5時から9時まで(漫画・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『5時から9時まで』とは、相原実貴の手掛けた恋愛漫画で、『5→9〜私に恋したお坊さん〜』のタイトルでドラマ化された作品。英会話講師の主人公、桜庭潤子が見合い相手の僧侶・星川高嶺と関係を持ってしまった事から始まる恋愛群像劇だ。
ドラマ版では桜庭潤子を石原さとみが、星川高嶺を山下智久が演じた。「第87回ザテレビジョンドラマアカデミー賞」の「主演女優賞」や「助演男優賞」、「第25回年間ドラマ大賞2015」の「主演女優賞」などを受賞した人気作品だ。

英会話学校本部教務トレーナーの主任を務める男性。潤子の能力を高く買っており、恋に惑う彼女に仕事に生きることを勧め、本部に来るように求めてくる。まさこから見れば、彼もまた潤子に惹かれている一人だと言う。

星川天音(ほしかわ あまね/演:志尊淳)

高嶺の2歳違いの弟。京都弁で話す。寺の息子という立場から、修行のため多感な少年期に親元から引き離され京都で育つ。兄である高嶺のことが大好きであったが、自らが京都へと送られようとした際に助けを求めたにも関わらず高嶺に一蹴されたことで、高嶺に対して逆恨みじみた思いを抱くようになり、「高嶺の大切なものをすべて奪う」という気持ちが芽生え、潤子との仲を妨害しようとする。

『5時から9時まで』の用語

ELA(English Language Academy)

ドラマ版のELAのエンブレム。

桜庭潤子が非常勤講師を務めている英会話学校。正式名称は「English Language Academy」だが、基本的には略称の「ELA」で呼ばれる。潤子が在籍しているのは神田校。

一橋寺

ドラマ版のロケ地となった、埼玉県の能仁寺。

星川高嶺が跡取りとなる予定の寺。檀家数の多い大きな寺で、イベントが開かれると高嶺の嫁入りを希望する女性が殺到する。

ハチヤハーレム

タワーマンションで開かれる、蜂屋蓮司主催のパーティー。表向きは「誰かの誕生日」という名目だが、その実態はただの合コンだ。

『天気晴朗ナレドモ波高し』

山渕百絵がハマっているBLゲーム。海上自衛隊を題材にしている。野神貴一郎の娘も夢中になり、学校の成績が落ちた。

『5時から9時まで』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

・「おめでとうございます。お誕生日、おめでとうございます。それだけが言いたくて、会いに来てしまいました」 星川高嶺

・「心に嘘をつきましたね。目を見ればすぐにわかります。私の前では、無理をしなくていいんですよ」 星川高嶺

・「私の前から勝手に消えるなんて、許しませんから」 桜庭潤子

・「潤子さん…結婚して差し上げます。やはり、あなたには私しかいません」 星川高嶺

・「あなたでなきゃいけないからです。わからなくて苦しくて、それなのになぜだかとても嬉しくて、こんな気持ち初めてなんです。離れていると、すぐにあなたに会いたくなる。ずっとそばにいたいんです」 星川高嶺

・「大体、あなたには隙が多すぎます。だからどんな時も私はあなたをそばに置いておかなければいけない」 星川高嶺

・「あなた以上に大切なものなど、この世にはありません」 星川高嶺

・「逢いたい時に逢えるって、当たり前のことじゃないんだぞ」 清宮真言

・「ただ一つ、お伝えするのを忘れていたことがあります。なぜあなたのことが好きなのか。あなたでないといけないのか。あなたが…桜庭潤子さんだから」 星川高嶺

『5時から9時まで』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

作者・相原実貴の姉は英会話スクール講師

本作の舞台が英会話学校なのは、作者・相原実貴の姉が英会話スクールで講師をしていたことが元ネタとなっている。スクールで巻き起こる恋愛沙汰やトラブルなどの話を聞いており、「面白いなあ」と思ったところから始まった。

潤子のモデルは作者の大学時代の友人

主人公の潤子は、作者・相原実貴の大学時代の友人をイメージして作られた。アメリカへの憧れが強いけど、結婚についてもいろいろと考えている人だったそうだ。アメリカの憧れが強いからこそ、「そこに思いきり和風な男性をぶつけてみたらどうなるだろう」と思い、相手の男性は僧侶という設定になった。

『5時から9時まで』の主題歌

主題歌:back number「クリスマスソング」

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