「吸血姫美夕」 ミステリアスで美麗...!「魔法騎士レイアース」監督の平野俊貴が監督!

1997年10月6日から全26話で放送されたテレビアニメ。すでに1988年にOVAが出ていたが、内容を少し変えての放送。人間の世界に入り込んでいる神魔という敵を見つけ出し、再び闇に戻すことを使命としている「監視者」美夕の物語。

OPアニメの雰囲気に凝ってます。ナレーションに岸田今日子!など注力具合が分かります!

オープニングテーマは「神魔の鼓動」。このアニメのためにオリジナルで作成されたことは容易に推測されますが、昔にありがちな、曲からオリジナルで作るというのはなかな大変だったと思われます。(もちろん今でもそういうアニメありますがw)

主人公美夕と相棒ラヴァのイラスト。これらルックスから、コスプレに使用されることもしばしばだったとか。美夕とラヴァのコスで写真をとっている画像なども、たくさん残っています。

登場人物・キャラクター

美夕(みゆ)

美夕(みゆ)。主人公。「監視者」と呼ばれる役目をもち、「神魔」とよばれる化け物を闇の世界に戻すことに命をかける。もともとは、「監視者」の父親と人間の母親から生まれたハーフの吸血鬼少女。「監視者」時のコスチュームがえらい丈の短い着物だが、そこはサービスであろうw。炎を自在に操れる能力を持つ。神魔にも人間にも一定の思いやりがあり、常に自身の呪われた運命を悲しげに思うところがある。

ラヴァ

ラヴァ。主人公の相棒。昔、主人公と戦い敗れた(相打ちに近かったが)ところを彼女の吸血鬼の血がラヴァに混ざり生き返る。それ以来、主人公に付き従うことを誓い、運命を共にする。武器は鋭利な爪のようなもの。刀なみにぶった切る。普段は仮面を付けているが、外すと超美男子というこれもお約束。主人公とは男女の仲とは異なるが、かなりそれに近い関係で、主人公もラヴァが現れたことで、精神的にかなり助かっているのは事実。

死無(しーな)

死無(しーな)。主人公美夕と行動をともにする神摩。垂れ下がっている耳に隠されている右眼は真実を見抜く力があり、かなりドギついルックスになる。普段はウサギみたいに主人公の方に乗って話している。主人公に助言するシーンもしばしばあり、その年齢は不明。

冷羽(れいは)

冷羽(れいは)。もともとは主人公美夕を守護する「守護神摩」とよばれる使命を帯びた父親の娘であった。主人公を守るために父親は死に、父親が娘の冷羽よりも最後まで美夕のことをいっていたことに激しいコンプレックスを抱き、それ以降主人公を恨み続ける。父親が死んだ直後、森をさ迷い歩いている最中に、冷気を自在に操る能力が覚醒する。美夕を憎むと共に、神摩を狩ることにも容赦はなく、次々に凍らせていくおそろしい人物。いつも胸に抱えているのは「松風」と呼ばれる自身の分身。

松風(まつかぜ)

松風(まつかぜ)。冷羽の父親が死に、彼女が能力に覚醒したとき生まれた彼女の分身。松風も風と冷気を扱える。実はこの人形こそが...。
腹話術みたいにみえるのが面白く、実際声優は「エヴァンゲリオン」主役の声優でおなじみの緒方恵美が冷羽と松風両方をこなしている。
基本毒舌、しかしそれこそが冷羽の本心でもある。

井上 千里(いのうえ ちさと)

井上 千里(いのうえ ちさと ←イラスト右側)。
主人公が偶然訪れた町の高校で知り合う同級生。通常、人間とはほとんど慣れしたしむことはない主人公が、彼女には心を開きかけるほど、主人公美夕に優しく明るく接してくれた女の子。両人が手に持っているのは露店でかった記念のキーホルダー。長い付き合いは出来ないとはいえ、彼女とは良い友人のままでいられると思いきや...!

主人公 美夕の高校での制服姿が←これ。基本、美夕は着物か制服の2着のみ。
それゆえ、井上千里の親友からも、おかしいと怪しまれる。

鹿島 由香利(かしま ゆかり)

鹿島 由香利(かしま ゆかり)(真ん中後ろ向き)、青木 久絵(あおき ひさえ)(右横顔)。井上の親友2人。古いアニメゆえかイラストがこんなのしかなく、申し訳ありません。右の鹿島はボーイッシュで運動が得意。後ろ向きの真ん中ポニーテールの青木は眼鏡を掛けていて知性派の女の子。
共に、だんだんと主人公の服装や言動に怪しさをもち、最後には主人公の意思とは関係なく、二人とも物語に巻き込まれていく。

まとめ

本当は、「神摩」画像のいくつかも載せたかったのですが、画像がさがせず申し訳ないです。
右イラストは、美夕には珍しいリラックスイラスト。
基本、一話完結型のアニメですが、最後がどういう終わり方になるのか読めず、
且つ徐々にホラー的要素も加わってくる展開です。ビジュアルが良いので飽きずに楽しめるかと思われます。

keeper
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