スタジオジブリがお勧めする海外のアニメーション18作品を紹介!『ひつじのショーン』や『キリクと魔女』など

本記事ではスタジオジブリがお勧めする、海外の名作アニメーション18タイトルをまとめて紹介している。「三鷹の森ジブリ美術館」によって企画されたもので、『ひつじのショーン』や『ウォレスとグルミット』など比較的メジャーなものから、『ベルヴィル・ランデブー』など独特の世界観を持った大人向けアニメまで幅広くチョイスされている。簡単なあらすじも掲載しているので、ぜひ最後までチェックしてみてほしい。

動きの滑らかさと世界観の柔らかい運びに驚いた。宮崎駿監督の作品に大影響を与えた作品。

出典: info.movies.yahoo.co.jp

不思議な不思議な、でもただ一途な、あたたかい物語。

出典: info.movies.yahoo.co.jp

「雪の女王」

監督:レフ・アタマーノフ

出典: www.amazon.co.jp

チェブラーシカ

【解説・あらすじ】
エドゥアルド・ウスペンスキー原作のロシアの児童文学「わにのゲーナ」を基に作られた人形アニメーション。
ある日、ロシアの小さな街の青果店の主人はオレンジの箱に入った小さな動物を発見する。その正体不明の動物はチェブラーシカと名付けられ、ディスカウントショップのディスプレイとして電話ボックスで寝泊まりすることになる。一方、動物園で働いているワニのゲーナは突然自らの孤独が身にしみて、友人募集の張り紙を街中に貼り出す。

微笑ましさと、詩情豊かな中にも、鋭い社会風刺が顔をのぞかせます。

出典: info.movies.yahoo.co.jp

小さな子どもにも大人にもそれぞれの感じ方、楽しみ方が出来る今に見ても良質のアニメだと思います。

出典: www.jtnews.jp

出典: www.amazon.co.jp

動物農場

【解説・あらすじ】
20世紀を代表する作家ジョージ・オーウェルの政治風刺小説を原作に、1940年代から1970年代のヨーロッパで最も影響力のあるアニメスタジオ“ハラス&バチュラー”が手掛けたイギリス初の長編アニメを日本初公開。残忍で無能な農場主に虐げられてきた動物たちが、2匹の有能な豚をリーダーに革命を起こす姿が描かれる。現代にも通じる社会システムを皮肉った鋭い批判のまなざしと、今見ても新鮮で美しい独創的なアニメーション映像に着目したい。

動物を主人公にして人間社会を風刺するというのは、自分で考えることのできる大人が見る分には面白い作品だと思います。

出典: info.movies.yahoo.co.jp

見せ方に無駄がなく、適度なユーモアもかっちり嵌っています。半面、直裁な描写こそないものの悲惨なシーンも盛り込まれ、メリハリの利いた演出にのめりこんでしまいました。

出典: info.movies.yahoo.co.jp

「動物農場」予告編

監督:ジョン・ハラス&ジョイ・バチュラー

出典: www.amazon.co.jp

ウォレスとグルミット ベーカリー街の悪夢

【解説・あらすじ】
クレーアニメの人気監督ニック・パークが生み出し、世界中に熱狂的なファンを持つ「ウォレスとグルミット」シリーズ。
奇想天外な発明品を作っては大騒動を巻き起こしてしまうウォレスと、間抜けな主人を支える愛犬グルミットがパン屋を開店。しかし、ウォレスは街で出会ったかつてのCM女優に恋をして仕事に熱が入らない。そんなある日、パン屋連続殺人事件の犯人にウォレスが狙われていることを知ったグルミットは、主人を救おうと奮闘するが……。

かわいい。無性にかわいい。特にグルミットは愛らしすぎる。一家に一匹って感じだ。

出典: info.movies.yahoo.co.jp

リズムのある展開はワクワクしっぱなし。キャラクターのぶさかわいさ満点。恨みや死もあるシュールぐあいも良い。

出典: info.movies.yahoo.co.jp

出典: www.amazon.co.jp

バッタ君 町に行く

【解説・あらすじ】
ディズニー最大のライバルと称されたフライシャー・スタジオのマックス、デイヴ・フライシャー兄弟による長編アニメ。
都会の片隅にある虫たちが暮らす草むらでは、囲いが壊れたせいで人間が通り抜けるようになり、虫たちの生活は危険にさらされていた。そんなある日、長旅を終えて恋人ハニーのもとに帰ってきたバッタのホピティは、草むらの危機を知り安全な土地への引越しを提案。こうして、人間の足元で小さな虫たちの引越し騒動が始まる……。

大変な知性がこのうえなく丁寧に紡ぎ上げた超名作。

出典: www.jtnews.jp

こんな凄いアニメ作品があったとは…。90分の長編アニメながら飽きさせない展開、小さなキャラの世界観がとってもよく描かれている。そして最後に放った子供ミツバチの言葉は感慨深いく、想像以上におなかいっぱい。

出典: info.movies.yahoo.co.jp

出典: www.amazon.co.jp

イワンと仔馬&灰色首の野がも

【解説・あらすじ】
日本のアニメーションに多大な影響を与えた、貴重なロシアアニメーションの傑作2作品。
皆から馬鹿にされているイワン少年と、不思議な仔馬の出会いと奇跡を描く、イワン・イワノフ=ワノー監督による『イワンと仔馬』と同時期に制作された『灰色首の野がも』を収録。

渋い色調の美術や水面に映る影の描写にこだわるなど、ディズニーに負けないアニメーション表現を追及している。

出典: www.yomiuri.co.jp

映像の美しさ新鮮さは今のアニメにはない感動があると思います。

出典: www.amazon.co.jp

「イワンと仔馬」

監督:イワン・イワノフ=ワノー

出典: www.amazon.co.jp

ひつじのショーン

【解説・あらすじ】
本作は、「ウォレスとグルミット」シリーズの第3作目『危機一髪!』のスピンオフ作品として生まれました。『危機一髪!』では迷い羊となっていたショーンは、丘の上の小さな牧場のリーダー格として登場し、いつもいろんなことを思いついては仲間の羊たちとともに騒動を巻き起こします。ビッツァーや牧場主にバレないように、サッカーを楽しみ、ダンスに興じるショーン達の活躍は、1話7分という短編ながらも、シュールで、たまにちょっとせつないドタバタコメディとして、イギリス作品らしいユーモアに溢れています。

ショーンは本当に賢くて、ひょうひょうとしていて、クールなようで心優しい可愛い羊です。これを見ると都会の喧騒から離れて、ひつじライフを送りたくなります。

出典: info.movies.yahoo.co.jp

毎回ショーンと仲間達がくりひろげる騒動や事件が面白くてほんわかしていて気持ちが癒されます。

出典: www.amazon.co.jp

「ひつじのショーン」

監督:リチャード・ゴルゾウスキー

hachisyu
hachisyu
@hachisyu

Related Articles関連記事

チェブラーシカ(Cheburashka)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

チェブラーシカ(Cheburashka)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『チェブラーシカ(Cheburashka)』とは、1969年〜1983年まで旧ソ連(ロシア)で製作された全四話からなる人形アニメである。南国産オレンジの箱に詰められてやってきたチェブラーシカと、動物園で働く心優しいワニのゲーナを中心とした物語。チェブラーシカの愛らしさが日本を始め世界各国から人気を集める一方、孤独やアイデンティティといったテーマも描かれている。ダークな側面も持ち合わせる独特な世界観を持つ作品としても注目されている。

Read Article

ジブリ美術館お勧めの世界の名作アニメ21作品まとめ!『しわ』や『キリクと魔女』など

ジブリ美術館お勧めの世界の名作アニメ21作品まとめ!『しわ』や『キリクと魔女』など

本記事では「三鷹の森ジブリ美術館ライブラリー」で紹介されていた、世界の名作アニメ21作品をまとめて紹介している。高畑勲や宮崎駿、そしてジブリ美術館のスタッフがお勧めする世界の名作アニメーションを紹介していくというプロジェクトが、「三鷹の森ジブリ美術館ライブラリー」だ。記事中では『しわ』『キリクと魔女』『ウォレスとグルミット ベーカリー街の悪夢』などの作品を掲載している。

Read Article

【雪の女王】ジブリと縁のあるロシア名作アニメーション5選【チェブラーシカ】

【雪の女王】ジブリと縁のあるロシア名作アニメーション5選【チェブラーシカ】

ロシアのアニメ作品と聞くと、日本人でもすぐに思い付くのは『チェブラーシカ』ですよね。実はこれ以外にも、ロシアには素晴らしい名作アニメがたくさん存在しています。その中には、あのスタジオジブリにも大きな影響を与えたものも。この記事では、そんな「ジブリと縁のあるロシアの名作アニメ」を5つ紹介しています。

Read Article

目次 - Contents