日韓ワールドカップ公式ソングを歌ったVoices of KOREA / JAPANのその後
2002年のサッカーワールドカップは、日本と韓国の共同開催という史上初の大会だった。テーマソングを担当したのはCHEMISTRYとSowelu、Lina Park、Brawn Eaysがコラボした特別チーム「Voices of KOREA / JAPAN」だ。ここでは日韓の友好を歌った彼らのその後を紹介する。
日韓W杯より10年あのテーマソングを歌った彼らは…?
Voices of KOREA / JAPAN(JPN:CHEMISTRY, Sowelu / KOR:Lina Park, Brawn Eays)
2001年3月7日デビューした直後のCHEMISTRYと、デビュー前のSoweluらがFIFA World Cup 2002 Korea / Japanの公式ソングを2002年3月13日に発売。
2002 FIFA ワールドカップ公式アルバム「Songs of KOREA/JAPAN」には、Voices of Korea / Japanの他にヴァンゲリス、B'z、倉木麻衣、ゴスペラーズ、平井堅、Mr.Children、TUBE、ポルノグラフィティ、Dragon Ash、T-SQUAREらの楽曲を収録。
2002年以前の韓国では日本文化が制限されていた…
30日夜、ソウルで開かれるサッカー・ワールドカップ(W杯)の前夜祭で、ケミストリーなど日韓のアーティストで編成する「Voices of Korea/Japan」が、日本語入りのW杯公式ソング「Let’s Get Together Now」を歌うことになった。テレビでも生中継される予定で、韓国で日本語の歌が正式に音楽番組で放送されるのは初めてのこと。
韓国ではまだ日本語歌曲のCD発売が解禁されず、ニュースや芸能番組で短く紹介する以外は放送もダメ。韓国政府は3月、W杯公式ソングに限り7月末までの放送を許可したが、実際に流れるのは初という。
朝日新聞の取材に応じたケミストリーの堂珍嘉邦さん(23)は「昔あったことは昔のことと片づけず、償っていかなければならない。オレたちにできるのは、一つの歌を歌うことで気持ちを共有すること」。
ワールドカップ前夜祭でのパフォーマンスは事実上、「韓国で戦後初、日本語楽曲全国放送」となり、歴史的な偉業としてあらゆるメディアで報道された。そして、ワールドカップ開幕式でのパフォーマンスは全世界160カ国で放映され、世界にその名前をとどろかせた。
出典: www.auone-net.jp
CHEMISTRYとSoweluのパフォーマンスより前に、チャゲアスが韓国で、日本人アーティストとして初めて、日本語による単独・大規模コンサート「韓日親善コンサート」を2000年8月26日(土)・27日(日)開く。
韓国では日本の大衆文化が規制されており、2000年6月の第3次開放措置により、コンサートは全面開放、CDは「日本語による歌以外」(歌なしor日本語以外で歌われた日本の音楽)という条件で解禁される。
2004年1月からは、日本語の音楽CDや日本製ゲームソフトの販売、日本映画(アニメを除く)上映が全面解禁
↓本題のVoice of Korea / Japanの活動記録↓
FIFAワールドカップTM[KOREA/JAPAN]公式ソングにCHEMISTRYと当時デビュー前だったSoweluが日本代表として、韓国のアーティスト(Brown Eyes、Lena Park)と日韓合同ユニット「Voices of KOREA/JAPAN」を結成し参加が決まる。
2002年1月10日
デビューから僅か10ヶ月、1stアルバム「The Way We Are」が驚異的なセールスを記録し、今や日本の音楽シーンにおいて圧倒的な存在感を示すCHEMISTRYと、大物アーティスト達のヒット曲が収録されたコンピレーション・アルバム<SMOOTH>(1月9日発売)にデビュー前の新人としては異例の大抜擢で<across my heart>が収録された、新しい時代の到来を予感させる存在感を強く印象づける新人アーティストSowelu。この日本からの2組のアーティストと、韓国で大ヒット中のアーティスト、Brown EyesとLena Parkの2組のアーティスト、計4組による、2002 FIFA ワールドカップTM[コリア・ジャパン]公式テーマ・ソングの発売
2002年3月13日(水)「Let's Get Together Now」日本国内発売
29日午後、ソウル上岩洞(サンアムドン)にあるサッカー・ワールドカップ(W杯)大会メイン競技場前の湖水公園。 W杯前夜祭のリハーサルのため、韓国と日本の代表歌手らが湖水公園に設けられた特設ステージに集まった。
韓日両国で発売されたW杯の公式レコード『ソング・オブ・コリア・ジャパン』の代表曲『ボイス・オブ・コリア・ジャパン』を歌う両国の若いリズムアンドブルース(R&B)シンガー、韓国のデュオ「ブラウンアイズ」と女性歌手のパク・ジョンヒョン、日本のデュオ「CHEMISTRY」(ケミストリー)と新人女性歌手ソエルがその主人公だ。
前夜祭と開幕式のステージに立つ彼らは、共にレコーディングと広報活動を行い、いつの間にか親しい友人同士になった。
SONGS OF KOREA/JAPAN~2002 FIFA ワールドカップTM [コリア・ジャパン]公式アルバム
2002年5月29日(水)発売
5月30日ソウルワールドカップ競技場前のワールドカップ公園にて前夜祭(ライブパフォーマンス)開催
5月31日 2002 FIFAワールドカップTM[KOREA/JAPAN]開幕式出演
19:30開幕戦フランス対セネガル(20:30 K.O. 0-1 62,561人)を前に、開幕式が行われ、Vioces of KOREA / JAPANがソウルワールドカップ競技場でパフォーマンスを行った。
6月28日 2002 FIFAワールドカップTM[KOREA/JAPAN]オフィシャルコンサートKOREA/JAPAN DAYに出演。
LAURYN HILL、平井堅、T-SQUARE、CHEMISTRY、Voices of KOREA / JAPAN、倉木麻衣、ゴスペラーズが出演(出演順)
6月27、28日に東京・調布市の東京スタジアムで行われる「2002FIFA ワールドカップ コリア/ジャパン オフィシャルコンサート」の概要が27日、発表された。6月28日の公演には歌手の倉木麻衣(19)=写真=、CHEMISTRY、ゴスペラーズ、T―SQUARE、公式ソングを歌う特別ユニット「Voices of KOREA/JAPAN」などが、いずれもノーギャラで出演。海外大物ゲスト1組も予定されている。
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目次 - Contents
- 日韓W杯より10年あのテーマソングを歌った彼らは…?
- Voices of KOREA / JAPAN(JPN:CHEMISTRY, Sowelu / KOR:Lina Park, Brawn Eays)
- 2002年以前の韓国では日本文化が制限されていた…
- 2004年1月からは、日本語の音楽CDや日本製ゲームソフトの販売、日本映画(アニメを除く)上映が全面解禁
- ↓本題のVoice of Korea / Japanの活動記録↓
- 5月30日ソウルワールドカップ競技場前のワールドカップ公園にて前夜祭(ライブパフォーマンス)開催
- 5月31日 2002 FIFAワールドカップTM[KOREA/JAPAN]開幕式出演
- 6月28日 2002 FIFAワールドカップTM[KOREA/JAPAN]オフィシャルコンサートKOREA/JAPAN DAYに出演。
- 6月30日 2002 FIFAワールドカップTM[KOREA/JAPAN]決勝戦イベント出演
- W杯後のメンバーの活動(CHEMISTRYソロ活動専念へ、Sowelu活動休止)
- CHEMISTRY
- Sowelu
- Lina Park
- Brown Eyes(ナオル、ユンゴン)