ファーストガンダム登場人物、最期の言葉 (前編)

ロボットアニメの金字塔ともいえる、ファーストガンダムこと「機動戦士ガンダム」。一年戦争を舞台とした、「機動戦士ガンダム」は人々の「死のドラマ」でもある。機動戦士ガンダムの登場人物20人の、死に際の台詞、その前後の印象的な台詞をピックアップしてみた。
前編では前半の10人の死を扱う。

リュウ (第21話)

「ば、馬鹿野郎。その時その時に合わせて使い方を考えろ。コアファイターだけでも使えるだろ、えっ?ど、どけよ、素人め」
「戦力は無駄にできんのだ、うっ」

避難民の少年がほとんどのホワイトベース隊の中で、数少ない正規兵のパイロット候補生だった、リュウ・ホセイ。ブライトの少ない相談相手といった感もあった。撃破寸前のガンダムを救うべく特攻死する。

マチルダ (第24話)

「あと一息でホワイトベースは生き延びるというのに、こんな所でむざむざと傷つけられてたまるものか」

ジオン勢力圏に紛れ込んたホワイトベースに、決死の補給を行ってきたマチルダ隊。連邦中枢部では厄介者あつかいだった、ホワイトベースの理解者でもあった。ホワイトベースが「黒い三連星」に苦戦する中の乱戦に紛れ込み、オルテガのドムによって戦死。

ガイア (第25話)

「…マッシュ、オルテガ、す、すまん」

レビル将軍の捕獲といった功績を上げた、エースパイロットのトリオ「黒い三連星」のリーダー、ガイア。ガンダムを苦しめるも、マッシュ、オルテガを倒され、ガイアもガンダムとの格闘戦に破れる

ミハル (第28話)

「ハハッ、カイ、むこうから来てくれたよ」

貧しさから、弟や妹を養うべくジオン軍のスパイとなって、ホワイトベースに潜入したミハル。しかし、戦いに参加するキッカ達を見て、罪悪感から自らもカイ・シデンと出撃。しかし、不用意な行動から、海上に転落死する。この事件が、カイを大きく変えていく。

nakano_makoto
nakano_makoto
@nakano_makoto

目次 - Contents