BASTARD!! -暗黒の破壊神-(バスタード)のネタバレ解説・考察まとめ

『BASTARD!! -暗黒の破壊神-』とは萩原一至によるダークファンタジー漫画である。過去の戦争で封印された伝説の魔術師D・S(ダークシュナイダー)は戦災孤児の少年ルーシェ・レンレンの体を媒介として蘇る。D・Sは邪神の復活を目論むかつての仲間達、悪魔や神との戦いに身を投じていく。圧倒的強さを持つD・Sによる迫力あるバトル描写と、性や暴力といった過激な描写が人気を博したファンタジー漫画の先駆け的な作品である。

キング・クリムゾン・グローリーへと向かうためにア=イアン=メイデの城の地下に眠る転移装置を使うD・S達。装置には遥か昔の古い言葉が記されていた。解読に苦戦するヨーコのD・Sは軽く全ての文字を読んでみせる。驚く皆に対してD・Sは「美形に不可能はない」と平然と言ってのける。普段の性格や見た目とは裏腹に、魔法使いとしての博識な部分がわかる台詞である。。

D・S「許してやる 俺が許してやる」

過去に母親を自らの手で殺めてしまった自責の念を邪神につけこまれ操られてしまったカ=ルス。生き続ける事に罪悪感を感じて邪神の支配から逃れられずにいた。もう誰も自分を許してくれないと葛藤するカ=ルスにD・Sは「許してやる 俺が許してやる」と呼びかける。この言葉を聞いたカールスは必要なのは「裁く者」ではなく「許す者」が必要だったと気付き、生きていく事が許されていると感じ邪神の支配から逃れる。地獄の鎮魂歌編の最終シーンであり、作中でも屈指の名シーンである。

『BASTARD!! -暗黒の破壊神-』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

メタ=リカーナの通貨は円

メタ=リカーナ国の通貨は何故か現代日本と同じ円である。作中でも500円の貸し借りをD・Sとヨーコが行っている。

鈴木土下座ェ門事件

ジャンプ連載時「鈴木土下座ェ門」は「ビホルダー」という名前であった。元々「ビホルダー」はテーブルトークRPG『ダンジョンズ&ドラゴンズ 』登場する魔物であり、無断で登場させたところ、版権元から抗議が殺到し名前が変更になった。「鈴木土下座ェ門」という名前は、担当編集の鈴木が土下座して謝罪した事が由来と言われてきたが、実際に鈴木という担当がいたという事実はなく、名前も適当につけられたものであった。この事件を受けて同様に「ビホルダー」を登場させていた「ファイナルファンタジー」などのゲーム作品も「ビホルダー」関連の名前やデザインを変更している。

相次ぐ連載の中断と再開

週刊連載に戻った「背徳の掟編」の序章。「罪と罰」未完結のまま始まり読者の度肝を抜いた。

本作は幾度の連載の中断と再開を繰り返している。「地獄の鎮魂歌編」の途中で連載が中断し、季刊誌である『ジャンプ増刊』に移動して連載が再開された。しかし低迷する『週刊少年ジャンプ』を立て直すべく、1997年に再び本誌への連載へと呼び戻される事になった。この連載移動の際に連載中であった「罪と罰編」が途中で終了し、新たなストーリーである「背徳の掟編」がスタートすることになった。進行中の話が途中で終わった事によりファンの間でも賛否の意見が生まれた。この後、『ウルトラジャンプ』に移籍して連載が続くが、2010年に連載が中断。未だ完結には至っていない。

『BASTARD!! -暗黒の破壊神-』の主題歌・挿入歌

Webアニメ

OP(オープニング):coldrain『Bloody Power Fame』

OVA

ED(エンディング):米倉利紀『モノクロームトラブル』

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