『ジョジョの奇妙な冒険』とは、1993年にコブラチームより発売されたスーパーファミコン用PRG。『ジョジョの奇妙な冒険』初の単独ゲーム化作品である。戦闘はコマンド入力方式の「スタンドバトル」だが、横スクロール移動やバイオリズムシステム、精神を削る「はなす」コマンドなど独創的なシステムを搭載している。
基本的には原作のストーリーをなぞっているものの、改変が多い。全員生存エンドなど原作無視の要素が満載で、そのシュールさやボリュームの薄さからクソゲー・バカゲーと評されている。
システム・演出面の欠陥
挙動とサイズ感の違和感
移動時に扉をくぐる際、正面を向いたまま移動するため全員がムーンウォークで出入りする。また、195cmの承太郎が185cmのポルナレフより低く描かれるなど、グラフィックの縮尺が不自然である。
装備品とパワーアップの謎
「アルミの学帽」「デニムのターバン」「呪いの学ラン」など、装備品の名前のセンスが独特すぎる。極めつけは承太郎の最強防具「時の学帽」であり、これを装備することでスタープラチナが時を止める能力に目覚めるという、帽子に特殊能力が付随しているかのような解釈不能な仕様となっている。
「話す」で敵のMPを0にできる仕様
「話す」コマンドで敵を精神的に追い詰めて倒せるため、凶悪な刺客を「口説き文句」や「悪口大会」で撃破できてしまう。ラスボスであるDIOも、レベルを上げて回復アイテムを用意すれば、倒せなくもない。
また、デス13に対する「話す」がスタンドで攻撃するという脅しだが、スタンドを出せない事は最初からバレているはずである。
低品質な合成音声
ゲームのクライマックスのDIOとの最終決戦時には、合成音声が使用されている。原作はスタープラチナ(承太郎のスタンド)とザ・ワールド(DIOのスタンド)が「オラオラオラオラ」「無駄無駄無駄無駄」と激しくスタンドによる格闘ラッシュを繰り広げているが、このゲームでもその部分が合成音声で表現されている。しかしその出来が悪く、「ウワウワウワウワウダウダウダウダ」と言っているように聞こえる。1つフォローするならば、この当時の音声技術なので満足のいくものが作れなかったのかもしれない。
目次 - Contents
- 『ジョジョの奇妙な冒険』(ゲーム)の概要
- 『ジョジョの奇妙な冒険』(ゲーム)のあらすじ・ストーリー
- 打倒DIOの旅
- 『ジョジョの奇妙な冒険』(ゲーム)のゲームシステム
- 視覚演出とレベル上げ
- ストレスの影響
- 戦闘システム
- 精神力(MP)の攻防
- 「調べる」と「ヒラメキ」
- カード解説
- 『ジョジョの奇妙な冒険』(ゲーム)の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- 空条承太郎
- ジョセフ・ジョースター
- 花京院典明
- ジャン=ピエール・ポルナレフ
- モハメド・アヴドゥル
- イギー
- 敵
- DIO
- グレーフライ
- フォーエバー
- ラバーソール
- ミドラー
- エンヤ婆
- ホル・ホース
- チャカ
- カーン
- ダービー(兄)
- ダービー(弟)
- 『ジョジョの奇妙な冒険』(ゲーム)の問題点
- シナリオ面の改変
- 親切すぎるDIO
- 奇妙すぎる物語の導入
- 原作無視の展開と生存エンド
- システム・演出面の欠陥
- 挙動とサイズ感の違和感
- 装備品とパワーアップの謎
- 「話す」で敵のMPを0にできる仕様
- 低品質な合成音声
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