op2chで話題の都市伝説まとめ【都市伝説を語る会管理人が選ぶ50選】

op2chで話題になった都市伝説をまとめました。ここに掲載しているのは、人気スレッド「都市伝説を語る会管理人が選ぶ50選」で紹介された都市伝説です。自殺シーンを録画したビデオが貸し出されているという話や、神社の木の葉っぱでまぶたをこすると幽霊が見えるようになるといった噂など、怖くて不思議な都市伝説をたっぷり紹介していきます。

元スレ

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都市伝説を語る会管理人が贈る、お気に入りの都市伝説を50話
貼っていこうと思います。

出典: toro.open2ch.net

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その1

レンタルビデオ

今から二十数年前の話。
当時、家庭用のビデオデッキがかなり普及してきていて、レンタルビデオ店もだいぶ増えてきていた。
あるとき、何の映画か忘れたけど、借りてきた映画を家族みんなで見はじめた。
ところが、ホームビデオで撮影されているような映りの悪い映像が再生され始め、一人のさえないおっさんがなにやらぶつぶつ言ってるシーンが再生されだした。
どうやらビデオの入れ間違いがあったらしい。昔は管理もずさんで、ケースに別のビデオが入っていることはよくあった。

なんだこれと思いながら見ていると、そのおっさんは突然ベランダの方に歩き出し、そこに用意してあったロープに首をかけ首つり自殺してしまった。あわてて母親が再生を停止し、そのままビデオ店にクレームと返却に行った。
最近になってそのことを思い出し、母親に訪ねた所、
「誰かのいたずらでケースの中身をすり替えられた」と店側は釈明して、今後その話は誰にもしないで欲しいと数万円入った封筒を渡されたらしい。

しかし母は、
「よく見たらあのビデオテープのラベル、ちゃんとバーコードと【男性 自殺】って小さくラベルが入ってたのよねー。あれマニア向けのレンタルだったと思うの」と、怖いことをさらっと言っていた。
今もどこかのレンタルショップで、彼の自殺シーンはレンタルされ続けているのかもしれない。

その2

都市伝説って言ってますが、怖い話も不思議な話も雑学もごちゃ混ぜな感じなのです。
それでも良ければ観てって下さい。
No.2

-霊感-

小学校の頃に流行った噂。
それは近くの神社にはえている木の葉でまぶたをこすると、霊感がある人には幽霊が見えるようになるというもの。

僕等の学校のすぐ隣がその噂の神社だったので、
ある時、みなで一度挑戦しようという話になった。
そして放課後。仲の良かった四人が神社に集まり、一番効果のありそうな「しめ縄」で、ぐるぐる巻きになっている木によじ登って、試してみることにした。

「どうだ、見えるか」「何も見えない」
がんばって上った木の上、皆葉っぱでまぶたをゴシゴシ。
「おっかしいな、霊感ないのかな」
「ばか、幽霊が居ないとみえないんだよ」

そんなこんなで、結局なにも起こらず終い。
じゃぁ仕方ないから、さっさと木をおりて、○○君家でファミコンやろ、
なんてことになったとき、×村君が半べそで言った。

「今降りちゃ、駄目だよ!!」
「なんでだよ」
「僕達、今、囲まれてる…」

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その3

No.3

-中谷さん-
私の祖母が亡くなる直前の話です。

私が高校生の頃、祖母が足を悪くしほぼ寝たきり状態になり、
母が身の回りの世話をしていました。

そんな状態の祖母ではありましたが、ボケなどはなく、母や私には冗談を言ったりできるほどで、足以外はほんとに元気でした。

そんなある日。

母は頂き物のリンゴを持ってきて、祖母に話しかけた。
母:「おばあちゃん、リンゴむいてきたよ」
祖母:「えらいすまんなぁ」

母:「二切れでええやろ?」
祖母:「うん、ほいなら中谷さんと半分づつ分けるわ」

母:「はぁ?中谷さん?誰?どこにいるんよ?」
祖母:「ここにいはる。ハイ中谷さん、リンゴやで」

明らかに誰もいない場所にリンゴを差し出す祖母。
あっけにとられる母に祖母がつぶやいた。

祖母 「あれ、中谷さん、よく見たら目も鼻も口もあらへん!」

それから一週間ほどで急に体調を悪くし、あれよあれよという間に祖母が亡くなった。
母からその話を聞いた時、かなり怖かった。
いつか私にも「中谷さん」が見える日が来るのかなぁ。

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その4

No.4

-スーパーに出る幽霊-

魚の卸売会社に勤める弟から聞いた話。

弟は朝早くスーパーに魚を配送する仕事をしている。
いつも朝3時〜4時頃に納品をしているのだが、その日たまたま別の部署の人に集金を依頼された。

いつも行っているスーパーではあったが昼前に行くのは初めてだった。
事務の女性に伝票を渡し待つ間、警備員さんと世間話をしていた。

警備員さんは最近起こっている不思議な出来事について話してくれた。

警備員「最近、夜の警備をしていると監視カメラに霊が写るんだよ」
弟「それヤバいっすね!モニター映るとかどんだけ強い霊なんですか!」

警備員「搬入口の前を通るんだよ。あと、最近わかったことがあってね。特定の人間を追っかけてるんだよね」

弟「えー!誰をですか?」

警備員「3時位に来る魚屋さん」

弟はそれ以来後ろを振り向くことができないそうだ。

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その5

No.7

-集まる手-

フィリピンのある海域で発生する不思議な現象の話。
その海域は第二次世界大戦中の海戦で多くの戦死者・溺死者が出た地域である。

現地の漁師の話によると、まだ夜が明けきらない時間帯にその海域で漁をしていると、海中からたくさんの手が出てきて船べりに掴まってくるらしい。

日本にも舟幽霊というものが存在するが、日本の舟幽霊は舟を転覆させたり、沈めたりするのに対し、こちらの幽霊はただ船べり掴まってくるだけである。

近くの島の老人に話を聞くと、対戦中多くの腕のない遺体が流れ着いたことがあったそうだ。

おそらく沈没する船から投げ出され、救命艇に多くの人がしがみついたが、更なる転覆を防ぐため、刀でその腕を切り落としたのではないかとのことだった。

最近ではその発生回数はだいぶ減ってきたらしいが、住民はだいぶ慣れっこになっているらしく、出てくる手を櫂で叩いたり、握手をする猛者まで居るそうだ。

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その6

No.9

-コオロギ-

小学校の時。
同級生が一軒家に引っ越した。
水まわりがイカレていたのか、そういう土地柄だったのか、
コオロギが大量発生するのだ、と話してくれた。
あまりに多いため、お母さんが一日じゅうコオロギを退治するのだ、と言っていた。

それから半年ほど経って、その子の家に遊びにいった。
いわゆる建て売り住宅。玄関を開けると土間のところに一匹のコオロギ…
いや、コオロギと聞いていたがやたらでかい。これはいわゆる便所コオロギ、カマドウマだ。

こんなのが大量発生だなんて大変だな、と思いつつ中に入った。
台所ではモーターの唸る音がする。
それが止むと奥から友人の母親が出てきた。

友人と二人、台所に通され、菓子を御馳走になっていた。
母親の手作りらしく、不思議な香ばしさのあるクッキーだ。

キッチンを眺めると大きめのミキサーが置いてある。さっきの音はこれらしい。
だがチラリと見て、違和感を感じた。ガラスの容器の中身。胡麻?漢方薬?

そこに母親がどこからか戻ってきた。手の中には大量の便所コオロギ。
一匹でも気持ち悪いのだが、それが十数匹となると気持ち悪さより恐怖を感じる。

母親はそれらをミキサーの中に投げ入れるとスイッチをいれた。
みるみる粉砕される便所コオロギを無表情でじっと見つめている。

「ウチのお母さん、少しアタマおかしくなっちゃったの」
友人は少し困ったような顔をして、その不思議な香ばしさのクッキーをほおばっていた。

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その7

ren_58
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