ゾンビランドサガ リベンジ(ゾンサガ リベンジ)のネタバレ解説・考察まとめ
『ゾンビランドサガ リベンジ』とは、MAPPAによるアニメ作品で、2018年に放送され好評を博した『ゾンビランドサガ』の続編。
アイドルを志すも、不慮の交通事故で死亡した高校生源さくら。しかし死んだはずの彼女は巽幸太郎という謎の青年によってゾンビとして復活、同様にゾンビ化した六人の少女たちと共にアイドルグループ「フランシュシュ」を結成することとなる。「過疎化に悩む佐賀県を救え」と巽に命じられたさくらは、個性豊かな仲間たちとアイドル活動を続けていくが、それぞれの生前の因縁がその道を阻んでいく。
CV:宮野真守
明治十五年頃、今でいう佐賀で暮らしていた青年。この頃、佐賀は明治七年に起きた佐賀戦争(佐賀の乱)の影響で割譲されて周囲の県に組み込まれてしまっていた。父の世代が命を懸けて守ろうとした、育ての親である徐福が愛した佐賀を取り戻そうと、ビラを作ってはこれを配ることを繰り返していた。
身請け先の政府高官があっさり病死してしまったため、一人静かに暮らしていたゆうぎりと知り合い、その美貌としとやかな性格に憧れて熱を上げる。一方のゆうぎりも知り合いのいない土地で初めてできた友人として百崎に気を許し、次第に彼の活動を支援するようになっていく。
彼女の支援もあり、佐賀復活のための運動は徐々に活気づいていくも、武力によって佐賀を取り戻そうという過激な意見を次第に抑えられなくなっていく。ついには仲間内の過激派の武力蜂起を許し、結果としてその首謀者となるも、ゆうぎりの計らいと彼女が身代わりとなってくれたことで生き延びる。
自らの過ちを悔い、それでもなお活動を続け、今でいう佐賀県の復活に大きな貢献を果たした。
伊東正太郎(いとう しょうたろう)
CV:内山昂輝
百崎の友人。二年ほど前、“佐賀を取り戻そうと熱心に活動している男がいる”と聞いて彼に接触し、次第に親しくなる。「今さら佐賀を取り戻して何になる」と百崎の活動には否定的だが、彼個人のことは気に入っているらしく、「真っ当な職に就け」と助言したり「お似合いだし所帯を持ったらどうだ」とゆうぎりとの仲を冷やかしたりしている。
百崎の活動が実を結び始めた際、これを密書に認めてどこかに報告している。その正体は明治政府の密偵で、佐賀戦争後に潜伏した逆賊の監視のために送り込まれた存在。佐賀復活のために邁進する百崎は特に警戒すべき人物として注目していたが、当時の政府や国家の在り方には諦観を交えた憤りを抱いており、百崎の掲げる理想にいつの間にか本気で惹かれていった。
百崎の仲間たちが武装蜂起した際、被害が出る前にこれを鎮圧。望まぬままその首謀者となった百崎も手にかけようとするも、彼と彼の理想を守るために立ちはだかったゆうぎりに阻止される。この時点でゆうぎりの思惑をおおよそ察し、すでに百崎を逃がすために必要な手立てが整えられていることを見越して、彼女に斬られる形で死亡。“百崎こそが反乱の首謀者である”ことを確実に知る政府側唯一の人間である自分が、その情報を上に伝えないまま死ねば、うまくすれば百崎を助けられるという判断だった。
ゆうぎりが百崎の身代わりとなって(自らが反乱の首謀者だと偽って)死ぬつもりであることも薄々理解していたのか、死の間際に彼女に「貧乏くじを引かせた」と詫びている。
『ゾンビランドサガ リベンジ』の主題歌・挿入歌
OP(オープニング):フランシュシュ『大河よ共に泣いてくれ』
ED(エンディング):フランシュシュ『夢を手に、戻れる場所もない日々を』
目次 - Contents
- 『ゾンビランドサガ リベンジ』の概要
- 『ゾンビランドサガ リベンジ』のあらすじ・ストーリー
- これまでのフランシュシュ
- マイナスからのリスタート
- 出会いと別れとゾンビバレ
- 佐賀事変
- 天変地異とリベンジライブ
- 『ゾンビランドサガ リベンジ』の登場人物・キャラクター
- フランシュシュ
- 源さくら(みなもと さくら)
- 二階堂サキ(にかいどう さき)
- 水野愛(みずの あい)
- 紺野純子(こんの じゅんこ)
- ゆうぎり
- 星川リリィ(ほしかわ りりぃ)
- 山田たえ(やまだ たえ)
- フランシュシュ関係者
- 巽幸太郎(たつみ こうたろう)
- ロメロ
- 楪舞々(ゆずりは まいまい)
- その他
- マスター
- 警察官A(けいさつかんえー)
- デスおじ
- ホワイト竜(ほわいとりゅう)
- 詩織(しおり)
- 大空ライト(おおぞら らいと)
- 大古場新太(おおこば しんた)
- 百崎喜一(ももさき きいち)
- 伊東正太郎(いとう しょうたろう)
- 『ゾンビランドサガ リベンジ』の主題歌・挿入歌
- OP(オープニング):フランシュシュ『大河よ共に泣いてくれ』
- ED(エンディング):フランシュシュ『夢を手に、戻れる場所もない日々を』