10代で読んで欲しい哲学&倫理学&心理学の名作を紹介!プラトンやニーチェなど
長年に渡り世界中で読み継がれている哲学や倫理学、心理学の名作をまとめました。古代ギリシアの哲学者プラトンの『国家』や、ドイツの思想家ニーチェの『道徳の系譜』など、各作品の基本情報や読者の感想をまとめています。哲学入門編にぴったりな本もまとめて紹介しています。
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ホモ・サケル(殺しても自由・しかし供犠にはならない存在)
過去の問題でも、アウシュビッツに限ったものでも、古代ローマだけの問題でも無い。!
正しく現代の、しかも日本の問題でもあるのではないか?
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路上に放擲されたままの、ホームレス群、毎日のように彼らの殺害記事が流されるが、誰も気にも留めない。むしろ、路上が綺麗になったと喜んでいる節すらある。彼らは、全く福祉の対象にならないばかりか、法的保護の対象でもない。寝ているのか死んでいるのか、確かめることなく、視線をそらして横を過ぎていく。
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弱者の資金・郵貯マネーをIT長者が狙い、それを『改革』と、デブ男が叫び、銀髪の今卑小ヒトラーが、米帝国に媚びる。
勤労者何々と称する箱物が都市の中央に林立し、その脇で、今の身寄り無き老人が、寒さに震える。
日系外国人が、人材派遣という名目の、時間給労働のため、しかも3K労働のため、動員され、また職場改善の資金が削られ、研究費、企業抱え学者先生確保のため、それがあてがわれる。
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アガンベンのホモ・サケルを学部生の時以来、3年ぶりに読み返している。フーコーやシュミットの議論を引き継いでいるので、彼らの著作について多少知識を仕入れて読む今、前回読んだ時は全然理解できてなかったんだな、ということと、借りた本の書き込みは消しとけよ3年前の私…ということを痛感する
— 単なる知性の限界内のミジンコ (@coo_ney_you_zoo) September 1, 2017
今アガンベンのホモ・サケルを読むと一年前とは比べものにならないくらい彼の文が強烈な色彩を持っていることに気づいた。ようやく色々なことがつながってきた
— 長戸光 (@sabakinoryu1) June 29, 2017
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哲学史を社会史との関連において眺めるというユニークな哲学史。
歴史は分担執筆では統一した歴史観を貫くことはできないという
著者の主張も非常にうなずける。
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ただ、プラトン批判に関してはやや見当違いと見られる点あり。
西洋哲学史 (上巻) (岩波文庫 (33-636-1))、
歴史哲学講義 (上) (岩波文庫)、
哲学史講義〈上巻〉と併せ読まれるべきであろう。
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怪しげな「客観性」を前提に書いた哲学史なぞは文章も内容も読むに耐えない。最低の読書しか保証しないと思うが、本書やヘーゲルの哲学史は、著者自身が真正面から哲学の諸説にぶつかって自身の思いを思いっきりぶつけている名著中の名著。
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B.ラッセルは、戦時期、日本の政治体制に呆れて、次のように言う。「ミカドは神であり、彼に対するあらゆる抵抗は冒涜であるという理論は、1868年に創案されたのだが、現在の日本においては、世界が創造されて以来、伝承によって連綿と伝えられてきたのだと称されている」と。(『西洋哲学史』) pic.twitter.com/IDByzfabGv
— 望月慎太郎 (@mionao21) June 20, 2017
>伝承によって連綿と伝えられてきたのだと称されている」と。(『西洋哲学史』)
西洋哲学史(ラッセル・1100・英)古代ギリシャから現代までつながる哲学者を歴史的背景を交えながら説明する。単に各哲学者並びにその思想を紹介するだけでなく、その哲学に時には批判もし、哲学を更に哲学する。歴史の流れも取り込み、非常に明晰で教養を深めるのに絶好の一冊。
— 古典bot ~140字で読む文学・哲学〜 (@classicalL_P) September 17, 2017
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スピノザの「エチカ 倫理学」は良い本である。彼の「知性改善論」は既に読んでいて、これよりも格段に良い。
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圧巻です。ネグリ曰く「現代の聖書」。
詳細に何十回読んでもいい本だと思います。
本気で幸せになりたかったら、「エチカ」。
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一言で説明するなら、「幾何学的定理によって証明された喜びの増大方法」です。
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『ねたみと結合した、愛するものに対するこの憎しみは、嫉妬と呼ばれる。したがって嫉妬とは、同時的な愛と憎しみから生じかつそれにねたまれる第三者の観念を伴った心情の動揺にほかならない。』(スピノザ『エチカ』)
— 綾瀬夕映 (@PHILOSOPHA_STRA) October 24, 2017
恋愛をバカにしてはダメです
デカルトが、十全な知を獲得するために必要となる生活規則と考えた一時的な道徳=思考態度に、スピノザは、もう少し明るい光を当てる。『エチカ』がその大半を費やして追求したテーマである。
— 鷲田小彌太bot (@washida_bot) October 22, 2017
その他の必読書
ホワイトヘッド『過程と実在』
クリプキ『名指しと必然性』
ポパー『推測と反駁』
クーン『科学革命の構造』
ラカトシュ『方法の擁護』
デイヴィドソン『真理と解釈』
パトナム『事実/価値二分法の崩壊』
ベイトソン『精神の生態学』
リクール『時間と物語』
ペンフィールド『脳と心の正体』
ヴァイツゼッカー『ゲシュタルトクライス』
チョムスキー『文法理論の諸相』
ヴィゴツキー『思考と言語』
パノフスキー『イコノロジー研究』
ソンタグ『反解釈』
ウィルソン『生命の多様性』
ドーキンス『利己的な遺伝子』
ギブソン『生態学的視覚論』
ケストラー『機械の中の幽霊』
ラマチャンドラン『脳のなかの幽霊』
イーザー『行為としての読書』
イーグルトン『文学とは何か』
ホフスタッター『ゲーデル、エッシャー、バッハ』
ド・マン『ロマン主義のレトリック』
ブランショ『文学空間』
ガダマー『真理と方法』
ローティ『哲学と自然の鏡』
セラーズ『経験論と心の哲学』
レイコフ『認知意味論』
ダマシオ『生存する脳』
クワイン『ことばと対象』
アウエルバッハ『ミメーシス』
ミード『西洋近代思想史』
クリステヴァ『詩的言語の革命』
クリシュナムルティ『生と覚醒のコメンタリー』
バルト『エクリチュールの零度』
ボルツ『グーテンベルク銀河系の終焉』
キットラー『グラモフォン・フィルム・タイプライター』
おまけ(入門書)
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