アンという名の少女(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『アンという名の少女』は、カナダのCBCとNetflix共同製作の、ルーシー・モード・モンゴメリの小説『赤毛のアン』を基としたドラマシリーズである。シーズン1から3までの全27話。2017年~2018年にシーズン1、2が、シーズン3が2019年~2020年にかけてカナダCBC放映・Netflix配信された。NHKでも2020年9月からシーズン1が全8話構成で地上波放送され話題を呼ぶ。小説『赤毛のアン』は何度も映像化されて多くのファンを魅了してきたが、ついに「新生・赤毛のアン」が誕生した。
吹き替え:上田真紗子
想像力が豊かな13歳。ノヴァスコシアの孤児院からカスバート兄妹に引き取られ、天性の大胆さとおおらかさで関わる人たちを魅了していく。生後3カ月で両親を亡くし、人知れず、自分のルーツにこだわり続ける孤独一面を抱えている。
マリラ・カスバート(演:ジェラルディン・ジェームズ)
吹き替え:一柳みる
確固たる自分の信念に基づいて生きてきた独身女性。アンにも厳しく接するが、心根は優しい。変化を好まない性格だったが、アンの影響で、次第に自分の殻を破り、魅力的な女性へと変身していく。
マシュー・カスバート(演: ロバート・ホームス・トムソン)
吹き替え:浦山迅
アンを引き取るのに力を貸してくれたマリラの兄。農場経営を一手に引き受け、質素な暮らしぶりだが、アンのためには出費も惜しまない。心臓に持病を抱えており、農場の手助けをしてくれる少年を雇い入れる。
ジェリー・ベイナード(演:エイメリック・ジェット・モンタズ)
吹き替え:霧生晃司
グリーンゲイブルズに雇われたフランス人の少年。マシューを支える労働力してカスバート家に重宝されている。ダイアナに一途な思いをつのらせる
ダイアナ・バリー(演:ダリラ・ベラ)
吹き替え:米倉希代子
隣家に住む裕福な家庭の長女。アンと出会った日に親友になる。思いやりがあり、他人の気持ちへの理解力に優れ、誰からも一目置かれる存在。どんな時もアンの味方でいてくれる頼もしい存在である
エリザ・バリー(演:ヘレン・ジョンズ)
吹き替え:加納千秋
ダイアナの母。上昇志向が強く、妥協を許さない頑固さを持つ。ダイアナを裕福な相手と結婚させるのが夢で、大学よりもパリの花嫁学校へ行かせようとしている。
ウィリアム・バリー(演:ジョナサン・ホームズ)
吹き替え:霧生晃司
ダイアナの父の実業家。妻に頭が上がらないジレンマを抱えて生きてきたらしい様子がうかがえる。自力での成功を求めるあまり、分別が働かない時もある。
ミニー・メイ・バリー(演:ライアン・キエラ・アームストロング)
吹き替え:森千晃
年の離れたダイアナの妹。無邪気な言動が周囲を和ませる。厳しい母の命令にも素直に従うが、ダイアナを手本に育ってきたことに苛立ちを見せるようになる
ジョセフィン・バリー(演 : デボラ・グローバー)
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目次 - Contents
- 『アンという名の少女』の概要
- 『アンという名の少女』のあらすじ・ストーリー
- カスバート家とアンの出会い
- 学校生活
- 農場の危機
- 詐欺師
- ギルバートとの関係
- ルーツ探し
- その後の騒動
- 結末
- 『アンという名の少女』の登場人物・キャラクター
- アン・シャーリー(演:エイミーベス・マクナルティ)
- マリラ・カスバート(演:ジェラルディン・ジェームズ)
- マシュー・カスバート(演: ロバート・ホームス・トムソン)
- ジェリー・ベイナード(演:エイメリック・ジェット・モンタズ)
- ダイアナ・バリー(演:ダリラ・ベラ)
- エリザ・バリー(演:ヘレン・ジョンズ)
- ウィリアム・バリー(演:ジョナサン・ホームズ)
- ミニー・メイ・バリー(演:ライアン・キエラ・アームストロング)
- ジョセフィン・バリー(演 : デボラ・グローバー)
- レイチェル・リンド(演 : コリーン・コスロ)
- ギルバート・ブライス(演:ルーカス・ジェイド・ズマン)
- セバスチャン・ラクロア(演:ダルマー・アブゼイド)
- メアリー・ラクロア(演 : カーラ・リケッツ)
- プリシー・アンドリュース(演:エラ・ジョナサン・ファーリンガー)
- ビリー・アンドリュース(演:クリスチャン・マーティン)
- ジェーン・アンドリュース(演:リア・パッパスケンムプス)
- アンドリュース夫人(演:ジャネット・ポーター)
- ルビー・ギリス(演:カイラ・マシューズ)
- ジョーシー・パイ(演:ミランダ・マッキーオン)
- パイ氏(演:アモス・クローリー)
- ティリー・ボウルター(演:グレンナ・ウォルターズ)
- コール・マッケンジー(演:コーリー・グルーター・アンドリュー)
- ムーディ・スパージョン(演:ジェイコブ・ウルスマルゾ)
- ミュリエル・ステイシー(演:ジョアンナ・ダグラス)
- ジェニー(演:ブレンダ・バジネ)
- ウィニフレッド・ローズ(演:アシュリー・スチュワート)
- ローズ氏(演:テッド・アサートン)
- カクウェット(演:キアウェンティオ・ターベル)
- 『アンという名の少女』の用語
- クループ
- バーンダンス
- ベルテイン祝祭
- 「キャメロット」ランスロットとグネヴィア
- 『アンという名の少女』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- アン「ひと思いに切って。心が潰れそうだわ。髪を切る間嘆いていてもいい?こんなの無粋な悲劇よ」
- ジョセフィンおばさん「いいのよ。どうぞ座って。彼女は涙が好きだった。私と違って感性が豊かな人だったのよ。私は気持ちを抑えがちだけど、彼女は幅広い感情を表現できたわ。彼女の目を通すと世界は色とりどりに輝くの。私の世界も染めた。自分らしさを出せたのは彼女の前が初めて」
- マシュー「アンも予想外だった。愛というのは勝手に乗り込んできて、引っかき回す。それまで平穏に流れていた生活を。戻りたくはない」
- ステイシー先生「愛は無限のものであり、たとえ新しい愛がやってきても、あなたとアンの絆は揺るがない。でも同時に愛は脆い。大切に育てないと失われてしまう」
- バッシュ「ハチだって踊る。何が問題だ?」
- バッシュの母・ヘイゼル「白人のメイドを雇ったのか」
- 名シーン・名場面
- 『アンという名の少女』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 馬車でハリファックスには行くことはできるのか
- 『アンの世界』が満喫できるプリンスエドワード島
- 全世界で愛されるアン
- 『アンという名の少女』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:The Tragically Hip『Ahead by a Century』