【恐怖】できれば知りたくなかった!最凶の童謡都市伝説まとめ

懐かしい童謡・唱歌や、1度は体験したことがあるだろう「かごめかごめ」などの遊びの中にも、実はぞっとするような恐怖の都市伝説が潜んでいる。歌詞に秘められた悲しい背景や心霊現象など、童謡・唱歌、昔遊びに特化した都市伝説を紹介する。

いろはうた

いろはにほへと ちりぬるを
わかよたれそ つねならむ
うゐのおくやま けふこえて
あさきゆめみし えひもせす

罪人の残したメッセージ

一文字も文字の被らない有名な古来の詩です。

江戸時代、体の汚れた男がある村にやってきました。
大人は普段からその容姿のことで嫌い、その男を避けていました。
でも子供たちは、そんな男に興味津々でした。
数日も経たない内に、子供たちと友達になった男は、子供たちにこんな詩を教えたそうです。

いろはにほへと
ちりぬるをわか
よたれそつねな
らむうゐのおく
やまけふこえて
あさきゆめみし
ゑひもせす

子供たちは全く理解できませんでした。
そんな子供たちに男はこういったそうです。
「この詩はね、最後が肝心なんだよ」
数日後、村に隣町の役人がやってきて、その男を連行しました。
男は殺人の犯罪者だというのです。
数日も経たない内に、男は殺されてしまいました。

最後が肝心というのは、最後の文字の事です。

とかなくてしす

とがなくてしす

咎無くて死す

男は冤罪で殺されてしまったのです。

この歌詞の本当の意味を紐解いてみると、ある事が分かります。

色は匂へど 散りぬるを
我が世誰ぞ 常ならむ
有為の奥山 今日越えて
浅き夢見じ 酔ひもせず

美しい花もやがて散ってしまうように、今生きている誰もがいつかは死んでしまう。
そんな移り変わりやすいこの世に拘らず、迷いのない心境に達すれば、不確かなことに心がとらわれたり惑わされることもないのに。

死ぬ間際に思うことって、こんな事なのかも知れませんね。

だるまさんがころんだ

出典: ja.wikipedia.org

歌詞

だるまさんがころんだ

だるまさんがころんだ
坊さんが屁ぇこいた
インド人の黒んぼ

宗教争いが発端だった!?

地方によって言い方が違うらしく、関西では坊さんが屁ぇこいた、九州ではインド人の黒んぼと言うそうです。

だるまさん、坊さん、インド人の3つの言葉は、仏教に関連する言葉で、転んだ、屁ぇこいた、黒んぼの3つの言葉は、不吉だったり差別的だったりします。
これは、仏教の伝来を恐れた神道信者が、仏教にまつわる悪い噂を広めることによって、仏教の勢力拡大を食い止めようと歯止めを掛けるために作られた遊びなんだそうです。

ちなみに、お寺でだるまさんが転んだをすると、住職さんに「ここで遊ぶな!余所へ行け!」と叱られてしまうそうですが、神社でこれをすると「元気だねぇ」と言って、神主さんがお菓子をくれたりするそうです。

シャボン玉とんだ

歌詞

シャボン玉とんだ

シャボン玉とんだ
屋根までとんだ
屋根までとんで
壊れて消えた

シャボン玉消えた
飛ばずに消えた
生まれてすぐに
壊れて消えた

風風吹くな
シャボン玉とばそ

作者が込めた悲しい逸話

これは、作者である野口雨情の2人の娘のことが語られています。

シャボン玉というのは、野口雨情の娘の比喩表現で、1番の歌詞では、「屋根まで飛んだ」ということは、1人目の娘は成人できたが、すぐに亡くなってしまい、2番の歌詞では、「生まれてすぐに」ということは、2人目の娘は生まれてすぐに亡くなったのです。

野口雨情の悲しい逸話から生まれた名曲なのでした。

指切りげんまん

歌詞

指切りげんまん

指切りげんまん
嘘付いたら針千本呑ます
指切った

遊女の残した恐ろしい約束

江戸時代。
街には遊郭で溢れかえっていました。
そんな遊郭にいた遊女たちは、勿論色々な男性と関係を持っていました。
そんな遊女が、本気で好きになった男性にした行為というのが、自らの左の小指を切り落とし、相手の男性に贈る事。
こうすることで、自分の誠意、そして気持ちを伝えたのです。
この遊女の行為を、当時「指切り」と呼んでいました。
こうした遊女の風習が庶民にも伝わり、子供たちが真似事をするようになったのです。
それが童歌として広まったのが、この指切りげんまんだったのです。

そして、この歌詞の意味というのが、

指切り=遊女の指を切った行為
げんまん=拳骨10000発
嘘付いたら針千本呑ます=嘘を付けば、針を千本呑ませる
指切った=指は切ったぞ

つまり

私は、あなたを愛しています。
そう、指を切るほどに。
もし、あなたが裏切るのであれば、拳骨10000発と、針を1000本呑ませます。
だって、私は指を切ったのですから。

という意味になるわけです。

ちなみに、当時指切りげんまんの歌詞は沢山存在していて、「指切り、兼ねきり、嘘言うと指が腐るぞ。」
「指切り、兼ねきり、高野の表で血を吐き、来年腐って又腐れ。」
などがありました。
そこに足された歌詞が「嘘付いたら針千本呑ます。」なのです。

ずいずいずっころばし

arihito_2326
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