二転三転するストーリーに気持ちよく騙される映画まとめ!『ゲーム』など

ここでは二転三転するストーリーに見事に騙される快感を味わえる映画をまとめた。『セヴン』で知られるデヴィッド・フィンチャーの『ゲーム』、騙される系映画の金字塔として名高い『ユージュアル・サスペクツ』、コメディに見せかけた推理サスペンス『名探偵登場』などを紹介している。

▼デストラップ~死の罠~

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”謎が謎を呼ぶ緻密な脚本、幾重もの仕掛け、そして大どんでん返しが!”

『ローズマリーの赤ちゃん』『ブラジルから来た少年』などで知られるアイラ・レヴィンの戯曲を、名匠シドニー・ルメット監督、マイケル・ケイン、クリストファー・リーヴ主演により映画化した1982年の作品。落ち目の劇作家が、教え子が書いた戯曲を横取りしようと、彼の殺人計画をたてるが...。

2転3転するストーリー、張り巡らされた幾重もの仕掛け、謎が謎を呼ぶ緻密な脚本、そして誰も予想しなかったであろう、大どんでん返しのラストが!

物語は二転三転と目まぐるしく展開していきます。そういうことだったのかと思ったら、すぐに別の問題が浮上して、新たな殺意が…。

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個々には見所も多くて、ついプッと吹き出してしまうようなユーモアもありましたが、これがあの緊張感あふれる骨太な社会派映画を撮り続けてきたルメット監督の作品だとは思えない"軽さ"が意外!

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どんでん返しが続きすぎて、次は一体何が起こるのか、あれは実はこうで、ああなるんじゃないか…とか、観ている側が先に予想しちゃうんじゃないかと思うくらい、二転三転、四転五転していく。

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▼探偵<スルース>

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”名優2人による饒舌な騙しあいが堪能出来る、推理映画の名作中の名作!”

ジョセフ・L・マンキーウィッツ監督、ローレンス・オリヴィエ、マイケル・ケイン主演による1972年の作品。イギリスの劇作家アンソニー・シェーファーの舞台劇の映画化作品で、2人の名優による騙しあいと、饒舌な舌戦が見ものな作品。人気の推理小説家と、彼の妻浮気相手である美容師が、でっち上げの宝石泥棒計画を実行するが、小説家には別の思惑があった...。

原作の舞台を忠実に映画化した作品で、登場人物2人の舌戦によるスリリングな騙しあいが展開され、あっと驚くエンディングへ...後にリメイクされたが、こちらにもマイケル・ケインが、今度は小説家役で出演している。

『探偵<スルース>』

たった二人の登場人物だけで2時間の間観客を座席に釘付けにすることが出来る映画はそうざらにはないが、「探偵スルース」がまさにそれである。

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どんでん返しに次ぐどんでん返しの連続で、2時間20分を飽きさせないスリラーの傑作。こういう映画の場合、騙されることは快感です。

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二人がみせる凄まじいまでの言葉の応酬。脚本と監督の演出の力もあるだろうけれど、ここで見せる二人の役者の演技。それだけで128分観るものを釘付けにする。

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▼スルース【探偵】

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”名作映画のリメイクは凝縮版!俳優の演技で魅せる騙しあいが見もの!”

アンソニー・シェーファーの戯曲で、1972年にローレンス・オリヴィエとマイケル・ケイン主演で映画化された作品『探偵スルース』を、オリジナルとは逆の役を演じたマイケル・ケインと、ジュード・ロウ主演でリメイクした2007年の映画。推理小説家と、彼の妻浮気相手である売れない俳優が、宝石泥棒をでっち上げて行動に移すが、小説家は俳優に銃口を向け...。

小説家と俳優というふたりの男の壮絶な心理戦と駆け引き、そして騙し合いの応酬による、二転三転するストーリーは秀逸。2時間を超えるオリジナルをコンパクトにまとめ、舌戦よりも俳優の演技で魅せた作品。

『スルース【探偵】』予告編

思いがけないどんでん返しに二度三度と楽しめる。二人はゲーム感覚で応戦しあい、知恵と工夫の出し合いの展開であって観るものの気をもめさせるが...。

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騙しあいをしかけるふたりの言葉の、どこからどこまでが真実、あるいは嘘だったのか。目まぐるしく入れ替わる攻守の立場がそういうことをぼやけさせていきます。

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全ては老作家の邸宅内で起こる出来事なのですが、どのシーンでも緊張感が漂っており、89分の上映時間で気を抜いてみることが出来るシーンは無かったですね。

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▼デビル

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”シャマランが仕掛けたエレベーターという密室で描かれるサスペンス!”

M・ナイト・シャマランが製作に回り、彼のアイデアを若手の映画作家が監督する「ザ・ナイト・クロニクルズ・プロジェクト」の第一弾作品。アメリカの高層ビル内のエレベーターに閉じ込められた5人の男女。普通の事故かと思われたが、エレベーター内では不可解なことが連続して発生し、ひとりまたひとりと死んでいく...そして、乗客の中に悪魔が紛れ込んでいるという事が判明し、一気に緊迫していく...。

小さな密室という、流行のソリッド・シチュエーションを舞台にしたスリラーで、登場人物も多くはない。でも飽きさせない演出と脚本がお見事。80分という小品ではあるが、スリリングな展開で楽しめる作品。

『デビル』予告編

シャマラン作品としては伏線の張り方も丁寧です。オチにも個人的には満足しましたし、ソリッド・シチュエーションの映画としては間違いなく良作です。

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シャマラン的不条理が支配する"逆さまの世界"における正統派スリラーとして、際立つ魅力を放っている。

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要所要所の脅かし具合もツボがわかっていて気持が好いし、テロの時代に対する暴力の連鎖への想いも込められていて、面白いだけじゃなく、ラストは感動すらしてしまったよ。

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