ソードアート・オンライン -ホロウ・フラグメント-(SAO HF)のネタバレ解説・考察まとめ

『ソードアート・オンライン -ホロウ・フラグメント-』とは、川原礫の小説を原作とする、2014年発売のPlayStation Vita向けアクションRPG。IFの世界を舞台に、第76層からの攻略を目指す「階層攻略編」と、未知の領域を探索する「ホロウ・エリア編」の二部構成で物語が展開する。
前作からグラフィックや戦闘システムが進化し、スピード感溢れるバトルや最大8人の疑似マルチプレイを実現。キリトの容姿カスタマイズも可能となった。PS4版やSteam版など多様なプラットフォームで展開されている。

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『ソードアート・オンライン -ホロウ・フラグメント-』(SAO HF)の概要

『ソードアート・オンライン -ホロウ・フラグメント-』(SAO HF)とは、川原礫のライトノベル『ソードアート・オンライン』を原作とした、アクリア開発、2014年4月24日発売のPlayStation Vita用アクションRPGである。キャッチフレーズは「終わりのない虚ろな世界で、俺たちは生き続ける。」。
本作は原作のIFストーリーを描いており、前作『ソードアート・オンライン インフィニティ・モーメント(Infinite Moment)』をベースにした《階層攻略》編と、新規に構築された《ホロウ・エリア》編の2種のシナリオで構成されている。
《階層攻略》編は、原作初期「アインクラッド編」終了直前からのオリジナル展開となっており、原作では描かれなかった76~100層の攻略を目指すものである。
《ホロウ・エリア》編はオリジナルストーリーとなっており、アインクラッドと異なる未知のエリアで、謎多きヒロインと出逢う。プレイヤーは2つの世界を行き来しながら、両シナリオを自由に進めていくことになる。

ゲームデザインは前作を発展させる形で大幅な改良が加えられており、ポリゴンモデルのクオリティ向上や主観視点の実装、アニメ版に準拠したメニュー画面のデザイン採用など、演出面が大きく強化されている。また、主人公キリトのボイスや容姿の変更が可能になったことで、実質的なキャラメイク機能も導入された。

戦闘システムにおいては、ソードスキルの発動時間の廃止や短縮に加え、バーストアタックやジャストステップといったマニュアル操作が導入され、アクション性とスピード感が飛躍的に向上している。《ホロウ・エリア》編の進行に伴い、強力なスキルやシステムを任意で導入できる「新要素の実装」が可能となり、最大4名(NPC含め最大8人)によるマルチプレイ機能や擬似的な通信プレイも追加された。
2015年11月19日には、プラットフォームをPlayStation 4に移したディレクターズカット版『Re:ホロウ・フラグメント』が発売され、シナリオテキストの加筆やイベント発生条件の変更など、細部にわたる調整が施されている。その後、2018年にはSteam版も日本国内で発売されるなど、複数のプラットフォームで展開された。

『ソードアート・オンライン -ホロウ・フラグメント-』(SAO HF)のあらすじ・ストーリー

階層攻略編:システムエラーが生んだ「IF」の100層攻略

物語は原作の「アインクラッド編」第75層のボス戦から分岐する。本来、キリトがゲームマスターであるヒースクリフに勝利し、デスゲームがクリアされるはずの場面で原因不明のシステムエラーが発生。ゲームは強制終了されず、キリトたちは未踏の第76層へと転送されてしまう。

脱出不能のまま、一行は空中都市「アークソフィア」を拠点に、第100層の紅玉宮を目指す過酷な攻略を再開する。原作ではこの時点でこの世を去っていたはずのキャラクターや、本来この場所には存在しないはずのシノンやリーファといった少女たちが現れるなど、書き換えられた運命の中で新たな戦いが幕を開ける。

ホロウ・エリア編:虚無の領域に潜む「オレンジの少女」

謎のシステムエラーにより、第75層以降のゲームが続行されたSAO。第76層の攻略中、キリトは「ホロウ・エリア」と呼ばれる未知の実験用エリアに迷い込む。そこは本来、一般プレイヤーの立ち入りが想定されていない危険な管理領域だった。
そこでキリトは、一人で潜伏を続けるオレンジプレイヤー(犯罪者属性)の少女・フィリアと出会う。彼女は過去のトラウマから他人を拒絶していたが、成り行きで共闘するうちに少しずつ心を開き始める。フィリアにホロウ・エリアを案内されたキリトは、無事にアインクラッドへ戻る事ができた。
こうしてキリトは、アインクラッドの完全攻略と並行して、ホロウ・エリアの探索を進める事になる。

『ソードアート・オンライン -ホロウ・フラグメント-』(SAO HF)のゲームシステム

パーティ編成とマルチプレイの形態

本作はソロプレイを基本としながら、MMORPGのような疑似的な協力プレイや、最大4人のプレイヤーによる通信マルチプレイに対応している。

ソロプレイ

プレイヤーが操作するキリトと、AIが操作するパートナー1名による2人パーティで進行する。パートナーは街にいるキャラクターから自由にスカウトが可能である。

疑似マルチプレイ

ソロ専用のモードでありながら、自分を含め最大5人のAI仲間とパーティを組み、多人数での共闘感を楽しめる。

通信マルチプレイ

最大4人のプレイヤーがそれぞれのパートナーを引き連れ、最大8人のパーティで冒険できる。ただし、このモードは「ホロウ・エリア」の探索に限定されており、マップが最初から全開放されているなどの特徴がある。

キャラクターカスタマイズ

主人公は原作通り「キリト」として物語が進むが、プレイヤーの好みに合わせて外見を細かくカスタマイズできる。名前、性別、顔、髪型、ボイスなどのパーツ選択が可能であり、装備した武器や防具もグラフィックに反映される。ただし、物語の重要なイベントシーンなどでは、本来のキリトの姿に戻る仕様となっている。

バトルシステムとアクション性

戦闘はフィールド上の敵に接触することでシームレスに移行するリアルタイムバトルである。ターゲットロック型のシステムを採用しており、通常攻撃のほか、スキル、アイテム、仲間への指示、回避アクションを駆使して戦う。
高度な反射神経を要する純粋なアクションゲームとは異なり、バフ(強化魔法)やスキルの選択、攻撃の連打を中心とした「アクション要素のあるコマンドRPG」に近い手触りとなっている。
武器系統(両手剣、斧、槍、刀など)ごとに膨大なスキルツリーが存在している。ボスクラスの敵は非常に強固であり、メインキャラクターの死亡がゲームオーバーに直結するため、自身の立ち回り以上に仲間のHP管理やバフ状況の把握、適切な指揮が求められる。

AIパートナーの育成と連携

共に戦うAIキャラクターは、戦闘を通じてプレイヤーの好みのスタイルに成長していく。

バトルタイプと評価

yoshiyoshi8588m6
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@yoshiyoshi8588m6

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