『メガロマン』とは、1979年に放送された東宝制作の特撮番組である。第3次ウルトラブームの中で制作されたもので、たてがみという目立つビジュアルやアクションに中国拳法を取り入れた点が特徴となっている。ロゼッタ星を征服した黒星族の地球侵略に対し、亡命者の母を持つ獅子堂たかしが炎の超人に変身して立ち向かう。物語後半では、敵の司令官キャプテン・ダガーが生き別れた双子の弟だったという過酷な運命と兄弟対決が描かれた。漫画版では雁屋哲が原作を書き下ろしたことでも知られる一作である。
本作のヒロインで、たかしの恋人。高嶺壮源の娘であり、設定年齢は17歳。
第2話からメガロン・ブレスレットを使用し、ピンク色のレオタード型エナジースーツを装着して戦列に加わる。主にインベーダー(黒星族の歩兵)との近接戦闘を担当する。制作当初は「敵であるダガーに心を揺さぶられる」というドラマチックな設定案もあったが、劇中では一貫してたかしを支える献身的な姿が描かれた。
由利 兵介(ゆり ひょうすけ/演:保積ぺぺ)
たかしと共に戦う青年で、設定年齢は17歳。黄色のエナジースーツを装着する。兄が一也という新聞記者であるため、自身の正体を秘密にする苦労を抱えながら戦っている。
物語終盤の第29話では、黒星族に囚われ怪獣テロギラスへと改造されてしまうという悲劇に見舞われた。また、彼の故郷である奥多摩の村がダム建設により湖底に沈んでいるという寂しい過去も語られている。
黒川 精次(くろかわ せいじ/演:ジミー荒木)
左から二番目が黒川精次
青いエナジースーツを着用して戦う17歳の青年。実家は自動車修理工場を営んでおり、父親にも自警団としての活動を伏せている。
第25話において、ベーロックが放った暗殺用の短刀からたかしを庇い、命を落としてしまう。死の直前まで、怪獣ザターンを前に苦戦するメガロマンを激しく鼓舞し続け、戦士として壮絶な最期を遂げた。
猿 一平(ましら いっぺい/演:橋満耕司)
メンバー最年少の12歳。緑色のエナジースーツを身にまとい、小柄な体躯を活かした「猿拳」のような身軽な動きと、当時流行していたゲームになぞらえた「スペースインベーダーごっこ」というユニークな戦法を駆使する。
実家はラーメン屋であり、両親には内緒で地球防衛の一翼を担っている。
高嶺 壮源(たかみね そうげん/演:井上孝雄)
高嶺中国拳法会の師範で、たかしたちの厳格な師匠。獅子堂剛とは旧知の仲であり、剛からの手紙によってたかしとマリの素性を知り、自身の道場の土地を彼らに住居として提供した。
親友であった国防省の司令官・神谷が暗殺されたことを受け、彼の遺志を継いで国防省防衛隊の司令官に着任する。最終局面では敵の計略により囚われるが、救出された後に仇敵ベーロックと相打ちになり、その生涯を閉じた。
黒星族
キャプテン・ダガー(演:北詰優基)
地球侵略部隊の若き司令官で、その正体はたかしの生き別れた双子の弟・獅子堂 ひろしである。3歳の時に戦火の中で黒星族のスメラー総統に拾われ、侵略者としての教育を叩き込まれて育った。第11話では、自分を解任しようとしたスメラーに反旗を翻し、彼を怪獣ヌンチャクへと改造して殺害。その後はスメラーの黄金仮面を奪い「ダガー総統」として全権を掌握した。最終回、実の両親から出生の秘密を告げられても「情愛などは湧かぬ」と一蹴。自ら仮面怪獣ダガーに変貌して兄メガロマンに最後の戦いを挑むが、必殺のメガロンブレーダーに敗北。最後は人間の姿に戻り、家族に見守られながら静かに息を引き取った。
スメラー総統
黒星族の最高支配者であり、当初はロゼッタ星から地球侵略の指揮を執っていた。仮面に隠された素顔は謎に包まれている。拾い上げて育てたダガーを道具のように扱っていたが、その冷酷さが仇となり、反乱を起こしたダガーによって自ら怪獣合成装置にかけられてしまう。改造された姿である「怪獣ヌンチャック」としてメガロマンを苦しめるが、最終的に撃破された。
ベーロック(演:黒部進)
ダガー総統の右腕として怪獣軍団の運用や侵略兵器の開発を担う邪悪な科学者。精次を死に追いやるなど卑劣な手段を好むが、自身の息子であるハイムが怪獣化の命令を下された際には激しく葛藤するなど、一人の親としての感情を覗かせた。最後は高嶺壮源との死闘の末、共に致命傷を負い、最終兵器デスパーを起動させた直後に絶命した。
その他
由利 一也(ゆり かずや/演:西田健)
兵介の兄であり、正義感の強い新聞記者。頻発する怪獣事件の裏側に不自然なものを感じ、真相を追っている。弟がエナジースーツを着て戦っている事実には気づいていない。
『メガロマン』の武器・必殺技
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目次 - Contents
- 『メガロマン』の概要
- 『メガロマン』のあらすじ・ストーリー
- ロゼッタ星の悲劇と地球への逃亡
- 炎の超人メガロマンの誕生
- 宿命の兄弟対決
- 『メガロマン』の登場人物・キャラクター
- 地球・たてがみ族
- 獅子堂 たかし(ししどう たかし/演:北詰優基)
- 獅子堂 マリ(ししどう マリ/演:高林由紀子)
- 獅子堂 剛(ししどう ごう/演:川津祐介)
- 高嶺 ラン(たかみね ラン/演:杉まどか)
- 由利 兵介(ゆり ひょうすけ/演:保積ぺぺ)
- 黒川 精次(くろかわ せいじ/演:ジミー荒木)
- 猿 一平(ましら いっぺい/演:橋満耕司)
- 高嶺 壮源(たかみね そうげん/演:井上孝雄)
- 黒星族
- キャプテン・ダガー(演:北詰優基)
- スメラー総統
- ベーロック(演:黒部進)
- その他
- 由利 一也(ゆり かずや/演:西田健)
- 『メガロマン』の武器・必殺技
- サイクロン・キック(旋風脚)
- タイガー・クラッシュ(猛虎硬爬山)
- メガロン・ファイヤー
- メガロン・ブレード
- レーザー・ミサイル
- 『メガロマン』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 海外でも放映されていた『メガロマン』
- 『メガロマン』の主題歌・挿入歌
- OP(オープニング):水木一郎「行け!行け!メガロマン」
- ED(エンディング):水木一郎「我が心のロゼッタ星」
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