癒し屋キリコの約束(小説・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『癒し屋キリコの約束』とは、森沢明夫著の小説および、それを原作としたテレビドラマ作品。原作小説は2014年に幻冬舎より出版され、2015年に文庫化。文庫化と同年の2015年には、東海テレビ制作昼の帯ドラマとしてテレビドラマの放送が始まった。純喫茶「昭和堂」を営む女主人・霧子には、店を訪れる客の悩みをスッキリ解決する「癒し屋」という裏の顔があった。主人公である霧子の言葉は深い人生観を孕んだものが多く、「泣いた」というファンの声は後を絶たない。

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通称「入道さん」。キララからは「あっちゃん」と呼ばれている。昭和堂近くの卓球場のオーナーで、元キックボクサー。妻とは離婚しているが、その妻が死去したため、息子の純也を引き取る。ずれている面もあるが、心優しくお人好しな男。

近隣住民たち

小笠原 千香(おがさわら ちか/演:月船さらら)

洋菓子店「パティスリー・ラヴィーヌ」の跡取り娘。特技はバタークッキーを焼くこと。
昭和堂立てこもり騒動を機に、幼なじみの清助と結婚を決意する。

キララ(演:中山来未/二階堂梨花(少女時代))

画像中央、青い服の女性がキララ

「club LUSH GOLD」で働くキャバクラ嬢。キララは源氏名で、本名は本城小百合(ほんじょうさゆり)。
癒し屋に仕事を依頼したことをきっかけとして、昭和堂の常連客となる。涼に好意を持っており、積極的にアプローチするも、なかなか相手にされていない。
幼い頃に父親が蒸発し、母親の圭子は男と仕事を選び自分を捨てて出ていった。それ以後、妹の栞とともに親戚中をたらい回しにされて、学校ではいじめられてきたという過去を持つ。妹を養うために懸命にキャバクラで働き、タクシー代節約のため、帰りは毎日上野から谷中まで歩いて帰っているという努力家。
柿崎が熱を出して寝込んだり、ハワイ旅行で不在にしている間は、昭和堂のコーヒーを淹れていた。

本城 栞(ほんじょう しおり)(演:吉原茉依香/小熊苺子(少女時代))

画像中央奥、ボーダーの服を着ているのが栞

キララの妹。短大生。3歳の時に横浜の親戚宅から蒸発した母親・圭子に誘拐されたことがあるが、本人曰く知らないおばちゃんが犯人だと思っており、母親に関する記憶がない。教師になることを目指しており、教職課程の履修も考えたものの、授業料が高額なことから断念した。派手で物言いもキツい姉のキララとは対照的に、服装も髪型も地味で、落ちついた性格をしている。柿崎がハワイ旅行をしている際は、霧子から臨時店長に任命された。

小出 富子(こいで とみこ/演:大島蓉子)

清助の母親。
息子を溺愛するあまり、なかなか子離れができていない。霧子とはそりが合わず、事あるごとに敵対視している。

小出 太郎(こいで たろう/演:谷本純平)

清助の父親。幻味堂の三代目主人。職人気質で真面目すぎる性格からか、働き過ぎて体調を崩してしまう。

テレビドラマ『癒し屋キリコの約束』のゲスト出演者

Episode1
五島 良江(百合子の義母):泉ピン子
五島 百合子(主婦):西牟田恵
五島 奈緒美(百合子の娘、高校生):秋月三佳

Episode2
巨漢の男(キララのストーカー):ワダタワー

Episode3
矢島 昌子(専業主婦):ふせえり
矢島 良太郎(昌子の息子、高校生):武井証
雅 伝助(「女性のための駆け込み寺」代表):石倉三郎(19話以後は冒頭のあらすじ説明ナビゲーターとしてレギュラー出演)

Episode4
青井 耕平(無職):KAZZ
青井 美保(耕平の妻、主婦):松永玲子
青井 春樹(耕平の息子、フリーター):橋本良亮(A.B.C-Z)
青井 夏美(耕平の娘、短大生):今村美歩

Episode5
平井 透子(雑誌編集者):霧島れいか
片山 登(小説家・透子の同棲相手):伊藤俊輔

Episode6
大道寺 典正/田中 一郎(結婚詐欺師):斉藤佑介

Episode7
柿沢 正義(照美の夫):浜田信也

Episode8
永楽亭 来栖(落語家):小野ゆたか
西川 由紀子(介護福祉士、来栖の元恋人):伊勢佳世

Episode9
竜二(悪役俳優):立川三貴
奈緒美(竜二の娘):安藤聖
平瀬 幸太(谷中派出所巡査):小宮孝泰

Episode10
笹田 真里子(敦也の元妻):川田希
笹田 純也(敦也・真里子の息子):伊藤歩夢

Episode11
桜木 妙子(主婦、奈々の母親):森谷ふみ
桜木 奈々(妙子の娘、小学6年生):渡邊れいら
住吉 百合(トラック運転手、栄太の母親):西慶子
住吉 栄太(百合の息子、小学6年生):山田瑛瑠

Episode12
黒木 国義(和食器工房「黒木屋」七代目店主):大森博史
黒木 義徳(国義の息子):片山享
黒木 彩子(国義の娘):宮下ともみ
チャーリー・ホワイトウッド(国義の弟子、彩子の恋人):DARIO

Episode13
町田 太一(サラリーマン):高橋健一(キングオブコメディ)
マキノ(人気ブロガー):豊本明長
藤原(タクシー運転手/アニメ『魔法の国のミドリちゃん』ミドリちゃん役声優の灘かおる):夏目慎也
町田 はるみ(太一の母親):中村まり子

Episode14
杉島 ナミ(キリコの女子高時代の親友で、獄死した涼の母):中村綾

Episode15
高田 蔦江(高級老人ホーム「おだやかハウス 千駄木苑」入居者):山本陽子
坪内 主税(帝大教授、回想にのみ登場):竹田貴士
坪内の娘:山口礼子

Episode16
保坂 みのる(IT企業「ザ・ホーミー」CEO):内田滋
水野 大樹(「ザ・ホーミー」創業メンバー、保坂の大学時代の友人):内倉憲二

Episode17
吉川 陽道(住職):日野出清
坂東 音次郎(旅芸人、寺子屋の生徒):山﨑光
田代 雄途(寺子屋の生徒):木村聖哉
大里 萌(寺子屋の生徒):阪口喜叶
長江 健(寺子屋の生徒):多田祥梧
大沢 愛美(寺子屋の生徒):尾澤ルナ
圭子バローネ(キララと栞の母):増子倭文江

Episode18
タマ子/ルーシー玉木(亀戸女子プロレス所属プロレスラー):高畑こと美
デストロイ小島(亀戸女子プロレス所属プロレスラー):山崎静代(南海キャンディーズ)
柳川 洋平(亀戸女子プロレス代表):瀬下尚人
望月 ひかり(亀戸女子プロレスファンの少女):大宮千莉
望月 佑二(ひかりの父親):山田将之

Episode19
谷下田 修造(元大手企業営業第六課長):塚地武雅(ドランクドラゴン)
後藤 妙子/カリン(元コンサルタント、club LUSH GOLDキャバクラ嬢):佐藤みゆき

『癒し屋キリコの約束』の用語

昭和堂(しょうわどう)

霧子が先代オーナーから引き継ぐ形で営んでいる喫茶店。しかし彼女はコーヒーを入れることもできないため、実務的なことは店長の柿崎が担っている。

癒し屋(いやしや)

霧子の本業ともいえる「裏の顔」で、昭和堂を訪れる人の悩みや問題を聞き、霧子がそれをスッキリ解決するというもの。報酬は昭和堂店内に据え付けられた賽銭箱に、「お賽銭」として投げ入れてもらう。
店を訪れる人々の悩みは「姑との仲に悩んでいる」という日常的なものや、時には人の生死に関わるようなものまで様々。

お賽銭(おさいせん)

「癒し屋」の仕事に対する報酬。これを「がっぽりもらう」ことで霧子は依頼を受け、お悩み解決のために動き始める。
しかし霧子が自分で使うことはせず、親友の忘れ形見である涼のために密かに貯金していたことが最終話で明かされている。

TAMTAM
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@tamtam

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