山 空音(まつやま そらね)

CV:長谷川育美
演:MOMO(@onefive)

基が熱狂的に推している相手。18歳の血液型はA型。157センチメートルで出身地は岡山県岡山市である。メンバーカラーはブルー。ファンを大切にしており、ファンレターをくれた基には一目で気づいた。そのため人気も高く、1巻時点でいわゆる前列組で、れお・眞妃と共にトップ3に入っていた。れおに対し「理想のアイドル」として尊敬の念を抱いている。紹介曲である「ずっと ChamJam」での紹介歌詞は「しっかり者だけど、ちょっとだけ抜けちゃうの。ダンスはたまに忘れちゃう『ゆるして!』」でファンの合いの手は「クールなブルーのそらね」である。

伯方 眞妃(はかた まき)

CV:榎吉麻弥
演:KANO(@onefive)

ゆめ莉(ゆめり)と仲が良い。それ以上に非常に親密な関係である感がある。19歳の血液型はO型。160センチメートルで出身地は香川県高松市である。メンバーカラーはイエロー。街を歩いていた際にスカウトされてアイドルになった。そのため、ほかのメンバーに比べて、アイドルとしての執着が薄い。紹介曲である「ずっと ChamJam」での紹介歌詞は「みんなこともっともっとお勉強させてくださいな」でファンの合いの手は「セクシーイエローまーき」である。

水守 ゆめ莉(みずもり ゆめり)

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