川後陽菜（乃木坂46）の名言・迷言・発言まとめ

川後陽菜（かわごひな）の概要

川後陽菜は日本のアイドルグループ「乃木坂46」の第1期メンバー。
乃木坂46加入前から、川相陽菜の名前で福岡県福岡市を拠点に活動するアイドルグループ「青春女子学園」のメンバーとして活動していた。
7枚目のシングル『バレッタ』で初の選抜入り。選抜入りはこの1枚のみであった。グループ内では毒舌キャラで知られており、各メンバーへのあだ名付けのセンスは抜群で、配信で行われていた乃木坂46の冠番組でも丸々2回分特集が組まれた。また同じ乃木坂46のメンバーである深川麻衣への愛はとても深い。
2018年12月20日に卒業。卒業後は特定の事務所に所属せずにフリーランスで活動。2021年には元「アンジュルム」、元「フェアリーズ」、元「モーニング娘。」の3人とアイドルグループ「Youplus」を結成し、活動している。

アイドルについて

「ライブ現場で気になった子がいたら、名前を覚えてネットでチェックします」

小学生の頃に福岡のローカルアイドルがすごく好きになって、それ以降も「LinQ」のライブとかによく通ってました。上京してからは「純情のアフィリア」や「バンドじゃないもん！」「でんぱ組.inc」「PASSPO」「まねきケチャ」と、いろんなグループにハマってますね。
これから人気が出そうな子を、誰よりも先に見つけて推したい願望が強いんです。だからライブ現場で気になった子がいたら、名前を覚えてネットでチェックします。可愛い女の子を見て愛でるだけで癒されますしね。
（2018年9月30日『Peachy』）

中田花奈と並んでメンバーの中でアイドル好きで有名だった川後陽菜。その歴史は古く小学校時代から始まっていた。「LinQ」は福岡のローカルアイドル。川後自身も12歳から13歳にかけて同じく福岡のローカルアイドル「青春女子学園」に参加していた。また同じ時期に能條愛未も「青春女子学園」のメンバーであった。川後は乃木坂46加入後にも、アイドルの現場に足繁く通っていた。

「定期的に『この子たち知ってるか？』って新しいグループを教えてくれるんです」

定期的に「この子たち知ってるか？」って新しいグループを教えてくれるんです。デビュー直後の「ゆるめるモ！」のDVDを送ってきた時は驚きました。どこから見つけてくるのかホントに不思議。アイドル好きになったのは私のほうが先だと思うから、私の影響なのかな？
（2018年9月30日『Peachy』）

この「教えてくれる」のはなんと川後の父親。川後の父親は元々サブカル系が好きであり、川後もそんな父親の影響からサブカルに興味を持っている。アイドルに関しては逆に川後からの影響を父親が受けたものと思われる。

選抜について

「やっとファンの人とか家族に恩返しできたかなって思うので」

えっと本当に……あの…… ずっとアンダーをやってきて、初めて選抜に入ることができて本当に嬉しいです。やっとファンの人とか家族に恩返しできたかなって思うので、今回選ばれたからには精一杯爪痕を残せるように7枚目頑張っていきたいと思います。
（2013年10月7日『乃木坂って、どこ？』）

『乃木坂って、どこ？』第104回放送「乃木坂46 7thシングル選抜メンバー発表会！」の中で発せられた言葉。
発表方法はスタジオにメンバーが集められ、テレビ愛知アナウンサーの菊池優が選ばれたメンバーの名前を発表するというオーソドックスなもの。
川後が選抜に選ばれたのはこれが初めてで残念ながら最後でもあった。川後は高山一実、伊藤万理華に次いで3人目に名前を呼ばれている。川後の名前が呼ばれた瞬間、周りのメンバーから祝福の歓声と拍手が沸き上がった。上の発言は涙を一生懸命に堪えながら発したもの。
この7thシングル『バレッタ』の選抜発表は、当時まだ研究生だった堀未央奈がいきなりセンターに選抜されるという衝撃的な内容だった。後に発覚したことだが、川後は堀がいきなりセンターに選ばれることをきっちりと予想していた。

「ガチで未央奈ちゃんを予想してたんです！」

私は乃木ヲタの友達と分析して、HKT48さんみたいに研究生がセンターにくるんじゃないかって予想してたんです！
私は乃木ヲタの友人と話してて、ガチで未央奈ちゃんを予想してたんです！ 黒髪のストレートが清純な雰囲気に合っていて、ダンスもかわいいんですよ。
（2013年12月8日『ENTAME next』）

川後が初めて選抜に選ばれたのは乃木坂46の7枚目のシングル『バレッタ』であった。このシングルのセンターは当時まだ乃木坂46に加入したばかりで研究生でもあった2期生の堀未央奈。このいきなりのセンター抜擢を実は川後は予想していた。まさにアイドルオタクの面目躍如である。

サブカルチャーについて

「サブカル好きになったきっかけは父の影響ですね」

小さい時から親の趣味がサブカルチックで、当時は気付いてなかったんですけど、それが今の自分を作ったのかなとは思いますね。母は普通なんですけど、父がウルトラマンとか特撮が大好きで、もう完結している作品を何回も何回も見るんですよ。あとは「ビー・バップ・ハイスクール」とか。サブカル好きになったきっかけは父の影響ですね。
（2019年8月27日『ENCOUNT』）

川後のサブカル好きやヴィレッジヴァンガード愛はファンの間でも有名。そんな川後の下地を築いたのは彼女の父親だったようである。

「あとで重く心に残る感じというのがすごく好きですね」

小学生の時は王道の少女漫画を買っていました。青年漫画が好きになったのは、ヴィレッジヴァンガードに出合った高校生ぐらいからかもしれませんね。ちゃんと少女漫画も通って、でも今はまったく少女漫画は読まなくなって、みたいな感じですね。
少女漫画はイケメンな王子様的な登場人物がいて、表紙に載っていた男子と女子が結果的にいろいろあってお付き合いするハッピーエンドが中心じゃないですか。でも青年漫画は、心がえぐられる、考えさせられる感じ。あとで重く心に残る感じというのがすごく好きですね。
（2019年8月27日『ENCOUNT』）

上の発言で「少女漫画」よりも「青年漫画」というのは、川後の特性を良く表しているように思える。川後はアイドル好きでもあることでも有名だが、川後の好きなアイドルもフリフリのドレスを着た王道なアイドルよりも、ちょっと王道から外れたアイドルを推している傾向が見られる。

「自分が偏ってると思っているカルチャーが好きでそのままでいても許されるんだよ」

周りから言われるからサブカルって言っていますが、自分の中では一度も『サブ』だとは思ってなくて。自分の人生で自分を作ってきたカルチャーですので。今はどんな趣味でも女だから男だからっていうのがないし、男女関係なく、SNSもあって共感してくれる仲間を見つけることだって簡単にできます。居づらい環境というものはないと思います。好きを好きでいること、です。自分が偏ってると思っているカルチャーが好きでそのままでいても許されるんだよ、っていうのは思っていてほしい。そう考えています。
（2019年8月27日『ENCOUNT』）

上の発言はインタビュアーからの「サブカル好きの方々にメッセージをお願いします」という問いに対するもの。川後自身が自分の好きなものに対する絶大なる自信と深い愛情を持っているからこその発言。

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