ヴァンパイア騎士(ナイト)のネタバレ解説・考察まとめ

『ヴァンパイア騎士(ナイト)』とは2005年から2013年まで樋野まつりが『LaLa』で連載していた吸血鬼を題材とした学園ラブストーリー漫画、およびそれを原作としたアニメ作品である。
全寮制の「黒主学園」を舞台に起こる人間と吸血鬼の共生に対する問題や、吸血鬼同士の争い、そして主人公・黒主優姫の秘密や過去が明かされていく。
ゴシック感あふれる世界観に、見目麗しい登場人物、少女漫画ながら悲恋もののため、読んでいて切なくなるが、先の展開が読めず、ハラハラドキドキのストーリーとなっている。

CV:喜多村英梨

人間界で千里と共にモデルの仕事をしている。憧れは千里の母。
普段から千里と共に行動していることが多いため、千里のことを大切している。
貴族吸血鬼としての能力は雷を操ること。
性格はマイペースで、口数は少ない。また他人に自身の考えを読ませない部分があるため、何を考えているのかわからない時もある。

星煉(せいれん)

CV:水野理紗

常に枢のそばに付き従っている無口な少女で枢が呼べばいつでもどこでも現れ、依頼を遂行する。
枢のことを「我が主」と呼び、その忠誠心はとても高く、夜間部の誰よりも枢に忠実。
貴族吸血鬼ではないため、特殊能力は持っていないが、高い身体能力と鍛え抜かれた体が武器。

普通科(デイクラス)

若葉沙頼(わかば さより)

CV:水野理紗

優姫の中等部時代からの親友でルームメイト。優姫からは「頼ちゃん」と呼ばれている。
勘が鋭く、夜間部の詳細は何も知らないものの、自ら距離を取っており、枢のことも嫌っている。
優姫の正体を知った後も、「優姫は優姫」と変わらず受け入れ、友人として気遣った。

影山霞(かげやま かすみ)

CV:松川貴弘

普通科の生徒で、優姫のクラスの委員長。風紀委員でありながら、成績が悪い優姫に目を光らせ、何かというと口出しをしている。
舞踏会では、自身が想いを寄せている瑠佳にダンスの申し込みをするものの玉砕。

新藤撫子(しんどう なでしこ)

CV:藤森多哉

普通科に通う女子生徒。見た目は控えめで大人しそうだが、実際は行動的で、夜間部の登校時の出待ちをしていることもある。聖ショコラトルデーで危うく怪我をするところだったのを零に助けてもらって以来、好意を寄せている。

如月風花(きさらぎ ふうか)

漫画には登場せず、ヴァンパイア騎士の小説「憂氷の罪」のヒロイン。
性格は明るく、枢への憧れから夜間部に潜り込んでしまったところを枢たちに見つかってしまうが、それ以来なぜか藍堂以外の夜間部の面々から好かれ、夜間部に遊びいくようになる。
その正体は元人間の吸血鬼。
黒主学園に入学する前、事故に遭い瀕死の重傷を負ったものの、純血種に助けられたことにより吸血鬼化。本人は事故のことも吸血されたことも記憶から抹消されているため、この事実は知らない。
開発中だった血液錠剤の実験台として夜間部で見守られていた。
しかし、レベル:Eへの進行が進み、ルームメイトへ吸血してしまったことで罪悪感と恐怖に苛まれ、藍堂に殺されることを望み、藍堂の手でこの世を去る。
風花の存在により血液錠剤の開発に成功し、また守護係を設立することとなった。

純血種

玖蘭李土(くらん りど)

CV:新垣樽助

玖蘭家の嫡男で、悠と樹里の実兄の純血種。枢と優姫の叔父にあたり、千里の父、緋桜閑の元許婚でもある。
純血種としての能力は自分の肉体を自在にメタモルフォーゼさせること。
悠と樹里の最初の子供を生贄にし、玖蘭家の始祖である枢を復活させた。10年前に元老院と手を組み、優姫を喰らうべく玖蘭の屋敷を奇襲。卑怯な手とハンター武器を使用して悠を殺害したものの、枢の手によって身体を破壊された。
その後、一条麻遠とハンター協会長によって復活し、再び優姫たちの前に現れる。

玖蘭悠(くらん はるか)

CV:野島裕史

枢と優姫の父親で、樹里の実兄であり夫。李土の実弟の純血種。
純血種としての能力は他人に侵食しメタモルフォーゼさせること。
樹里と共に3000年近くもの時を生きており、樹里を心から愛し、その幸せを味わっていた。
口数が少なく、素直に愛情表現が出来ないことから、若き日の樹里からは非難されることもあり、樹里からの毒舌も優しく受け止めるおおらかな性格を持つ反面、樹里とのあいあい傘を試みるためだけに家中の傘を隠すなどの幼い一面を持つ。
10年前、李土と手を組んだ元老院の吸血鬼たちに襲撃された際に、ハンター武器を身に付けていた李土に殺害される。

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