【恐怖】できれば知りたくなかった!最凶の童謡都市伝説まとめ

懐かしい童謡・唱歌や、1度は体験したことがあるだろう「かごめかごめ」などの遊びの中にも、実はぞっとするような恐怖の都市伝説が潜んでいる。歌詞に秘められた悲しい背景や心霊現象など、童謡・唱歌、昔遊びに特化した都市伝説を紹介する。

歌詞

ずいずいずっころばし

ずいずいずっころばし ごまみそずい
茶壺に追われて とっぴんしゃん
抜けたら、どんどこしょ
俵のねずみが 米食ってちゅう、
ちゅうちゅうちゅう
おっとさんがよんでも、おっかさんがよんでも、
行きっこなしよ
井戸のまわりで、お茶碗欠いたのだぁれ

小僧の可哀想すぎる末路

この歌は、殿様に仕えていた小僧が茶壺を割ってしまうという唄で、小僧は結局、井戸に身投げをするというエンディングで終わります。
その証拠に、井戸の周りにお茶碗の破片が散らばっているのが歌詞から伺えます。

信長暗殺陰謀説

織田信長は本能寺の変で明智光秀に自害させられたワケですが、これは実際、ただの俗説に過ぎず、本来は明智光秀の意思で殺害したわけではなかったのではないかというのが有力な説です。
では、誰が殺害したのか。
この歌詞の意味を紐解くと、ある人物に辿り着きます。

信長が本能寺に訪れた理由は、茶壺の名品を見たかったから。
俵のねずみ=萩鼠のあだ名で呼ばれていた人物が黒幕である。
つまり、豊臣秀吉であるという説が有力です。
秀吉は茶壺の名品が本能寺にあると告げ、本能寺に信長を誘き寄せます。
家臣を信じて本能寺に向かい、寝込みを襲われるわけですが、そこで信長は気づきます。
首謀者は秀吉である、と。
行きっこなしよ=逃げられない。
では自害するしか。

この歌詞を歌に乗せて歌い、揶揄していたのが、この”ずいずいずっころばし”だったのです。

とおりゃんせ

歌詞

とおりゃんせ

とおりゃんせ とおりゃんせ
ここはどこのほそみちじゃ
てんじんさまのほそみちじゃ
ちっととおしてくだしゃんせ
ごようのないものとおしゃせぬ
このこのななつのおいわいに
おふだをおさめにまいります
いきはよいよい かえりはこわい
こわいながらも とおりゃんせ とおりゃんせ

とおりゃんせ疫病説

とおりゃんせは疫病であるという説があり、まだ幼い子供が亡くなっていく様を表していると言われています。
遊びの中でも、歌が終わると同時に無作為に子供を捕まえるのは、疫病が人を選ばず感染してゆくという事を表現したものだと言われています。

隠された風習

この曲の意味というのは、昔、飢餓で苦しむ親子がいて、親は子供を見て「飢餓で苦しむ位なら、いっそ殺した方が良い。」と、殺してしまう。
という内容。

いきはよいよい、かえりはこわい
この歌詞のいきは「逝き」で死を意味しており、かえりは黄泉から帰るという意味なのだそうです。
盲人用信号機で、とおりゃんせがよく使われていますよね。
何故かというと「子供と横断歩道を渡る際、戻ってはいけない」
という意味が込められているからなのだとか。
青信号が点滅になるタイミングによっては、こういう場合もあり得るのだそうです。

いきはよいよいかえりは~ピーポーピーポー

帰りは交通事故だということを暗示しているのだとか。

あんたがたどこさ

出典: kagatemari.com

歌詞

あんたがたどこさ

あんたがたどこさ 肥後さ
肥後どこさ 熊本さ
熊本どこさ 船場(せんば)さ
船場山には狸がおってさ
それを猟師が鉄砲で撃ってさ
煮てさ 焼いてさ 食ってさ
それを木の葉でちょいとかぶせ

明治維新と手毬歌

江戸時代末期の明治維新の出来事を考えると、戊辰戦争というのはかなり大きな出来事だったと思います。
薩長軍は、彰義隊の残党”振武隊”を追う目的で、川越城へ。
その付近にあった”仙波山”という場所に駐屯していたそうです。

そこで歌詞の通り、子供が兵士に対し「どこから来たの?」と尋ね、熊本藩出身の兵士がそれに答えるというやり取りが行われたと言います。
『肥後どこさ』というのは、関東の子供たちには肥後がどこにあるのか分からず、どこにあるか尋ねているという様子。
『せんばやま』は川越の仙波山で、狸が猟師に鉄砲で撃たれるというのは、家康の死後、そこに『仙波東照宮』を建立し、家康を祀っており、まさに”古狸”と呼ばれた家康を揶揄しています。

江戸から明治へと、時代の転換期を巧く史実通りに歌った歌だと思います。

酷い過去の話をモデルにした歌

この歌は、山で飢饉に晒されている人々が、自分たちが生き延びるために自ら子供を殺して、食べる姿を歌にしたと言われています。
つまり、猟師は大人たち。そして、狸は子供たちと解釈する事が出来ます。

ちょうちょう

arihito_2326
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@arihito_2326

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