ピスタチオ(お笑いコンビ)の徹底解説まとめ

ピスタチオとは、2010年から2022年にかけて活動した日本のお笑いコンビ。NSC東京校13期生である、ボケ担当の伊地知大樹と、ツッコミ担当の小澤慎一朗の2人で結成。「小気味いいリズミカルな話口調と、話の節々で挟みこまれるキモ顔」という、今までにない芸風で人気を獲得。また、伊地知が元歌舞伎町ナンバーワンホストという異色の経歴や、小澤が裕福な家の子息であるというギャップのあるキャラクター性でも話題を集めた。2022年、同年5月31日をもっての解散を発表。解散以降はそれぞれ芸能活動を継続している。

ピスタチオ(お笑いコンビ)の概要

ピスタチオとは、2010年から2022年にかけて活動した日本のお笑いコンビ。NSC東京校13期生である、ボケ担当の伊地知大樹と、ツッコミ担当の小澤慎一朗の2人で結成し、2010年に活動を開始。結成当初はネタがウケず、ライブの度にネタを変え試行錯誤したが、客の反応は無いに等しいという不遇の下積み時代を送る。そんな中、「これで解散する」と臨んで出演したライブで披露した「白目漫才」が好感触を得て、解散話を撤回するに至った。
その後、バラエティを中心にテレビ番組などでの露出も増え、「小気味いいリズミカルな話口調と、話の節々で挟みこまれるキモ顔」という、今までにない芸風で人気を獲得するようになった。また、伊地知が元歌舞伎町ナンバーワンホストという異色の経歴や、小澤が財閥の子息であるというギャップのあるキャラクター性でも話題を集めた。
2022年、同年5月31日をもっての解散を発表。伊地知は翌2023年から「ピスタチオ伊地知」と活動名義を改めてピン芸人として芸能活動を継続し、小澤は芸人を辞めてタレントに転身し、児童福祉関係の資格取得を目指すという方針を明かしたが、2025年には転居に伴って児童福祉士を辞職し、ダイビング、潜水関係の職に就いたことを発表した。

ピスタチオ(お笑いコンビ)の活動経歴

出会いとコンビ結成

東京NSCの同期生として出会う。お互いの第一印象は、伊地知は「気持ち悪いから、マジで近寄ってほしくなかった。本当に嫌いだった」、これに対し小澤は「ウルフカットで、サイドを金色に染めていて怖かった。絶対元ヤンだと思った」とのこと。
2人は講師にネタ見せをする特別講習の時間に初めて一緒になり、最初は伊地知を怖がっていた小澤だが、話してみたことで伊地知への印象を改め、お笑いのことも真剣に考えている姿勢に尊敬の念を抱いたことで、コンビの結成を持ちかける。
既にピン芸人として目立った地位を確立していた伊地知と、影の薄いキャラである小澤で結成された格差のあるコンビとして活動を始めたピスタチオだが、伊地知は小澤の突き抜けたキモさを稀な個性と捉えており、「(結成した年の)年末までにピスタチオはテレビに出られる」という確信を持っていたと語っている。

解散の危機

しかし現実は全く仕事が来ず、ネタも受けずに月収0円の時もあった。困窮した伊地知は、自身の目立ちたがりな性格と、人を喜ばせることが大好きという個性を生かして新宿歌舞伎町でホストのアルバイトを始める。気づけば伊地知は店のナンバーワンにまで上り詰め、最高月収は400万円。どんどんホスト業にのめり込んでいった。
しかしその影響で、ネタ合わせにも二日酔いで現れたり、遅刻してきてはすぐ帰ったり、ホストとして顧客に営業メールを打っていたりなど、真剣にお笑いと向き合うことをしなくなってしまう。やる気の感じられない伊地知に対して小澤は怒り、コンビ仲は最悪の状況に陥った。修復できない溝を感じた2人の間では、とうとう「次のライブが終わったら解散しよう」という話が持ち上がる。

ラストライブでの転機

起死回生の持ちネタとなった「白目漫才」

こうして迎えた最後のライブの30分前。伊地知は、どうせウケてもスベっても最後だからと考えた伊地知は、「男なのに妊娠しちゃう」という奇妙なネタを書き上げた。そして「ぶっ飛んだ設定のネタなので、普通にやらずに変な格好でやろう」ということになった2人は、見た目から改造を施していく。
小澤が帽子を取ると髪型が奇妙な七三分けになっていたため、「そのまま出ろ」と伊地知が指示。さらに首を振って白目をむき、奇妙なしゃべり方で漫才をするという指示を出す。
こうして、見た目から変化を遂げた小澤の姿を見た伊地知自身も、「この面白い生物はなんだ!?」と、この時コンビ結成以来初めて笑ったという。
自分だけ気持ち悪くなるのが悔しかった小澤は「お前もやれ!」と伊地知に要求し、これが彼らの持ちネタである「白目漫才」の原点となった。
その日2人が観客席へ向かうと、舞台そでから中央のマイクへ向かう数メートルの間に、観客からの「気持ち悪い!!」という悲鳴が上がった。そしてその舞台は、結成から数年の間で最も笑いを取ったものとなった。舞台から降りるといつの間にか解散の話は消えており、2人は次のネタ合わせの日取りを決める相談をしていたという。

解散発表

強烈なインパクトをもたらす白目漫才で人気を獲得した2人は、徐々にメディアへの露出を増やしていった。2015年にはテレビ番組『アメトーーク!』の企画「ザキヤマ&フジモンがパクリたい-1グランプリ」の第2回において優勝するなど、芸人たちの間でも注目を集める存在になっていく。なお、同番組のフリートークではこのキャラは全く出さず「キャラ崩壊」とイジられていた。
以降はバラエティ番組やステージで芸人としての活動と並行し、テレビCM、テレビドラマへの出演などでも活躍する。
人気を高めていったが、2022年4月27日、同年5月31日をもって解散することを発表。両者とも引き続き吉本興業に所属するが、伊地知は2023年から「ピスタチオ伊地知」と活動名義を改めてピン芸人として芸能活動を継続すること、小澤は芸人を辞めてタレントに転身し、さらに、児童福祉関係の資格取得を目指すという方針が発表されている。
同年6月1日放送のテレビ番組『NEWニューヨーク』では、ピスタチオの「解散式」が執り行われ、多くの視聴者から惜しまれつつも、賑やかに送り出されてコンビでの活動を終了した。

ピスタチオ(お笑いコンビ)のメンバー

出典: trans-arrow.com

画像左から伊地知 大樹(いじち ひろき)、小澤 慎一朗(おざわ しんいちろう)

伊地知 大樹(いじち ひろき)

生年月日:1985年2月5日
出身:神奈川県
出身校:東京NSC13期生
血液型:O型
身長:168cm
体重:67kg

ボケ担当で、立ち位置は左。
歌舞伎町のホストクラブ「ASKY」で、春風亭嵐の源氏名で働いていた時期がある。当時は週に1回の出勤であったが、当時店舗内でナンバーワンの人気を誇っていた。
フィーバーゆうじろう、野澤輸出(ダイヤモンド)とのリズムユニット・ペペロペBURGERSのメンバーとしても活躍している。
2022年4月22日に一般女性と結婚したことを発表した。ピスタチオ解散後は、芸名をピスタチオ伊地知に改名。お笑い芸人としての活動を継続している。

小澤 慎一朗(おざわ しんいちろう)

生年月日:1988年9月15日
出身:東京都
出身校:東京NSC13期生
血液型:AB型
身長:172cm
体重:51kg
仇名:白いカマキリ

ツッコミ担当。立ち位置は左。
母方の祖父がダイヤブロックの創設者メンバーで、父はIT企業社長という裕福な家庭に生まれ育つ。その裕福さは規格外ともいえるレベルで、祖父母の旅行のお土産で別荘を貰うほどだったという。
こうした生い立ちから、芸人デビュー後も潤沢な仕送りを貰っていたために生活に困窮した事がなく、自らのことを「ハングリー精神が無い」と称している。
2020年10月8日、女優の吉川莉早と結婚したことを発表。2021年4月15日に第1子、2024年には第2子が誕生した。
ピスタチオ解散後は芸人を引退し、タレントとして引き続き吉本興業に所属。そのかたわら、児童指導員として資格を取得して働いていた。
2025年2月には神奈川県葉山町への転居に伴って児童指導員を辞め、ダイビングや潜水事業を行う会社に就職。同年6月より「神奈川県住みます芸人」に就任した。

ピスタチオ(お笑いコンビ)のネタ動画

電車で席を譲りたい

2015年に都内で行われた、タウンワークによる「ピタッとおしごとメール presents よしもとお笑いスペシャルLIVE」に出演した際の動画。
「電車でかっこよく席を譲る人に憧れがある」というところから漫才が展開される。

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