最果てのパラディン(ラノベ・漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『最果てのパラディン』とは、柳野かなたによる小説投稿サイト『小説家になろう』で2015年5月1日に連載開始された日本のライトノベル。2017年9月25日には、奥橋睦によるコミカライズ版がWebコミック誌『コミックガルド』で月刊連載開始。また2021年10月からはテレビアニメが製作されている。「転生もの」に分類される作品であり、前世の記憶を持ちながら、辺境の地で不死者(アンデッド)に育てられた少年が主人公の異世界ファンタジー。その重厚な世界観に圧倒されると人気がある作品だ。

世界から実体を失った神々が、ごくごく稀に遣わす分身体。作中では、スタグネイトが打たれた後「木霊(エコー)」を召喚していた。それは彼方の世界からこの世界への、神の呼びかけの反響であると考えられ、「木霊(エコー)」と呼ばれている。

四重魔法投射(クワドラブルキャスト)

本来では複数人での儀式が必要な「ことば」を単独で運用するため、高度な技術が必要な高位魔法。「彷徨賢者(ワンダリングセイジ)」の秘術のうちでも、最大の絶技。

聖痕(スティグマ)

神による罰や呪い、祝福により刻まれた痕跡全般を言う。具体的には、ウィルの祝祷術(しゅくとうじゅつ)による火傷などを指す。その傷跡は神による癒しか剥奪でしか消えない。「聖痕(スティグマ)」は刻まれていることによって様々な効果を及ぼす。効果は神によって異なるが、地母神マーテルの「聖痕(スティグマ)」は高い病毒耐性を与えられる。

聖なる灯の導き(ディバイントーチ)

灯火の女神グレイスフィールが、信徒に与える独自の祝祷の一つ。その加護は、祈りを込めて動作を行うことで、迷える魂に安らぎと導きを与え浄化する。作中では、スタグネイトが召喚した不死者を、ウィルが剣で薙ぎ払い浄化していた。

エルフ

かつて始祖神が創った精霊を祖先とし、水と緑を司る女神、レアシルウィアの眷属となった長寿の種族。多くは深い森に住まい、すぐれた魔法や妖精使いのわざを扱う。エルフ語という独自の言語も持っており、メネルにはその血が流れている。

妖精

自然現象に介在してその働きを助ける。メネルは作中で、妖精のことばを介して妖精を自在に使役し、ウィルをサポートしていた。

妖精使役

妖精と言葉を交わし、使役するわざ。魔法や祝祷術(しゅくとうじゅつ)に対して妖精の使役は、曖昧で気まぐれな妖精たちへの共感と受容、彼らに共鳴する感性がなければ行使することができない。メネルはこれを自在に使え、ウィルを戦闘面で多くサポートしている。

妖精使い

妖精使いは妖精を使役する。メネルが精霊を扱えるのは、聖霊神の眷属であるエルフが同じ精霊の眷属と親和性が高いためである。

公衆浴場(バルネア)

銭湯のようなもの。水は清めの言葉によって透き通っており、混んでいる事を除けば素晴らしい浴場。お風呂の他にも、サウナと冷水プールのようなものがある。

祭神看破の祈り(さいしんかんぱ)

他者の信仰を見極めることができる加護のこと。善神の信仰を偽った人々が、加護により信望を集め、悪事を煽り立てる事例もあるためだ。作中では、灯火の神グレイスフィールはマイナーな神とされており、それを信仰するウィルが「祭神看破の祈り(さいしんかんぱ)」を強いられていた。

目覚めたて(ノービス)

ウィルのような、祝祷に目覚めたばかりの人のこと。

夕の祈り(ゆう)

神官や信徒たちの祈りの習慣であり日課。「白帆の都(ホワイトセイルズ)」にあるような大きな神殿では、薄暗い中に照明が灯される場所で厳粛に行われる。

冒険者

5qkabyyka
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