ゲーム(映画) / The Game (1997 film)

ゲーム(映画) / The Game (1997 film)

『ゲーム(原題:The Game)』とは、1997年に公開されたアメリカのサスペンス・スリラー映画である。監督はデヴィッド・フィンチャー。物語はサンフランシスコで投資銀行を経営するニコラス・ヴァン・オートンが、誕生日に弟のコンラッドからCRSという会社が開催する「ゲーム」の招待状を受け取るところから始まる。

ゲーム(映画) / The Game (1997 film)のレビュー・評価・感想

ゲーム(映画) / The Game (1997 film)
6

結局何だったのか。

デヴィット・フィンチャー監督らしい映画でした。すごく緻密で、面白いです。ジャンルはスリラーなのでしょうか。なんだかわからないうちにゲームに巻き込まれてしまった男の話です。それが、ただのプレゼントとしてのやらせゲームなのか、本当に犯罪に巻き込まれているのか、わからずに怖いです。そういうことって、ありえないことのようで、あることかもしれません。ドッキリとかありますし、怖いですよね。私もこの体験をプレゼントしてほしいような、でも怖いから嫌なようなそんな感じです。まあ、私はそれに本当に合格できないとは思いますが…。あれってやっぱりある程度の地位とか金がある人しかできないことかなあって気がします。すごく面白いとは思いますが、長いは長いので中だるみはしていました。あと、ちょっといろんなことが起きすぎかなって気もします。これはもう悪ふざけと言うか、ほんとにただのゲームっぽいというか、もう少し焦点を絞った方が、もしかしてゲームにかこつけて、俺を殺そうとしている?とか思える気がしました。でも、やっぱり、おもしろいし、今でいう脱出ゲームぽいというか、さあここまでたどり着いてごらんなさいって感じがよかったです。

ゲーム(映画) / The Game (1997 film)
10

誰にも予想できない結末が待っています

人気俳優のマイケル・ダグラスとショーン・ペンが出演しています、
タイトルはベタなネーミングで面白くなさそうと思うかもしれませんが、印象に残る場面があります。

大富豪のニコラス(マイケル)が、弟のコンラッド(ショーン)に会員制のクラブを紹介され暇なニコラスは登録に行くが検査の上失格に。しかし、その後から変なことが続きます。急に追いかけられたり、出会う人に顔見て逃げられたり、高級スーツ・靴をボロボロにされたり、タクシー乗って海に落ちたりと、ふんだりけったりに。今までそんな事になった事がないニコラスは、会員制での検査で仕組まれたと思い、急いで帰り会員制クラブに警察引き連れていくがもぬけの殻の状態。精神的にまいったニコラスのさらなる追い打ちが始まります。ある女性に出会うが薬を盛られなぜかメキシコに、怒ったニコラスはもう一度会員制クラブを見に行ったところ今まで出会った人々が談話しており、全部だましていたことが解ったニコラスは激怒し我も忘れて銃撃戦になり、そのまま弟を射殺してしまいます。急に冷静になったニコラスは自分のしたことに後悔し自殺を選びます…だがそこにはマットがあり助かります、弟も生きています、そうなんですすべてがサプライズだったんです、弟からのサプライズパーティでいわゆるドッキリですね、そして次に繋いでいく。で終わりなんですがこれは観る事おすすめします、私が一番好きなシーンはニコラスが中華料理を食べてる際に箸やカップにロゴがあり、ニコラスが社名を書くのは大事だって言うシーンです(映画内容関係ないですが感銘受けました)。

ゲーム(映画) / The Game (1997 film)
9

裏切り

マイケル・ダグラス主演のアメリカ映画。
主演のマイケル・ダグラスにはまり、彼の作品を片っ端からレンタルして出会った最高な作品マイケル・ダグラス以外は顔は見た事あるけど、名前までは判らないと行った程度でした。
私が考えるこの作品の最高の鑑賞方法はズバリ、何の前情報も無いまま観る事です。
だからこれ以上読まないまま観るのも一つの手です。
私も彼が出演しているという情報だけで、作品の内容は知らずに観て衝撃を受けました。
観た記憶を消してもう一度観たい作品です。友達に何かおすすめの映画ない?と聞かれたらとにかく観ろと薦めます。

サスペンス色が全体的に濃く、誰が味方なのか、誰が敵なのか、真実と嘘、といったありがちな展開に行き着きますが、次第に目が離せなくなります。
現在の所このジャンルでこの作品を超える作品には出会ってません。
20年前の古い作品ではありますが、今観ても色褪せることのない素晴らしい作品です。