戦争を題材にしたミリタリー系漫画まとめ!『マージナル・オペレーション』など

ここでは戦争を題材にしたおすすめミリタリー漫画をまとめた。民間軍事会社に入社した男性が現実の戦争と向き合う『マージナル・オペレーション』、ナチスドイツに対抗するゲリラ活動に身を投じる少年を描いた『石の花』などを紹介している。

GROUNDLESS-隻眼の狙撃兵-

その娘は復讐を決意した

内乱が続くアリストリア島。
島で武器商を営むウォルドロン夫妻は、軍から銃の大量発注を受けるが、
それは反乱軍と裏で繋がっていたグレゴリオ島軍大佐の罠だった。
目の前で夫を殺され、娘を奪われ、自身も左目を潰されたソフィアは、
唯一残された形見の狙撃銃を手に、復讐を決意する――。

帯に「ミリタリーファンも納得の描写!!」とあって嘘っぽいが、実際に考察はしっかりしている印象。敵味方含めて何人かは良くキャラクターが立っており、これも魅力の一つ。

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GROUNDLESS(2)-第三穀倉地域接収作戦-

極限状況に晒された人間たち

島で起きた反乱軍の蜂起により、街は物流を遮断され、深刻な食糧難に陥っていた。
事態を重く見た市長は、自警団に対して、穀倉地域の接収を命じるが、そこは既に反乱軍の拠点と化していた…。

自分も戦いの渦中に居るかのように、感じれるほど、とても熱い展開になっていきます。

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GROUNDLESS(3)-死神の瞳-

復讐を果たした者に残るものとは

自警団を離れたソフィアは、誰もいない部屋で自らに銃口を向けていた。復讐を果たし、人を殺す理由と生きる意味を失った彼女に、モンドは兵士が戦う理由を説く。

1巻からまとめ買いして読んだけど、面白い。設定も練り込まれているし、絵も見やすく進化している。

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Web漫画として「GROUNDLESS-アリストリア改国戦記」も配信。(Kindle版も販売中)

-あらすじ-
140年近く前、大陸系(白人)が支配したアリストリア島。
複数の血統がせめぎあいながらも大陸系が統治してきたこの島国に疫病が起こり、
それに伴って大陸から一方的な交易封鎖がなされる事態が発生する。
今や島の統治は乱れ、各地で武器や物資の略奪が起こる紛争状態に陥りつつあった。
混血児であるソフィアは大陸系武器商の妻として生きていたが…
架空世界を舞台としたミリタリーファンタジー漫画。
パブーで前後編に分けて無料公開していた#01.隻眼の狙撃兵を一話として収録
引用 : COLDTURBINE

大砲とスタンプ

その部隊は「紙の兵隊」と呼ばれていた

大公国には陸海空の三軍の他に、補給・輸送を主任務とする「兵站軍」が存在する。デスクワークが多く命の危険が少ない兵站軍将兵は、他の兵士たちから「紙の兵隊」と呼ばれ蔑まれていた。そんな「紙の兵隊」になったばかりのマルチナ・M・マヤコフスカヤ少尉は、占領地アゲゾコ要塞の補給廠へ配属を命じられる。士官学校同期の中でもっとも早い任地入りに胸を弾ませるマルチナだったが、2年前からの戦争で占領されたアゲゾコ市には主敵・共和国寄りの住民も多く、要塞の駐屯軍にも腐敗がはびこり、真面目な彼女にとっては衝撃的な職場だった。

読みやすい。
絵がポップで可愛いのも要因のひとつと思いますが、一番大きいのはその親切さ。
知識が無い層にもアピールできるように、ちゃんと分かりやすくかつ面白く描いてくれています。
作者様の拘りなのか、要塞や戦車の細かい説明が入っているのもまた良い。超初心者には分かりやすくて助かります。

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出典: cdn.moae.jp

特攻の島

「俺は何のために生きているんだ?」

10代の少年たちが集まる海軍の訓練機関で日々を過ごしていた渡辺裕三には、そんな疑問があった。その渡辺たちに、突如、ある特殊兵器への募集がかかる。募集にあたっての説明は「生還を期さない兵器」というだけだった。漠然とした不安を抱えながらも志願した渡辺たち100名は、瀬戸内海に浮かぶ、ある「島」へと送られる。 その「島」で少年たちが目にしたものは…!

「特攻隊」この言葉を聞いたのほとんどの日本人は『神風特攻隊』を思い浮かべるだろう。私もそんな日本人のひとりだ。『神風特攻隊』は多くの小説やドラマの題材として取り上げられ、多くの人の知るところとなっている。そんな「空の特攻隊」に対して、「海の特攻隊」という部隊も存在した。それが、このマンガで取り上げられている人間魚雷部隊『回天特攻隊』である。

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出典: blog.so-net.ne.jp

蒼き鋼のアルペジオ

少女たちが世界を滅ぼす…

21世紀初頭、人類は温暖化の影響により地上での版図を大きく失った。そこへ突然、世界各地へ霧と共に謎の超兵器を搭載した第二次世界大戦時の軍艦群が出現。意思を持ち、“霧の艦隊”と呼ばれるその軍艦群に人類は敗北を喫し、制海権を失って海上に出られなくなった。17年後、士官候補生の千早群像とその仲間達は、人類側についた“霧の艦隊”の潜水艦・イ401に乗り込んで、その艦のメンタルモデルであるイオナと共に“霧の艦隊”と戦う。

戦記ものと書くと堅苦しい、「男ばっかりの世界」と連想する人多数かと思うが、この作品は敵方の戦艦が個々に擬人化した女性形態を取ることで上手く作品の本来持つであろう「堅苦しさ」を中和。結果としてファンタジー要素を上手く絡めた「海洋SF戦記」として昇華された。

出典: www.manngareview.com

パンプキン・シザーズ

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@lunarielk8

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