勝生勇利（ユーリ!!! on ICE）の徹底解説・考察まとめ

ピチット・チュラノン

タイの選手で、20歳。チェレスティーノ・チャルディーニコーチに師事している。勇利とは同門で、デトロイトで一緒に練習したリンクメイト兼、元ルームメイト。エンターテイメント性にすぐれたスケーティングが得意。SNSが大好きで、自撮りやスケート選手の写真、勇利・ヴィクトルの写真もよく投稿する。

西郡優子（にしごおりゆうこ）

長谷津のスケートリンク「アイスキャッスルはせつ」で働いている。勇利の幼馴染で、元リンクメイト。幼いころからヴィクトルの大ファンで、勇利と一緒によく雑誌を見たり、ヴィクトルの真似をしてスケートの練習をしていた。グランプリシリーズに出場する勇利を全面的に応援する。

ミナコ

長谷津でバレエ講師をしている。元バレエダンサーで、幼少の勇利にバレエを教えていた。夜はスナックでバイトをしている。ヴィクトルと出会い、スケートに熱心に取り組む勇利の演技指導をしたり、世界各地で行われる競技に赴き、応援したりする。

勝生勇利の名言・名セリフ／名シーン・名場面

「男の僕でも妊娠してしまいそうな程エロス」

「温泉 ON ICE」で、ヴィクトルからはじめて「愛について～エロス～」の振り付けを見せられたときの勇利の台詞。純情でうぶな勇利が、ヴィクトルの演技にあてられていることがよくわかる。

「僕、すっごく美味しいカツ丼になるんでしっかり僕だけを見ててください！約束ですよ」

「温泉 ON ICE」本番で、出番前にリンクサイドでヴィクトルに告げた勇利の台詞。エロス＝カツ丼だとイメージし、演技を作り上げてきた勇利なりの意気込みがうかがえるが、経緯を知らない人間からすれば意味不明な内容となっている。

「今年のグランプリシリーズで僕がテーマにするのは『愛』です」

記者会見で、今シーズンのテーマを発表した際の勇利の台詞。ヴィクトルコーチに会い、強くなった自分をグランプリファイナルの金メダルで証明したいという、強い意欲がうかがえる名言。

勝生勇利の裏話・トリビア・小ネタ／エピソード・逸話

勝生勇利のモデルは町田樹

勇利のモデルは、実在する町田樹選手ではないかといわれている。原案者、久保ミツロウが町田樹選手の大ファンであり、勇利と町田樹選手は実際、経歴や演技内容に関して共通点が多い。たとえば、練習でコンパルソリー（氷上にゆっくり図形を描く）を取り入れる選手は現在すくないが、勇利も町田選手もコンパルソリーをしている。また、憧れのスケート選手に振付をしてもらった点でも、町田選手はスイスのステファン・ランピエール選手から振付をしてもらった。

フリープログラムの曲「YURI on ICE」は難曲

作中で使用されるピアノ曲「YURI on ICE」は人気が高く、ピアノピースとして譜面が販売されている。販売された譜は原曲を忠実に再現しているが、かなりの難曲であり、アップテンポで運指も難しい。ピアノ中級～上級者向けの譜面で、ショパンのエチュードクラスをこなせるレベルであれば無理なく弾ける。