WIND BREAKER(漫画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『WIND BREAKER』とは『マガジンポケット』(講談社)を掲載誌とする、にいさとるの漫画。偏差値は最底辺、喧嘩は最強。”落ちこぼれ”の吹き溜まりといわれる風鈴高校でてっぺんをとるために入学してきた一匹狼の高校生・桜遥(さくら はるか)。街で不良に絡まれていた女性・橘ことは(たちばな ことは)を助け、そのお礼に橘が働く喫茶ポトスに招かれるところからストーリーは始まる。風鈴高校での生活が生む、今までの生活との違和感を感じながら成長していく桜の心情が描かれるヤンキー漫画。

風鈴高校3年、ボウフウリン四天王の1人。あるおじいちゃんとの出会いから自分が好きなものを隠さずに曝け出すことを決意しロングヘアーに化粧を施し、女性のような身なりをしている。自分が肯定されることで自分を出すことができるようになったことがきっかけで周りの人のどんな風貌も肯定する。

獅子頭連(ししとうれん)

十亀条(とがめ じょう)

獅子頭連の副頭取。高架下の一件から桜と因縁を持つ。話し方はゆっくりなマイペースだが、戦いになるとスピードを活かした戦い方を得意とし、桜との一戦では桜を窮地に追い込むほどの実力者。

兎耳山丁子(とみやま ちょうじ)

獅子頭連の頭取。自由を手に入れるために強さを追い求める。強くなれば自由になれると思い込んで頭取になるものの、全く自由になれないため周りが自分と同じくらい強くならなければいけないと勘違いをしてしまう。その結果、弱いものはいらないという発想にいたり、勝負に負けたものを容赦無く切り捨てる。

『WIND BREAKER』の用語

喫茶ポトス

橘が切り盛りする喫茶店。ボウフウリン総代の梅宮が橘を溺愛していることから、ボウフウリンの溜まり場となっている。喫茶店だがオムライスが美味しいと有名で、桜もこの店のオムライスが大好物。

ボウフウリン

街を守るチームの名前。街には「これより先人を傷つけるもの、物を壊すもの、悪意を持ち込むもの何人も例外なくボウフウリンが粛清する」という看板が掲げてある。このチームの構成メンバーは風鈴高校に通う生徒である。街の人はボウフウリンがいることで平和を保たれており、喧嘩が起きると怖がるどころかボウフウリンの活躍を見にきて歓声を上げるほどの信頼がある。

ウィンドブレーカー

ボウフウリンのメンバーの総称であり「街を守る盾」という意味が込められている。

獅子頭連

力の絶対信仰を掲げるチーム。高架下の一件でボウフウリンとタイマンの団体戦を行う。チームのリーダーのことを頭取、副リーダーのことを副頭取といい、兎耳山、十亀が務める。兎耳山の暴走により、弱いものは排除される仲間意識の薄いチームであったが、ボウフウリンが団体戦に勝ち、梅宮が兎耳山を更生させたことで純粋な力を求めるチームへと変わっていく。

級長

ボウフウリンには総代をトップに四天王がいる。またクラスの名が1組から順番に多聞衆(たもんしゅう)、持国衆(じこくしゅう)、増長衆(ぞうちょうしゅう)、広目衆(こうもくしゅう)と名付けられており、各クラスのトップが級長と呼ばれる。

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