吸血姫美夕(ヴァンパイア ミユ)のネタバレ解説・考察まとめ

『吸血姫美夕』とは、1988年より発売されたOVA、および1997年から1998年にかけて放送されたアニメを軸とするメディアミックス作品である。人間界に逃げ出した「はぐれ神魔」を狩る宿命の吸血姫・美夕の戦いを描く。和洋折衷の耽美な世界観が特徴で、OVA版は少女の妖艶な魅力を強調して人気を博した。設定を一新したテレビ版では、神魔に魅入られた人間に「永遠の午睡」という救いを与える悲劇やアクションを重視。親友との凄絶な決別を経て、孤独に宿命を背負い続ける美夕の旅路を描く幻想的な物語となっている。

CV:緒方恵美

テレビアニメ版に登場。吹雪を操る雪女の少女神魔。
もともとは美夕を守護する「守護神摩」とよばれる使命を帯びた父親の娘だった。しかし美夕を守るために父親は死に、父親が娘の冷羽よりも最後まで美夕のことを気に入っていたことに激しいコンプレックスを抱き、それ以降美夕を恨み続けている。
父親が死んだ直後、森をさ迷い歩いている最中に、冷気を自在に操る能力が覚醒する。美夕を憎むと共に、神摩を狩ることにも容赦はなく、次々に凍らせていくおそろしい人物。神魔を倒すためなら人間を巻き込むことも厭わない冷徹な性格。
いつも胸に抱えているのは「松風」と呼ばれる自身の分身である。

松風(まつかぜ)

CV:緒方恵美

冷羽が常に抱えている御所人形。冷羽の父親が死に、彼女が能力に覚醒したとき生まれた彼女の分身。冷羽の怒りと憎しみが意志を持った存在であり、非常に口が悪く好戦的。しかしそれこそが冷羽の本心でもある。
松風も風と冷気を扱える。冷羽を護るために盾となって焼失した。

人間・関係者

井上 千里(いのうえ ちさと)

井上千里(右側)。2人が手に持っているのは露店で購入した記念のキーホルダー。

CV:白倉麻子

テレビアニメ版に登場。美夕が偶然訪れた町の高校で知り合う同級生。普段であれば人間とはほとんど慣れしたしむことはない美夕が心を開きかけるほど、美夕に優しく明るく接してくれた女の子である。時輪女子学園での美夕の親友となる。
無邪気で明るい少女だが、その正体は監視者抹殺のために造られた「最強の神魔」。物語終盤で残酷な覚醒を遂げ、美夕と悲劇的な決戦を繰り広げる。

鹿島 由香利(かしま ゆかり)

画像右端

CV:手塚ちはる

千里の親友で、ボーイッシュで運動が得意な女の子。
だんだんと美夕の服装や言動に怪しさをもち、物語に巻き込まれていく。最後には神魔として覚醒した千里によって殺害されるという悲惨な末路を辿る。

青木 久絵(あおき ひさえ)

CV:進藤こころ

千里の親友で眼鏡をかけた図書委員の優等生。神魔として覚醒した千里によって殺害されるという悲惨な末路を辿る。

瀬 一三子(せ ひみこ)

CV:小山茉美

OVA版に登場する強い霊力を持った霊媒師。京都で起きた奇怪な事件を通じて美夕と出会う、物語の案内役。

ユイリィ

CV:岡村明美

テレビアニメ版に登場。神魔に家族を殺された復讐に燃える香港の女道士。護符などを武器に独力で神魔と渡り合う。

神魔

鬼術師(きじゅつし)

CV:大塚明夫

冷羽の父。大正時代、旅芸人の一座を率いて幼い美夕を見守っていたが、彼女が監視者に目覚めた直後、鳥一族の襲撃を受け命を落とした。

嘴貪(しどん)

CV:菊池正美

監視者抹殺を企む「鳥」の一族の頭領。露天商に化けて美夕と千里に近づき、千里を最強の神魔として羽化させるための陰謀を巡らせていた。

井上 時哉(いのうえ ときや)

CV:関智一

千里の兄。神魔「比翼(ひよく)」として覚醒し、妹の覚醒を促すための布石として美夕に挑むが、闇へと送り返された。

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