GRIS(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ
『GRIS』とは、2018年12月13日にDevolver Digitalから発売された、色彩豊かなアートが魅力的なパズルアクションゲームである。開発はスペインのインディーゲームスタジオであるNomada Studio。Golden Joystick Awerds2019ではBest Visual Designにノミネートされた。対応機種はSwitch、Steam、iOS、PS4、Android。人生の辛い経験によって精神世界に閉じ込められた主人公Grisが、その灰色の世界を旅する物語。
「魔法の鶏」
歌う能力を手に入れた後で7羽の鶏に歌を聴かせることで解除される。
「形見」
28個ある「形見」をすべて集めることで解除される。
「子供時代」
「形見」をすべて入手した後に、隠し部屋で歌を歌うと、隠されたムービーを見ることができる。
形見は全マップを通して28個あり、探索の中で見つけられる。
夜空を見上げるGrisと一人の女性。女性からホタルをもらい、嬉しそうにくるくる回るGrisの姿が見られる。
この女性が何者なのか、ストーリーの中では一切語られない。しかしGrisの精神世界で何度も現れている女性の石像がその人物であることは確かだ。
PS4での実績とその解除方法
PS4版の『GRIS』には、Steam版とは別の実績が存在する。
「砂嵐」
第2章で、強風に吹き飛ばされることなく建物の中まで進むことで実績が解除される。
「自分なりの成長」
全てのトロフィーを獲得することで解除される。
死の受容のプロセス
女性の像の前で正しい動作をすることで解除する実績がある。それぞれ「否認」「怒り」「取引」「抑鬱」「受容」という実績で、これらはエリザベス・キューブラー・ロス著作の「死ぬ瞬間」という本で説かれた、自分自身の死を受け入れるまでのプロセスである。
「自分のアートをゲームにしてみたい」というConrad Rosetの思いから生まれたNomada Studio
Nomada Studio の公式Twitter。
twitter.com
GRISは開発のNomada Studioのデビュータイトルである。
スペインのアーティストConrad Rosetは、「自分のアートをゲームにしてみたい」という思いを持っていた。その思いに共感した2人のゲームクリエーターと、3人で新しく立ち上げた会社がNomada Studioだ。
本作ディレクターの1人Adrian Cuevasは、「同じような状況にいる人々がGrisの感覚や悲しみを克服した姿を見てくれて、憂鬱な気持ちだけではなく最後にはGrisと同じように感じることを願っている」とプレイヤーへコメントを送っている。
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目次 - Contents
- 『GRIS』の概要
- 『GRIS』のあらすじ・ストーリー
- 第1章:色のない世界
- 第2章:赤色の世界
- 第3章:緑色の世界
- 第4章:青色の世界
- 第5章:黄色の世界
- 第6章:黒色の蝶との最後の戦い
- 『GRIS』のゲームシステム
- 概要
- アクション
- 『GRIS』の登場人物・キャラクター
- 主人公
- Gris
- さまざまな生き物
- 石に住む生き物
- Grisについてくる仲間
- 種のような生き物
- 赤色の蝶
- 黒色の蝶
- 赤色の魚
- カメ
- 光を放つ種のような生き物
- 黄色の蝶
- クモのような生き物
- 飛ぶ虫のような生き物
- 『GRIS』のアイテム
- ドレス
- 石のように重くなる力
- 二段ジャンプと滑空する力
- 水の中を泳ぐ力
- 歌を歌う力
- 星
- 『GRIS』の用語
- 形見
- 女性の石像
- イヌシュク
- 『GRIS』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 実績とその解除方法
- 「否認」
- 「赤」
- 「怒り」
- 「イヌシュク」
- 「緑」
- 「林檎」
- 「取引」
- 「青」
- 「抑鬱」
- 「黄」
- 「ウナギ」
- 「結末」
- 「受容」
- 「魔法の鶏」
- 「形見」
- 「子供時代」
- PS4での実績とその解除方法
- 「砂嵐」
- 「自分なりの成長」
- 死の受容のプロセス
- 「自分のアートをゲームにしてみたい」というConrad Rosetの思いから生まれたNomada Studio