天王はるか／セーラーウラヌス（美少女戦士セーラームーン）の徹底解説・考察まとめ

外部太陽系戦士の仲間であり、デス・バスターズ編以降、はるかやみちると協力し、世界の危機を救うために戦っている。タリスマンの一つである「ガーネット・オーブ」の持ち主。時間の番人としての役割も果たす、物語上でも重要なキーパーソンである。

土萠ほたる（セーラーサターン）

外部太陽系戦士の最後の仲間。彼女が「破滅の戦士」として覚醒するか否かが世界の命運を握っているため、はるかたちは当初覚醒を阻止しようとしていた。しかし最終的には彼女を守り、共に戦う道を選んでいく。 デス・バスターズ編のクライマックスでは、はるか、みちる、せつなは協力してほたるの保護者としての役割を担い、家族のような形で深い絆を育んでいく。

月野うさぎ（セーラームーン）

『美少女戦士セーラームーン』シリーズの主人公。内部太陽系戦士のリーダーであり、月のプリンセス。はるかはうさぎの甘さや優しさを危惧しており、世界の危機を救うための手段を巡って対立することもあった。しかし最終的には彼女の強い心と愛を認め、共に戦う仲間として深い信頼関係を築くようになる。うさぎが聖杯の真の持ち主であることを知ったはるか達は、彼女がスーパーセーラームーンとして覚醒するための手助けをすることになる。ギャラクシア編では、うさぎの「愛」の力こそが世界を救う唯一の希望であると信じ、自らを犠牲にしてうさぎを守ろうとした。
また、アニメ版ではみちる一筋であることをしっかりと描いているものの、原作漫画では「守るべきプリンセス」だったうさぎに惹かれている様子を見せていた。

天王はるか（セーラーウラヌス）の名言・名セリフ／名シーン・名場面

「女だから男に勝てなくて当然と思っていたら本当に大切な人を守れない」

武闘派のセーラー戦士でありながら、性別に囚われて能力を発揮しきれないことに悩む木野まこと（セーラージュピター）と柔道対決をすることになったはるかは、男性の体で勝利を納め、彼女を激励した際の言葉がこの「女だから男に勝てなくて当然と思っていたら本当に大切な人を守れない」である。性別に縛られることなく、自分らしく生きる姿は、まことに「憧れの女性」として認識されるようになり、多くのファンにも深い感銘を与えた。

「寝言は、ベッドでしか聞かない事にしている」

戦闘中、宙づりになった体を海王みちる（セーラーネプチューン）に支えられながら「最近甘い物の、食べ過ぎじゃなくて？」と突っ込まれた際にすかさず返答したのが「寝言は、ベッドでしか聞かない事にしている」というセリフだ。彼女たちが「ベッドの中で寝言を聞ける関係」であることを公式に示唆する爆弾発言で、思わず赤面したファンは多い。そして遠回しに「太った」という指摘に対してのこの切り返しに対し、ウィットに富んでいると評価する声も。

天王はるか（セーラーウラヌス）の裏話・トリビア・小ネタ／エピソード・逸話

海外で取得した説があるはるかの運転免許

作中で華麗にスポーツカーを乗り回すはるかだが、通常18歳以上で普通自動車免許の取得が可能という日本の年齢制限を考えると、当時の高校生である彼女が合法的に運転できるのかという疑問がファンの間ではまことしやかに囁かれていた。これに対し、アニメ設定資料などには「海外で取得した国際免許」という設定が記載されているといわれており、実際の日本の法律の問題のほか、はるかの持つ自由奔放で国際的なイメージで噂されている部分もありそうである。