猟奇的な彼女(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『猟奇的な彼女』とは、ネットで若者を中心に話題となり後に書籍化されベストセラーとなった小説、及びそれを原作とした韓国のロマンティック・コメディ映画である。監督は、クァク・ジェヨン。日本では公開映画館が少なかったが、口コミが話題となり、ヒット作となった。
気弱な大学生キョヌと少々乱暴な彼女とのラブストーリーである。お互いに惹かれあいながらも、2年後に会う約束をし、別れるが、彼女が来ることはない。しかし、最後に運命的な偶然で会うことができ、再び恋が始まる。

高好感度女優 チョン・ジヒョン

彼女役のチョン・ジヒョン。

チョン・ジヒョンは、1981年生まれの韓国の女優である。本名は、ワン・ジヒョンである。世界進出を機に、英語名をGianna Junとしている。韓国で、大変好感度の高い女優として有名である。
モデルとしてデビューした彼女。韓国の電子機器やお茶、ファストフードのCMなど、たくさん出演している。2007年にアジエンスのCMに出演し、日本でも知名度を上げた。

猟奇ブーム

それまで猟奇という言葉は、奇怪なというような意味であったが、映画のヒット以降、いたずらな、かわいいという意味に変わり、大流行した。

チョン・ジヒョンより○○が好きな理由は触れられるから

チョン・ジヒョンは、好感度が高く男性ファンを中心に大変人気があった。
タッチパネル式の携帯電話のCMに出演し、チョン・ジヒョンよりそれが好きな理由は、触れられるからというキャッチコピーが流行した。
それが、話題となり、韓国では、チョン・ジヒョンより○○が好きな理由は、触れられるからと言って、男子が女子に触ろうとする会話が流行した。

日本をはじめ、中国、アメリカなどでもリメイクされた

猟奇的な彼女 in NY

派生作品やドラマが作られたり、日本をはじめ、中国、アメリカなどでもリメイクされた。
日本版テレビドラマでは、草彅剛、田中麗奈らが出演し、連続ドラマとして放送された。演出は、『いま、会いにゆきます』の土井裕泰監督、脚本は、『東京ラブストーリー』の坂元裕二である。

日本でのヒットのきっかけ

『ゆうばり国際ファンタスティック映画祭』で大林宣彦の妻でプロデューサーの大林恭子が本作を見つけ、審査員に見せ、グランプリとなった。これをきっかけに、配給が決まり、映画が公開された。放映された映画館が少なかったこともあり、大ヒットとはならなかったものの、雑誌や口コミで評判が広がり続けた。

猟奇的な彼女の主題歌、挿入歌

主題歌:シン・ソンフン『I believe』

挿入歌:パッヘルベル『カノン』

5ltaranome
5ltaranome
@5ltaranome

目次 - Contents