蔵下穂波(くらしたほなみ)とは、日本の女優である。2002年に沖縄の県産映画『ホテル・ハイビスカス』のオーディションにて、3,100人の中から主演に選ばれデビュー。2009年には映画『真夏の夜の夢 さんかく山のマジルー』で再び3,000人超の応募から主演に選出され、精霊役を瑞々しく演じた。さらに、NHK連続テレビ小説『あまちゃん』で沖縄出身のアイドル・喜屋武エレン役を好演し広く知られるようになる。確かな演技力を武器に、映画やドラマなど多方面で活躍を続けている。
2013年には、社会現象を巻き起こしたNHK連続テレビ小説『あまちゃん』に出演し、全国的な知名度を大きく広げることとなった。
同作は、東京の女子高生であるアキが母の故郷である岩手県北三陸で海女や地元のアイドルとして活動したのち、東京でアイドルを目指して奮闘し、さらに東日本大震災を経て再び北三陸に戻り復興に携わっていく姿を描いた成長物語である。蔵下は、ヒロインのアキが東京編(第2部前半)で所属することとなる、全国のご当地アイドルを集めたグループ「GMT47」の沖縄出身メンバー・喜屋武エレン役に起用された。劇中では独特の訛り(ウチナーグチ)や親しみやすいキャラクターを活き活きと演じた。
映画
『ホテル・ハイビスカス』(2003年公開/主演・仲宗根美恵子役)
『ホテル・ハイビスカス』
蔵下は2002年、小学3年生のときに3,100人の応募者の中から中江裕司監督に見出され、映画『ホテル・ハイビスカス』の主演・仲宗根美恵子役で鮮烈なスクリーンデビューを果たした。作中では、インターナショナルな家族構成の中で育つ元気いっぱいでやんちゃな少女を活き活きと演じ、共演した実力派の大人たちを圧倒するほどの瑞々しい感性が絶賛された。
同作は仲宗根みいこの同名コミックを原作に、森の精霊キジムナーを探す少女の冒険を描いたファンタジックな沖縄キッズムービーである。劇中では戦争や差別、国籍、基地問題といった沖縄が抱えるネガティブな社会問題が背景に盛り込まれつつも、それらは主人公である美恵子を中心とした明るいコメディタッチの演出によって昇華され、どこか懐かしく切ないハートフルな作品として仕上げられている。
『真夏の夜の夢 さんかく山のマジルー』(2009年公開/主演・マジルー役)
『真夏の夜の夢 さんかく山のマジルー』
2009年には、中江裕司監督の映画『真夏の夜の夢 さんかく山のマジルー』のオーディションにおいて、3,000人以上の応募者の中から選出され、柴本幸とのダブル主演を務めた。同作はシェイクスピアの戯曲をアレンジし、亡き祖母の分骨のために東京から沖縄の小さな島へと戻り恋愛に悩む女性・ゆり子と、彼女の前に現れた島を守る精霊(キジミナ)との交流を描いたファンタジックなラブコメディである。
蔵下は土地に眠る精霊のマジルー役を演じ、演技か地か見分けがつかないほど自然体なウチナーグチ(沖縄の言葉)や、3ヶ月間練習を重ねた伝統民謡「弥勒節」の歌唱を披露。俳優としての余計な自意識を感じさせない瑞々しい感性と卓越した集中力を発揮し、中江監督から「彼女の演じるマジルーの後ろに深い森が見えた」「精霊の血が8割入っているのではないか」と称賛されるほどの圧倒的な存在感を示した。
『映画 ビリギャル』(2015年公開/香川真紀役)
実話をもとに大ヒットを記録した青春映画『映画 ビリギャル』。同作は土井裕泰が監督を務め、有村架純演じる金髪ギャルの主人公・工藤さやかが、塾講師との出会いを機に慶應義塾大学現役合格を目指して奮闘する姿を描いた作品である。蔵下は主人公さやかの同級生・香川真紀を好演している。
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目次 - Contents
- 蔵下穂波(Honami Kurashita)の概要
- 蔵下穂波(Honami Kurashita)のプロフィール・人物像
- 蔵下穂波(Honami Kurashita)の活動経歴
- 『ホテル・ハイビスカス』でスクリーンデビュー
- 子役から女優へ
- 上京と『あまちゃん』による全国的な知名度の獲得
- 多彩な映画・テレビドラマへの出演と活躍の広がり
- 蔵下穂波(Honami Kurashita)の出演作品・担当キャラクター
- テレビドラマ
- 連続テレビ小説『あまちゃん』(2013年放送/喜屋武エレン役)
- 映画
- 『ホテル・ハイビスカス』(2003年公開/主演・仲宗根美恵子役)
- 『真夏の夜の夢 さんかく山のマジルー』(2009年公開/主演・マジルー役)
- 『映画 ビリギャル』(2015年公開/香川真紀役)
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