サバイバル(さいとう・たかを)のネタバレ解説・考察まとめ
『サバイバル』とは、原作・原案さいとう・たかを、作画さいとう・プロダクションによるサバイバル・ファンタジー漫画(劇画)作品である。
1976年から1978年にかけて『週刊少年サンデー(小学館)』にて連載されていた。
ある日、突如として世界中に発生した巨大地震を生き残った日本人少年・鈴木サトルが、文明の壊滅した世界で己が生存をかけて抗う姿を描く。
大自然に放り出された人間が、人類原初の生活に戻り、そこから創意工夫と勇気をもって少しずつ元の文明を取り戻そうとしていく様が読者を大いに惹きつける。
気づかれないコラ画像
サトルが家族を思い返しているシーンのコマにおいて、父親の顔が『ゴルゴ13』の主人公・デューク東郷の顔に差し替えられたコラージュ画像が、インターネット上に出回っている。
だが、作業が丁寧なことと、さいとう・たかをの作風自体が登場人物の顔をいくつかのパターンで占めることで量産性を高めた、いわゆる「判子絵」の大御所であることに加え、さいとう作品において「渋さをたたえた大人の男」は、おおよそ似通った顔で描かれるため、原作を読んでいない人間にはそれがコラージュ画像だと気づかれていない。
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目次 - Contents
- 『サバイバル』の概要
- 『サバイバル』のあらすじ・ストーリー
- 物語序盤~大地震の発生とサバイバルの始まり~
- 物語中盤~本州上陸、次々とサトルへ襲いかかる脅威~
- 物語終盤~家族を追ってのサバイバル旅~
- 物語最終盤~父の死去。そして母・姉との再会へ~
- 『サバイバル』の登場人物・キャラクター
- 主人公
- 鈴木サトル
- 島で関わるキャラクターたち
- アキコ
- フライデー
- ネズミ
- 廃墟の東京で関わるキャラクターたち
- 東京で出会った男
- 志賀
- 富士の樹海で関わるキャラクターたち
- シロと母犬
- ウィリアムとロバート
- 富士の樹海脱出後から村の到達までに関わるキャラクターたち
- マリとその父
- インコ
- ゲンと脱獄犯たち
- 辰野
- 東京流民たち
- 小見山博士と瀬川助手
- カラス(カー公)
- 神主が支配する村で関わるキャラクターたち
- 和夫と松じい
- 神主
- さつき
- サブ
- 火守りじい
- 学校廃墟で関わるキャラクターたち
- シゲオとユウジと洋子
- 旅の最後の村で関わるキャラクターたち
- ツネ
- 岩造一家
- その他のキャラクターたち
- 不良の友人
- 鈴木信一郎
- サトルの母と姉
- 『サバイバル』の用語
- DANGER-○
- 地殻変動
- 生きる
- 食料・飲料
- 住居
- イーグルス
- 東京流民
- 『サバイバル』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「これだけが俺の生きていくための"道具"ってわけだ! ……心細いかぎりだけど……たよりにしてるぜ諸君!」
- 「なにが可哀想なものか!! あんただって平気で牛や豚の肉を食べてきたんだろ!?」
- 「これじゃ、コンクリートジャングルどころか……ほんもののジャングルになっちゃったぞ……」
- 「く…………食えねえかな、これ…………」
- 「がんばるんだ! がんばって生き抜くんだ! 希望を持って!! …………」
- 『サバイバル』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- さいとう・たかをの少年漫画(劇画)
- 劇画の技術が漫画へ伝わった時期の主要作品
- ザリガニ食が(なぜか)失明を治す
- ムキムキになったシロ
- 熊殺し超人サトル
- 気づかれないコラ画像