サイバーパンク エッジランナーズ(Cyberpunk: Edgerunners)のネタバレ解説・考察まとめ

『サイバーパンク エッジランナーズ』(Cyberpunk: Edgerunners)とは、暴力と退廃と電脳と機械義肢サイバーウェアに満ちたナイトシティで、少年の成長と終焉を描いたアニメ作品。オープンワールドRPG『サイバーパンク2077』と世界観を共有している。
デイヴィッド・マルティネスは、母の死により生活基盤を失い、半ば自暴自棄で遺品の中にあったサイバーウェアを装着。サイバーウェアとの異常な親和性を発揮したデイヴィッドは傭兵として注目されていくが、その果てには残酷な運命が待っていた。

CV:黒沢ともよ

メインのチームの一員。見た目はデイヴィッドより年下だが、敵と見れば容赦しない苛烈で狂暴な性格。一方で仲間想いな一面もあり、デイヴィッドのことを何かと気遣うシーンが多い。
デイヴィッドに対しては異性として意識している節もあったが、あくまでルーシーに対して一途な彼の気持ちを慮ってか、それを表に出すことはなかった。

リパードク

CV:津田健次郎

デイヴッドとは腐れ縁のサイバーウェア技師。リパードクというのは作品世界におけるサイバーウェア技師全般に対する職業名であり、個人名は不明。
デイヴィッドとはあくまで金を通したドライな関係でしかなかったが、彼の成長とサイバーウェアとの親和性には驚いており、最後に会った時には「伝説として語ってやる」と伝えている。

ファラデー

CV:井上和彦

企業からの依頼をエッジランナーたちに紹介するフィクサー。メインの実力を評価し、彼にはハイリスクかつハイリターンな仕事を優先して回していた。
フィクサーがしょせん下層の人間であることをよくよく理解しており、アラサカに恩を売って上流階級に食い込むことを目論む。そのために彼らと共謀してデイヴィットを罠に嵌め、さらにかつてアラサカの工作員だったルーシーを捕らえるが、裏切り行為と愛する者を奪われた怒りに燃えるデイビッドによって惨殺される。

『サイバーパンク エッジランナーズ』の用語

地名

ナイトシティ

アメリカにある都市。同国への進出を目論むアラサカと、なんとしてもそれを阻止したいミリテクの暗闘の最前線の舞台ともなっている。

組織・集団

アラサカ

世界最大の巨大企業。母体は日本で、軍事兵器の最大手として広く知られている。無尽蔵の資金力で今なお成長を続けている。

ミリテク

アラサカに次ぐ規模を持つ巨大企業。母体はアメリカ。アラサカを追い落とすため、裏では様々な謀略を進めている。

コーポ

アラサカやミリテクのような巨大企業に勤める人々のこと。ナイトシティにおいては“上流階級”とほぼ同義の言葉となっている。

ナイトシティ警察

通称NCPD(NIGHT CITY POLICE DEPARTMENT)。ナイトシティにおける治安維持のために従事する存在。企業からの援助を受けており、コーポの犯罪行為はほとんど取り扱わない。
個々はそれほど強力な武装を持っておらず、強力なエッジランナーの方が実力は上。ただし彼らが「手に負えない」と判断した相手に対しては、特殊精鋭部隊マックス・タックが投入される。

マックス・タック

ナイトシティ警察の特殊精鋭部隊。最新型もしくは最上級の武器で武装しており、戦闘能力は非常に高い。サイバーサイコシスを発症した者の抹殺がその主な任務である。

トラウマ・チーム

YAMAKUZIRA
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@YAMAKUZIRA

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