10代で読んで欲しい哲学&倫理学&心理学の名作を紹介!プラトンやニーチェなど
長年に渡り世界中で読み継がれている哲学や倫理学、心理学の名作をまとめました。古代ギリシアの哲学者プラトンの『国家』や、ドイツの思想家ニーチェの『道徳の系譜』など、各作品の基本情報や読者の感想をまとめています。哲学入門編にぴったりな本もまとめて紹介しています。
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冒頭の正義論は実に興味深い。「正義とは友を利し敵を害することである」と主張するポレマルコス。「正義とは強い者(支配階級)の利益になることである」と主張するトラシュマコス。
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そしてソクラテスは、次のような案を提示する。小さな文字も拡大すれば見やすくなるのと同じように、より大きなものの中にある正義の方が、いっそう大きくて学びやすい。よってまず国家における正義について探求してみよう、と。
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読んでいて納得のいかない部分がないわけではない。詭弁としか思えない箇所も少なくない。とはいえ哲学書としては手がつけられないほど難解ではないし、さまざまな考察を惹起する魅力的なテキストである。
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プラトンの「国家」の第1巻を読んでの感想であるが、これは教材として読むべきではなく、ソクラテスという貧乏人がトラシュマコスという地位のあるものを議論で打ち負かす痛快小説として読めば愉快なのではなかろうか。少なくとも私はそう読んだ。
— 白樺派(工業地帯産) (@paipaodecami) December 29, 2016
プラトンの『国家』を読み始めているのだが、語り口や進行トーンがめっちゃポップでライトなことに驚いた。
— 物販カエサル@新品中古物販スマホコンシェルジェ (@Caesar_of_DRM) July 29, 2016
タイトルはいかついのに、めっちゃ読みやすい。
2000年以上前に書かれた超レベル高いバージョンな「もしドラ」じゃないか、これ。
「下手な推理小説より面白い古典小説」で広めるべき。
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カント研究の大家である天野貞祐が学生に薦める書として内村鑑三の『後世への最大遺物』、ヒルティの『幸福論』とともに本書を挙げたそうだ。特別な哲学の素養のない読者に大哲学者の古典的著作を5冊推薦するとすれば、間違いなく本書はその一冊に入るだろう。
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意味がつかめるようになるまで、とても幸福について書かれているとは思わないかもしれません。ただし、そこにあるのは紛れもない幸福論です!正直、翻訳本独特の読みにくさはあります。
不思議なことに、孔子もブッダもそしてこの本の著者であるアリストテレスも、おおよそ同世代の人物であり一様に中庸の重要性について説いています。しかし、この本のは中庸の利点を語るだけでなく、中庸そのものについて深く言及しています。
近代以降の科学解明に伴い、今となっては非科学的な論述も一部ありますが、紛れもない名著だと言えるでしょう!
ちなみに、私は個人的に悩んだ時や落ち込んだ時にこの本を読みます。
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機知に富んで洒脱で気の利いたことが言えるということと徳の関係については『ニコマコス倫理学』でも触れられていて、アリストテレスは本当に抜け目ないなと思う。
— 長門 (@nag_ato) 2017.09.28 04:09
スピノザ【エチカ】、アリストテレス【ニコマコス倫理学】読書開始。目を通した段階で意味は全く掴めないが、面白い。いま自分が抱える問題を、解きほぐすための何かが確実に書かれている確信。哲学書を読めるかどうかって、一読して意味が掴めないことを、楽しめるかどうか、挑み続ける気概があるか
— るーしぃ。 (@lucy_zzz_) July 31, 2012
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この本を読むと他の哲学書を読むことがバカバカしくなってしまう。ショーペンハウアーは哲学すること自体の無意味さも哲学によって明らかにしてしまったバカ正直な男である。
我々はもう沈黙するしかないのか?と言いたくなる衝撃のラスト。そういった意味でもこの本は思想家にとっては都合の悪い本であり、現代思想においてあまり話題にされない理由はそのせいでしょう。人生を変える一冊です。
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『意志と表象としての世界(正篇)』はショーペンハウアーの主著であり、邦訳はほかに白水社の全集版と理想社版があるが、入手のしやすさと分かりやすさでは西尾幹二訳の本書が群を抜いている。このまま忘れ去られてしまうのはあまりにも惜しい、特に若い読者に読んでもらいたい古典的名著であり名訳である。
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今日の美学史の授業で芸術としての哲学で、ショッペンハウアーの『意志と表象としての世界』🖋のなかで、「音楽が一番心に揺さぶる芸術」人間は音楽を聴いてるとき、一瞬して人生の悩みから解放され、忘れらるとした。
— Rio (@alonecat_art) October 19, 2017
音楽を聴いてるとき人は他者の痛みを理解しその倫理的な気持ちなれるとした。 pic.twitter.com/G9dsjgpYbf
>音楽を聴いてるとき人は他者の痛みを理解しその倫理的な気持ちなれるとした。
少女終末旅行の38話に、ショーペンハウアーの『意志と表象としての世界』が登場してた。
— かかずがすたん (@QQs_013) October 14, 2017
本当に名著だよね。あれだけが世界が滅んでも最後に残るだろう、聖書なんかではなく。
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上巻では、序論、緒論、A−意識、B−自己意識、C−理性が収録されています。
意識が「絶望の道」を経ながら、つまり否定に直面しながら、
真の知へと展開していく様子が事細かに叙述されています。
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訳文は良い出来だと思います。しかし、ヘーゲル独特の言葉や言い回しに
初めて触れる方は戸惑うかもしれません。
そう簡単にすらすらと読み進めることは困難ですので、
それなりの覚悟と忍耐が要求されると思います。
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若い時に苦労して何度も何度も読み返したこの本は、ボクの本当の「哲学=人生事始」であり、具体的な事象から目を背けず、かつ抽象的思考とも切り離さず、相関的にどこまでも近似知的に追及し続ける知的執拗さと愉しさを実感的に教えてくれた大切な1冊です。若い方にこそお勧めしたいと思います。
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なんか今日は部屋に戻ってきて疲れを感じるなあと思い、理由を考えてみたら、意味不明なヘーゲル『精神現象学』を5時間も読んでウンウン唸ってたからか。おかげで他のちょっと難しめのものを読んでもヘーゲルよりはマシと思えるようになった。
— めんたね(やさしい) (@mentane) October 4, 2017
大学時代、ヘーゲルの精神現象学に物凄い強い影響受けてから単位をボロボロ落としまくった
— ㅤ (@ponkts) 2017.09.28 02:20
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