ワタシってサバサバしてるから(ワタサバ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ワタシってサバサバしてるから』とは、原作者とらふぐ、作画者江口心による漫画作品である。2020年11月よりめちゃコミックをはじめとする漫画アプリにて連載がスタートした。網浜奈美は、「私ってサバサバしてるから」が口癖の自称サバサバ女、通称「自サバ女」である。同僚たちから疎まれながらも好き勝手に働いていた奈美だったが、真のサバサバ女、本田麻衣が派遣されて来たのをきっかけに、次第に追い込まれていく。暴走する自称サバサバ女VS真性サバサバ女の戦いを描く、スカッとコメディ作品である。

米沢は、光洋出版社社史編纂室に勤める男性社員である。野暮ったい容貌をしていて、気が弱く、常にビクビクしている。奈美の自信満々な態度を羨ましく思っており、「能力がないのに自信満々でいられるコツを教えてほしい」と願い出ていた。その実は奈美を無能扱いする発言だが言っている本人に自覚はなかったようであり、本気で奈美に憧れている。奈美による企画盗作を告発し、彼女が転職するきっかけを作った。

その他の人物

広瀬 進(ひろせ すすむ)

広瀬進は、人材派遣会社マンパワークラブの男性社員である。派遣社員になった奈美の担当者であり、以前麻衣が派遣社員だった時の担当者でもある。顔立ちが良く、奈美には「結構いい感じ」と評されていた。奈美が正式に派遣社員として登録してからは、派遣先で問題を起こさないかとヒヤヒヤし続けている。

滝川 守(たきがわ まもる)

滝川守は、大手アパレル通販会社GOGO CITYの社長である。一代で会社を起業、上場させたカリスマ的敏腕経営者であり、テレビで特集されるほどの有名人となった。奈美からの強気なアプローチを受け、彼女を採用した張本人である。そのため奈美は滝川に目をかけられていると思い込んでいるが、滝川本人にそのつもりはなく、彼女の名前もまともに覚えていなかった。

早乙女 京子(さおとめ きょうこ)

早乙女京子は、GOGO CITYの滝川社長の女性秘書である。かなりの美人で、社長秘書としてのメディアへの露出も多く、自筆の書籍も出版している。だが、本性は奈美に負けずおとらずの毒舌であり、奈美が遭遇する第二のライバルとして描かれている。なお、麻衣は奈美が一方的にライバル視しているだけだが、早乙女と奈美はお互いにお互いが気に入らず、盛大に火花を散らしている。相手によって取る態度がかなり異なり、ライバル視している奈美には傍若無人な態度をとるが、他の社員には非常に優しく、滝川には媚を売っている。

『ワタシってサバサバしてるから』の用語

光洋出版社

本作開始時の奈美の職場である。女性雑誌などを手掛ける出版社で、「BIBA」や「GOGO CITY」といった有名会社とコラボしていることから、比較的大手であると考えられる。

マンパワークラブ

マンパワークラブは、光洋出版社を退職した奈美が登録した人材派遣会社である。もともとは麻衣が登録していた会社で、奈美は退職する際に麻衣から受け取った担当者の名刺を見て、派遣会社へと赴いた。「GOGO CITY」と取引があり、奈美をコールセンターのオペレーターとして派遣した。

GOGO CITY(ゴーゴーシティ)

GOGO CITYは滝川が社長として君臨するアパレル通販会社であり、マンパワークラブの派遣社員になった奈美の最初の派遣先である。テレビでは「今最も勢いのある大手アパレル通販会社」として紹介されているが、アメリカの大手通販会社に買収される可能性が取りざたされている。

BIBA

BIBAは海外セレブが通う超人気セレクトショップである。麻衣がモデルとしてのツテを持っていたことで、光洋出版社が特集記事を組むに至った。

『ワタシってサバサバしてるから』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

奈美「え〜カシオレ〜!?そんな女子みたいな甘い飲み物飲めな〜い!」

からかってくる奈美(左)に素朴な疑問を返す麻衣(右)

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