キミとフィットボクシング(Fit Boxing)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『キミとフィットボクシング』とはイマジニアより発売されたNintendo Switch専用ゲーム『Fit Boxing』および、『Fit Boxing 2 -リズム&エクササイズ-』を原作とする2021年放送のアニメ作品。『Fit Boxing』はボクササイズを楽しむゲームで、指示されるジャブやストレートといった動きをタイミングよく行っていく。この動きを指示する役としてインストラクターが存在する。『キミとフィットボクシング』はこのインストラクター達の日常を描いた作品となっている。

『キミとフィットボクシング』の概要

『キミとフィットボクシング』とはイマジニアより発売されたNintendo Switch専用ゲーム『Fit Boxing』および、『Fit Boxing 2 -リズム&エクササイズ-』を原作とする2021年放送のアニメ作品。『Fit Boxing』はボクササイズを楽しむゲームで、指示されるジャブやストレートといった動きをタイミングよく行っていく。この動きを指示する役としてインストラクターが存在する。『キミとフィットボクシング』はこのインストラクター達の日常を描いた作品となっている。
物語はゲーム内のインストラクターであるカレンがいかにインストラクターになったのかが中心に描かれている。カレンは当初、フィットボクシングジムに体験レッスンを受けるために訪れる。しかし、そこで新人のインストラクターと勘違いされて、そのままインストラクターを目指すことになってしまう。アシスタントとしてジムに勤める中でほかのインストラクター達の想いを知り、段々とインストラクターとして成長していく。

『キミとフィットボクシング』のあらすじ・ストーリー

キミは今日から…

カレンはフィットボクシングジムに体験レッスンを受けるために訪れる。そこで、インストラクター達の歓迎を受ける。しかし、インストラクター専用のラウンジも自由に使ってよいと言われたり、いきなりボクシングのフォームを見せるように言われたりと話がかみ合わない。そこで、インストラクターのエヴァンが勘違いしてインストラクターとして受け付けてしまったことが判明する。その状況にインストラクターのベルナルドはせっかくだからインストラクターを目指すようカレンに勧める。一方で、ベルナルドはラウンジにあるドアを決して開けないようにと言う。

笑顔を生み出す仕事

ジムのアシスタントとして働き始めたカレンであったが忙しすぎて弱音を吐いてしまう。それを見たインストラクターのリンは、自分がなぜインストラクターになったのかのきっかけを話し始める。リンは警察官になるためにジムでトレーニングしていたが、そこで楽しそうにボクササイズをしている人たちを見る。そして、笑顔を守る警察官ではなく、笑顔を生み出すインストラクターを目指すことになったという。その話にカレンは感銘を受けるのであった。

見つかるといいな

カレンはエヴァンからインストラクターの指導を受ける。その中で、エヴァンは自分の目標が恩人のためにこの道を極めることであると語る。かつてのエヴァンは喧嘩に明け暮れていたが、ベルナルドには全く歯が立たなかった。ベルナルドはエネルギーが有り余っているならついて来いと言われて、インストラクターになる。最初は悔しくて続けていたが、そのうちに楽しくなって今に至るとのことであった。エヴァンはカレンにも目標が見つかるとよいなと言う。

言わなくても分かるわ

カレンは美しすぎるソフィが何者であるかが気になり、インストラクター仲間のリンとジャニスに尋ねる。二人によれば、親は外交官で、世界中の社交界につながりを持つセレブであり、新体操の強化選手に選ばれたこともあり、インストラクターを続けながらモデルもしているという。そこにプライベートヘリでコンビニに行っていたソフィが帰ってくる。ソフィは生徒たちから教わったコンビニスイーツを買いに行っていた。普段生徒がどういったものを食べているかを知るために買いに行ったのであった。そのことからソフィは完璧美女であっても、生徒に寄り添うことを大切にしていることを知る。ソフィは生徒に教えるだけでなく、一緒に楽しむことが大切であるとカレンに伝える。カレンはその話を聞いて素敵なインストラクターになりたいと思うようになる。

人生は変えられますよ

人気ダンスユニットのメンバーであり、ファンも多いヒロは弱点という弱点もない。そんなヒロではあるが、子供のときはぽっちゃりで運動も苦手で、引っ込み思案であったという。しかし、フィットボクシングを始めることで体型も変わり前向きになることができた。その経験からヒロは、人生は変えられるということを伝えたいということであった。

ほらまた比べてる

リンのようにお弁当をうまく作ることができないカレンはこのジムでインストラクターを続けることに向いていないのではと自信を失ってしまう。インストラクターのラウラはカレンが周りと比べすぎていると指摘する。また、カレンのおかげでフィットネスジムが最近うまく回るようになり、とっても助かっていると伝える。ラウラはカレンが陰で努力していることをちゃんと見ていた。

そのドアは開けるなよ

カレンは初日に来たときに、ベルナルドに決して開けてはいけないと言われたドアが気になっていた。ドアに触れようとしたカレンを見て再度ベルナルドはドアを開けないようにと注意する。ほかのインストラクターに聞きたいカレンであったが話がかみ合わず聞くことができない。ベルナルドは気にしているカレンを見て、開けたければ開けてもよいと言う。しかし、カレンは中途半端なことをしたくないと断る。それに対して、ベルナルドは近くドアを開ける日が来るであろうと言った。

足ガクガクじゃねぇか

カレンは営業が終わったジムに戻ると、そこに知らない男性がいて驚く。カレンと男性はお互いが泥棒じゃないかと勘違いする。そこにリンが戻ってきて、その男性が休んでいたインストラクターのガイであると判明する。勘違いしたお詫びにカレンはガイにシュークリームを渡した。態度には出さなかったガイはスイーツ系男子のため、そのシュークリームを積極的に受け取り、後日にはどこにある店なのかについても尋ねてきた。

だって勝ちたいじゃん

仲良く飲みに行くインストラクターのマルティーナとエヴァンであったが、次の日にマルティーナは二度と一緒に飲みに行かないと怒っていた。カレンは理由を尋ねると、エヴァンに腹筋勝負で負けてしまったことに腹を立てていることが分かった。勝ち負けにこだわるマルティーナにカレンは、勝ち負けでないところにフィットボクシングの良さがあり、マルティーナ自身もその時が一番楽しそうにしていると指摘する。その言葉にマルティーナは感銘を受けるのであった。

うん、元気でた

不安を抱えているヒロを励まし、落ち込むリンに声をかける、みんなを支えるジャニスであったが疲れた表情を浮かべていることにカレンは気づく。ジャニスはジムで誰かを応援することを生きがいだと感じていたがそれがエゴだったんじゃないかと落ち込んでいた。それに対して、ジャニスの応援が力になっている生徒もいるし、リズムが合わない生徒がいても、それはほかのインストラクターがチームとして対応していけばよいと伝える。そこに、ヒロとリンがやってきて今度はジャニスを応援するという。その言葉にジャニスは元気を出すのであった。

俺は逃げていたんだよ

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