HITMAN 2(ヒットマン2)のネタバレ解説・考察まとめ
『HITMAN 2』とは、「暗殺」をテーマにしたステルスアクションゲームである。発売元はワーナー・ブラザース・エンターテインメントであり、本作は『HITMAN』シリーズの第7作目となる。本作の主人公は伝説の暗殺者「エージェント47」だ。「エージェント47」の目的は「暗殺」ただ一つ。プレイヤーは太陽光が焦げ付く街中、危険な熱帯雨林などのサンドボックス型のステージを舞台に暗躍する。「エージェント47」だからこそできる変装、潜入、工作、攪乱を駆使した多種多様な暗殺方法でターゲットを仕留めることが可能。
ミッションストーリー
ミッションストーリーとは各ステージに用意されている1つの小さな物語のようなものだ。本作には複数のミッションストーリーが用意されている。ミッションストーリーに従って進めることで暗殺ターゲットを特定の場所に呼び出すことが出来るため、特定の暗殺方法を実行しやすくなる。また、ターゲットに関してのミニ情報やメインストーリーをより詳細に把握するための情報を手に入れることができる。暗殺ターゲットをどのような方法で暗殺するか分からない、どう動けばよいかわからないといったプレイヤーはまずはミッションストーリーに従って進めると良い。
ミッションストーリーは、メニュー画面で選択することができる。進めたいミッションストーリーを選択すると、そのミッションストーリーに紐づいた行動の指示がマーカーによって示される。示されたマーカーの指示をクリアしていくことでミッションストーリーは完了する。しかし、ミッションストーリーのターゲットをすでに暗殺している状態であるとそのミッションストーリーは選択することができない。そのような場合は再度リプレイをするしかない。
チャレンジ
チャレンジは各マップに用意されたものである。各マップごとに多種多様なチャレンジが存在している。チャレンジを達成することでXPが入手できる。
暗殺スコア
このゲームには暗殺のスコアも設定されている。ミッションを完了すると、自分の行動に応じたスコアが表示される。ターゲット以外のNPCを暗殺・気絶させることもできるが、遺体や気絶している様子を他のNPCに発見されるとスコアが減点となる。その他にも、エージェント47がNPCに怪しまれる、監視カメラに写ってしまうことで減点される。最高スコア「サイレントアサシン」を獲得したいのであれば、誰にも気づかれることなく、違和感を与えることなくターゲットのみを暗殺する必要がある。
マスタリーレベル
各マップにはマスタリーレベルが設定されている。このマスタリーレベルが上がるごとによって、開始地点の選択肢の増加、持ち込みアイテムの増加といった恩恵を得られる。持ち込みアイテムの増加によって特定の暗殺方法も容易になり、より高スコアを目指すことができるようになる。
ゲームモード
本作ではストーリーモード、ワールド・オブ・アサシネーション、スナイパーアサシンモード、ゴーストモードの計4つのモードが用意されている。
ストーリーモード
ストーリーモードは本作のストーリーを進めていくモードである。本作ではストーリーに応じた計7つのマップが登場する。本作のストーリーは前作から引き続いているので、前作をプレイすることでストーリー全体を把握できる。
ワールド・オブ・アサシネーション
ワールド・オブ・アサシネーションとは、前作の『HITMAN1』で登場した6つのマップ(パリ、サピエンツァ、マラケシュ、バンコク、コロラド、北海道)がプレイできるモードである。このモードをプレイすることによって、前作『HITMAN1』のストーリーも把握できるようになっている。
ワールド・オブ・アサシネーションでプレイできる『HITMAN1』のマップは最新レベルまでリマスターされている。また、『HITMAN 2』で追加されたステルス機能、ピクチャー・イン・ピクチャー機能、新アイテムの要素も反映される。
スナイパーアサシンモード
スナイパーアサシンモードとは、スナイプ(狙撃)に特化した高難易度のゲームモードである。プレイヤーはスナイパーライフルを使い、3人のメインターゲットとターゲットを守るボディガードを狙撃して暗殺することでミッションクリアとなる。制限時間は15分であり、この時間内でミッションクリアをしなければならない。
このモードはソロプレイとオンラインマルチプレイ(最大人数:2人)に対応している。ソロプレイの場合、プレイヤーが操作するのはエージェント47である。扱えるスナイパーライフルは、本作のストーリー中でもエージェント47が使用しているおなじみのスナイパーライフルである。オンラインマルチプレイの場合は、ストーン(男性キャラ)とナイト(女性キャラ)のどちらかをプレイヤーは操作することになる。扱えるスナイパーライフルはストーンとナイトそれぞれで違ったスナイパーライフルとなる。マルチプレイではエージェント47は操作できない。
このモードには多くのチャレンジ要素が存在している。これらは残り時間に余裕がある場合やプレイに慣れてきた場合に挑戦することができるやりこみ要素の一つである。
ゴーストモード
目次 - Contents
- 『HITMAN 2』の概要
- 『HITMAN 2』のあらすじ・ストーリー
- これまでのあらすじ
- ナイトコール
- フィニッシュライン
- 三首の蛇
- 雲を掴むような話
- 帰郷
- アナザーライフ
- アーク・ソサエティ
- 『HITMAN 2』のゲームシステム
- 基本的な流れ
- 変装システム
- インスティンクト
- 『HITMAN 2』で実装された新システム
- ミニマップ
- 監視カメラ
- ステルス機能
- ピクチャー・イン・ピクチャー
- ミッションストーリー
- チャレンジ
- 暗殺スコア
- マスタリーレベル
- ゲームモード
- ストーリーモード
- ワールド・オブ・アサシネーション
- スナイパーアサシンモード
- ゴーストモード
- 『HITMAN 2』の登場人物・キャラクター
- シリーズを通しての重要人物
- エージェント47
- ダイアナ・バーンウッド
- ルーカス・グレー(=影のクライアント)
- オリヴィア・ホール
- ヤヌス
- アーサー・エドワード
- オルトマイヤー
- エージェント47の暗殺ターゲット
- アルマ・レイナード
- ロバート・ノックス
- シエラ・ノックス
- リコ・デルガド
- アンドレア・マルチネス
- ホルヘ・フランコ
- ワジール・カレ
- ヴァーニャ・シャー
- ダウッド・ランガン
- 『HITMAN 2』のアイテム
- 遠距離武器
- ICA19
- Sieger 300 Ghost
- Druzhina 34
- Bartoli 12G
- Bartoli 12G Short H
- Bartoli 75R
- コウモリ型の手裏剣
- 近接武器
- ブリーフケース
- ツールボックス
- カーバッテリー
- ハンマー
- 消火器
- ファイバーワイヤー
- イヤフォン
- ネックレス
- ロボットの腕
- アンピュテーション・ナイフ
- カーブドナイフ
- 理容師用のカミソリ
- 野球バット
- バトルアックス
- 砂糖袋
- 便利系
- 使い捨てスクランブラー
- コイン
- リンゴ
- アプリコット
- 爆破物
- コンカッショングレネード
- 火薬袋
- 薬品
- ボツリヌス毒素
- 催吐用注射器
- 『HITMAN 2』の用語
- 組織
- ICA(International Contract Agency)
- プロヴィデンス
- KGB
- 『HITMAN 2』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 発売元がスクエアエニックスからワーナー・ブラザース・エンターテインメントに変更
- エージェント47の特殊な脱出方法
- イルカに乗って脱出
- スポーツカーに乗って脱出
- 空を飛びながら脱出
- 傘を使って脱出
- 木のイカダに乗って脱出