オレンジスパイニクラブ(オレスパ)の徹底解説まとめ

オレンジスパイニクラブ(オレスパ)とは日本の男性4人組ロックバンドである。2012年オレンジスパイニクラブの前身となるザ・童貞ズとして結成。福島県いわき市を中心に活動を開始。ギターメンバーの脱退やパートチェンジといった紆余曲折を経ながら、2019年にオレンジスパイニクラブにバンド名を改名し現在に至る。改名前から貫かれるパンクロック、繊細な恋愛バラードが彼らの音楽の魅力。ライブでは溢れ出る熱い演奏でオーディエンスを惹きつける。楽曲の1つ「キンモクセイ」がSNSで話題となり彼らの知名度を上げた。

キンモクセイ

オレンジスパイニクラブの代表曲。「やっぱビビッときてるよ」というキャッチーなフレーズが印象的。「握ってたいのはスマホじゃない あんたの右手だ」という歌詞も現代の若者に共感されるゆえんである。この楽曲がオレンジスパイニクラブを認知するきっかけとなることが多い。MVは全体を通して曇り空の中での撮影となっており、彼らのけだるい雰囲気とマッチした作品である。

みょーじ

ライブでも人気の1曲。サビにかけてはスローに進行し、サビで疾走感溢れるテンポに変化する。徐々に高揚感がこみあげてくる構成に多くのファンが魅了されている。歌詞には「君のみょーじが元に戻ったら 鈴木でもいい ありふれてもいい」という部分があり、当楽曲の作詞作曲のスズキナオトの姓が実際に使用されている。MVでは家屋の和室にてメンバー4人が向かい合って演奏しているシーンが不思議で印象に残る。

37.5℃

兄のスズキユウスケ作詞作曲。オレンジスパイニクラブ特有のけだるい雰囲気の楽曲である。サビの終わりの「人生のループにキスをする」の箇所はとても高音で聴きごたえがある。また「世話が焼けるじじぃになっても 世話を焼けるばばぁになってね」という歌詞が特に印象的。MVにはスズキユウスケが登場する。

リンス

弟のスズキナオト作詞作曲。この楽曲もオレンジスパイニクラブらしいけだるい雰囲気漂う楽曲。切ない空気のアルペジオが特徴的。若者の淡い恋愛を巧みに表現しているMVとなっている。特に登場する女学生と男性が夜の学校のプールで泳いでいるシーンが特に頭に残る。

またあとで

兄のスズキユウスケの作詞作曲。ミニアルバム『非日常』リリースツアー「またあとで」のツアー名にもなっている。サビのハイトーンがクセになる1曲。MVは建物の屋上でメンバーが演奏しているシーンと若い男性の日常を描く構成である。屋上でメンバーが演奏しているシーンの空模様は曇っており、「キンモクセイ」のMV同様彼らのけだるい雰囲気に合った作品である。

オレンジスパイニクラブの名言・発言

スズキユウスケ「たとえば「前を向いて生きて行こうぜ!」とか、そういうのはこっぱずかしくなっちゃうんですよね。バイト中に浮かんだり、本を読んで影響を受けたりすることがあります。」

FanplusMsicのインタビューにおける、歌詞はどのように書いているのかという質問に対するスズキユウスケのコメント。彼の恥ずかしがりな性格や、繊細な歌詞が紡ぎだされる過程が分かるコメントである。

スズキナオト「自分が観客の時に「声出せ~!」とか「飛べ!」って言われても、恥ずかしくてできないので、自分たちはなるべく煽らないようにしてます。たぶん煽りに向いてないですね、僕たちは。」

billboard JAPANのインタビューにおいてのスズキナオトのコメント。激しいライブを展開する彼らの素顔がうかがえる発言である。オレンジスパイニクラブのライブは恋愛を歌ったバラードも素晴らしいのだが、結成当時から貫かれるパンクロックも大きな魅力。かき鳴らす爆音にあわせ観客たちがライブハウスを縦に揺らすような激しいライブを行うが、この発言のように観客を煽るようなMCや発言は少ない。

オレンジスパイニクラブの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

ベースのゆっきーは動画編集が得意でMVも手掛けている

ベース担当のゆっきーは動画編集が得意。その特技を活かしMVの編集・編集を手掛けることがある。名義は川井景介。オレンジスパイニクラブの代表曲「キンモクセイ」のMVの監督・編集も務めている。

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