主人公の問題行動が気になる『ベニスに死す』まとめ

『ベニスに死す』と同い年のTAMTAMです。美少女ばかりまとめてきたので、たまには美少年もまとめてみようかと思いましたが…最近、パーフェクトな美少年を見かけなくなったなぁと思い、かなり昔の美少年映画を引っ張り出してみました。

映画の内容

あらすじを簡単に説明すると「老人が観光地で美少年を付け回した挙句、流行病で死ぬ」です。
文字にすると荒唐無稽なお話のように思われるかもしれませんが、本当に内容はこれだけです。
ヴェネツィアの美しい風景で撮られた美少年のグラビア映像と思ってみると特に違和感はないです。

手段を選ばないのです

主人公の老作曲家は、美少年・タジオの傍に居たくて、彼のお母さんへ積極的に話しかけたりしています。
何だか子供目当てに母親と交際する性犯罪者の様ですが、あくまで老作曲家は彼の若さと美しさに焦がれているだけなのです。

アンチエイジング

老作曲家は何を思ったのか顔を自分の肌色より5~10トーンくらい明るめに塗ってしまいます。
唇も初恋中の少女のような色合いです。
これは、女装家への階段を登っているのではなく、あくまで若返りたくて血色を良く見せようとしているだけなのです。

少し残念な書き方をしてしまいましたが、この映画はカンヌやアカデミーで賞をもらっています。
監督のルキノ・ヴィスコンティは美少年や美男子に目がないので、彼が製作した他作品にも美男がちょいちょい出てきます。
しかし、もう昔の美男なので今は皆さんおじさんやおじいさんになっているか、鬼籍に入られているかのどちらかです。

TAMTAM
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@tamtam

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