キミとフィットボクシング（Fit Boxing）のネタバレ解説・考察まとめ

2023.01.01

『キミとフィットボクシング』とはイマジニアより発売されたNintendo Switch専用ゲーム『Fit Boxing』および、『Fit Boxing 2 -リズム&エクササイズ-』を原作とする2021年放送のアニメ作品。『Fit Boxing』はボクササイズを楽しむゲームで、指示されるジャブやストレートといった動きをタイミングよく行っていく。この動きを指示する役としてインストラクターが存在する。『キミとフィットボクシング』はこのインストラクター達の日常を描いた作品となっている。

『キミとフィットボクシング』のあらすじ・ストーリー

ベルナルドはカレンにフィットボクシングジムを辞めるかもしれないと打ち明けた。ベルナルドは格闘技をケガで辞めて小学校の教師になったが、フィットボクシングジムに誘われてインストラクターになった。最近になって再び小学校の教師に誘われて迷っていた。ちょうど、カレンが育ちガイが帰ってきたところなので辞めるタイミングなのかもしれないとベルナルドは言う。それに対して、カレンはベルナルドが周囲のせいにして道を決めようとしていて、自分の気持ちがないことを指摘する。ベルナルドはその言葉に、かつての挫折経験から自分で決めたことで失敗したくないと思っていたことを認め、考え直すことに決める。このやりとりでベルナルドはカレンに開けるなと言っていたドアを開けてよいという。ベルナルドはドアを開けその先の白い空間に行ったが、カレンがドアを開けるとそこには壁があるだけであった。

私は今日から！

カレンはインストラクターの皆にドアを開けたが壁があるだけであったと伝える。それに対して自分という存在をしっかりと認識するように言われた。カレンはインストラクターのアシスタントの経験から、自分もインストラクターとして誰かのためにありたいという想いを言葉にする。それが自分のためにもつながっているということを認識したカレンは再びドアを開けた。そこにはあらゆる世界とつながっている空間が広がっていた。ここではいつでもインストラクター達とフィットボクシングできるという。ベルナルドはドアを開いたカレンは立派なインストラクターであると伝える。そこに誰かがやってきて、さっそくカレンはインストラクターとして最初の仕事を始めるのであった。