Zedd(ゼッド)とは【徹底解説まとめ】

Zedd(ゼッド)は、音楽プロデューサー、トラックメイカー、作曲家など様々な肩書を持つアーティストであり、DJ。本名はアントン・ザスラフスキ。ロシア生まれのドイツ育ち。彼の音楽ジャンルはエレクトロ・ハウスだが、プログレッシブ・ハウス、ダブステップ、クラシック音楽なども作品に取り入れている。「Clarity」で第56回グラミー賞で最優秀ダンスレコーディング賞を受賞し、アメリカでの知名度が一気に高まった。さらに第61回グラミー賞では、主要2部門(最優秀レコード賞・最優秀楽曲賞)にノミネートされた。

Clarity ft. Foxes

グラミー賞を受賞した楽曲。
この曲も彼らしくボーカルが強調されている。
この曲の歌詞はもともと別の楽曲のものだったのだが、雰囲気にそぐわず試行錯誤した結果この曲がピッタリだった。
ボーカルは作詞を担当し「Spectrum」でもボーカルを担当したMatthew Komaの予定だったが、サビの高音が声域に合わなかった。
その後ボーカル探しは難航。一度はアルバムへの収録を諦めかけた。
しかしたまたま聴いたFoxesの歌に直感が働き、デモを送ってもらい、その結果収録が決定した。

Stay The Night ft. Hayley Williams

Clarityに続くシングル曲。
当時ZeddはまだただのDJだと思われていたため、ボーカル探しに難航していた。
しかしHayleyは彼の音楽を認めていたため、あっさり承諾した。
Zeddは以前からHayleyのファンだったのでコラボできて感激したと語っていた。

Justin Bieber - Beauty And A Beat ft. Nicki Minaj

ZeddがJustin Bieberにプロデュースした4番目のオリジナル楽曲。
Justin Bieberがスタジオに遊びに来ていた時、Zeddの曲を気に入り、歌わせてほしいと頼んだ。
もう一人のボーカルにNicki Minajを勧められ、即決した。

Ariana Grande - Break Free ft. Zedd

日本でも有名な曲。
Zeddがプロデュースした曲で、MVにも出演している。
この曲を作ったはいいが自分のスタイルに合わないと悩んでいたところ、作詞者からAriana Grandeとのコラボを勧められ即決した。
元の曲からキーを少し上げて完成した。

Beautiful Now ft. Jon Bellion

日本では車のCMで有名な曲。
サビに向かっていくにつれて盛り上がっていく感じが気持ちいい。
ザ・EDM。

Zedd, Alessia Cara - Stay

Zedd名義の曲では1番のヒット曲。
当時仕事に疲れ果てたZeddが6週間全ての仕事を休み、その直後に作った楽曲。
その影響かこれまでのZeddらしいテンポのはやいダンス・ミュージックではなく、ゆったりとしたテンポで荘厳な雰囲気に仕上がっている。
Perfumeやきゃりーぱみゅぱみゅの楽曲をプロデュースしている中田ヤスタカによるリミックスもリリースされている。

Zedd, Maren Morris, Grey - The Middle

TikTokで人気の楽曲。
第61回グラミー賞で2部門にノミネートされた。
この曲もオファーが多すぎたためボーカル探しに難航したらしい。
諦めかけていた時Maren Morrisのデモを聴き、決定した。

Find You ft. Matthew Koma, Miriam Bryant

この曲のボーカルもSpectrumでボーカルを務めたMatthew Koma。

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